今わたしたちにできること

新型コロナウイルス(COVID-19)がパンデミックと認定され、私達の「日常」はすっかり覆ってしまいました。私の住んでいるカナダでは2020年3月22日の時点で感染者数は1385人、ブリティッシュコロンビア州(カナダ西海岸)では424人となっています。カリフォルニアのロックダウン(外出禁止令)までは行きませんが、国境は閉鎖され、生活に必要でないビジネスはほぼ全て閉まり、レストランはテイクアウト・配達のみ、美容室やネイルサロンなど濃厚接触するビジネスは閉鎖、学校も無期限で休校になっています。スーパー、薬局などの生活に必要なビジネスは通常どおり営業されていますが、入場制限があり、店の中でもレジに間隔をあけて並ぶよう線が引かれています。

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ブレネー・ブラウンのポッドキャスト&Netflix番組「勇気を出して」

ブレネー・ブラウンのポッドキャスト

全国のブレネー・ブラウンファンのみなさん、こんにちは。(ニュースキャスター風に)

年が明けてすぐに、ブレネーがついにポッドキャストを開始すると発表しました!

「ストーリーテラー研究者」と自称するほど話が上手い人なので、ポッドキャストは彼女にとって最適な媒体だなと思います。

ポッドキャストのタイトルは ”Unlocking Us”。すでにいくつかのエピソードは収録済みのようで、現在の時点では2分ほどの紹介トレイラーを聴くことができるので、興味のある方はぜひ登録を

正式な配信開始はSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)で行うそうで、

3月16日の週に最初のエピソードが配信され、その後毎週水曜日に新エピソードがでるそうです。

このブログでも、各エピソードについて書いていきたいと思っているので、一緒にフォローしていきたいと言う方はぜひ登録を。

話が前後しますが、ブレネー・ブラウンと言えば、Netflixで去年の春リリースされたスペシャル番組 ”Call to Courage”が配信中ですが、まだ感想を書いていませんでした。日本のNetflixでも観れます。日本語タイトルは「ブレネー・ブラウン:勇気を出して」となっています。観ていない方はぜひ。

トレイラーはこちら。

私がブレネーが好きな一番の理由は、彼女の説いている「ヴァルネラビリティ」や「勇気」「自分に属すること」などに共感するだけでなく、彼女自身にとても好感がもてるから。実際に会ったことはないので、本当の彼女を知っているとは言えないと思いますが、ステージ上やTVの画面、インタビューで見る限り、話が本当に面白く、気取らない人のよう。でももちろん聖人ではなく、人についあわせてしまったり、バウンダリーをきちんと設定せずにあとでモヤモヤしたりと、私達が日常生活で経験している失敗を、素直にシェアしてくれる、そんなところも大好きです。

私はこのNetflix番組が配信された時に、もちろんすぐに観ましたが、その後合計3回見返しています。話されている内容は、彼女のこれまでの本、インタビュー、TED Talkを初めとするビデオなどでずっと学んできたことでした。でも、ブレネーは日本でまだあまり知られていないので、これを機会に多くの人に彼女の教えを知って欲しいなと思います。

長年彼女をフォローしてきた私でも知らなかったのは、”Daring Greaty “(邦題:「本当の勇気は、弱さを認めること」)のタイトルにもなっているセオドア・ルーズベルトの「アリーナに立つ人」に出会った経緯。これは初耳だったので非常に興味深かったです。

番組を通して、彼女の研究で浮き上がってきた様々な結果、学びが沢山紹介されています。

例えば、Shame – 恥についても、

女性の恥はボディ・イメージ

男性の恥は「弱いと思われないこと」

とひとことでまとめられています。

彼女の3冊目の本、Rising Strong(邦題:「立て直す力」)でも有名な「私が造り上げているストーリーは。。。」も、本で紹介されているトラビス湖での事件を再度、詳細を交えて話してくれています。ブレネーの夫のスティーブが湖でパニックに陥ったこと、そしてそれを理解できずに勝手にストーリーを造り上げてしまったブレネーの例です。(Rising Strongの感想は、ここに3部に分けて書いています)

そして、彼女の研究の中で最も有名かつ重要な発見。ヴァルネラビリティ(弱さ)を押さえつけないで、見せることが、実は最も勇気あることなのだ、という研究結果。

でもまだ多くの人が自分の弱さを見せたり、心を開いたりするのが怖いと思ってしまうのですね。

ブレネーは

How many of you want love, intimacy, joy in your lives? You can’t have that if you don’t let yourselves be seen.

人生に愛、親密さ、喜びが欲しいと思う人?自分を包み隠さず、さらけださずにそれらを手に入れることはできないんです。

と言っています。

このBe seenというのは本当に和訳が難しい言葉だなと思うのですが、自分を隠さずに、さらけだすといった意味です。

どうしてそんなことしなくちゃいけないの?と思う人もいるでしょう。SNSでもちょっとバズるといわゆるクソリプというものが返って来る時代です。人前に出ていって何の得があるでしょうか?失敗すれば笑われ、間違っていれば罵倒されます。誰にも本当の自分を見せずに、顔出しもせず、匿名で安全に生きていきたい、と思う人がいてもおかしくないと思います。

でもブレネーはそういう生き方をしていては、愛や親密さや喜びは得られない、と言います。

なぜなら、生きること、イコール弱さをさらけだすことだからです。

自分をさらけだすことは怖い。でも、勇気を出して自分をさらけ出したとき(つまり、誰かに告白したり、やりたいことをやったり、自分の意見をはっきり言うとき)にこそ、人は本当に生きている、と実感できると思うのです。

番組の最後では、ブレネーの娘、エレンの水泳の話をしています。どうしても自信がない、怖い、やりたくない水泳のレースを、コーチに命じられたエレン。ブレネーとスティーブは、最悪の場合、名前を呼ばれた時に出ていかない(つまりサボる)という選択肢もあるね、と娘さんと話します。「サボっても良いの?」と聞くエレンに「それはあなたが決めれば良い」と言ったブレネー。

レース当日、エレンはサボらず、レーンに姿を現します。最後尾で、涙まみれで泳ぐエレン。レースが終わり、ブレネーのもとにやってきたエレンは「最悪だった」と泣きながら言います。でも、、、

“But I was brave, and I won.”

と言ったのでした。(ここ何回観ても泣けます。)

人生において、勝利とは必ずしも一番になることではありません。時には、本当に勇気のいることをやる、ということが勝利なんだと学ばされたエピソードでした。

「勇気を出して」観ていない方はぜひチェックしてみて下さい。観た方は、感想をコメントで教えて下さいね。

2020年の3つの言葉

元旦のダラスロードビーチ

*このポストは当サイトが落ちていたため、noteに載せた物を再掲しています。

毎年、年末にその年のまとめを書いているのだが、2019年は書けなかった。なぜなら、サイトが落ちているから。
クリスマスの数日後に気が付き、夫は「ドメインの有効期限が切れたんじゃないの?」というが、ドメインの更新は毎回数ヶ月前からお知らせメールが来る。何の知らせもなしにプッツリ落とされるはずがないと思って色々調べ、一応ドメインのレジストラに連絡は入れてあるのだが、クリスマス・年末年始のホリデーシーズンのため全く返事がない。

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消えたタカタガーデン

タカタガーデン

カナダに住むようになって初めて知ったことの一つに、戦時中の日系カナダ人の強制収容(Internment) があります。

第二次世界大戦時、ビクトリアにはすでに多くの日系人が住んでいました。ロスベイ墓地にも152の日系パイオニアのお墓が残っています。

これらの日系人は二世以降の人達はカナダで産まれ、英語を母国語とし、「日系」ではあるものの、「カナダ人」として生活していました。

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疎外感を感じている人へ

ここ最近、カナダで疎外感を感じている、という人に何度か出会った。慣れない外国に来て、母国語でない言語を話して生活していく大変さは私にもよくわかる。カナダに来たばかりの頃は、大人数での会話に入った時、英語の聞き取りができず「電池切れ」状態になったこともよくあった。

ある人は、カナダで語学学校に通っているけど友達ができない、と言っていた。詳しい話をそれ以上聞かなかったので具体的にどうして友達ができないのかわからなかったけど、日本に帰りたい、と言っていた。

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そしてこれで終わり – Day100

#The100dayproject 4日目

今日でこの毎日ブログを書くのも100日目になった。正直言って、英語と日本語でそれぞれ書いていたのでかなり大変だった。。。。また、ただでさえ時間のない日々、疲れ果ててもう書けない、辞めたいと思ったこともある。

どうせ誰も読んでないし、1日くらいスキップしたって誰も気にしないとも思った。そしてそれは真実だと思う。

でも、自分が気にする。

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私のスーパーパワー -Day 99

#The100dayproject 3日目

私にはスーパーパワーがあって、それは1日に何度も昼寝できることだ。

私は朝型人間なので、大体朝5時か時にはそれより早く起きることもある。家族がまだ寝静まっている早朝は、自分の好きなことができる貴重な時間だ。そしてだいたいこの時間に絵も描いている。

仕事はできるだけ頭が冴えている朝のうちに片付けようと思うのだが、大体10時前後に疲れてくる。そこで昼寝をする。

ベッドに入るか、またはカウチにブランケットを持って横になり、iPhoneのアラームをセットし、通知をオフにする。そして目を閉じる。

実際に眠っている—無意識になっている—時間はきっと15から20分程度だと思う。目が覚めると、大抵の場合、眠りに落ちていたのは一瞬だけのような気がするが、いつもリフレッシュした気分になれる。

今日は2回昼寝をした。息子のラグビーの練習が朝8時からあったので、いつもより早く起きて早く家を出なければならず、9時半にはすでに疲れていた。なので 9:45-10:15まで昼寝。

その後、11時にオットと一緒にワークショップに参加してきた。帰宅したのが12時半で、その後1時から私はビデオカンファレンスがあった。ビデオが終わったあと、また疲れていたが、息子の学校のお迎えのため2時半には家を出ないといけない。そこで1:45から2:20pmまで2回目の昼寝をした。

いちど、この100日書くプロジェクトの途中のある日、ものすごく疲れていて何も書けない、というような日があった。すでにその時点で真夜中近かったのだが、何も書いていなかった。結局、20分ほど昼寝をし、その日のブログを書いて、そのあとぐっすり寝た。

私にとって睡眠とはとても重要なものだ。眠いと、何もできなくなるので、そういうときはすぐに寝るようにしている。

オットもそんな私に慣れて、日中私が昼寝しているときはそっとしておいてくれる。眠いときにすぐに、何度でも昼寝ができる体質で本当に良かったと思う。昼寝は、私にとってコーヒーより効き目がある。

ミスター・ロジャース -Day 98

#The100DayProject 2日目

昨夜、アメリカの子供番組 ”Mister Rogers’ Neighborhood”のホストとして北米では知らない人のいない、フレッド・ロジャースに関するドキュメンタリー、”Won’t You Be My Neighbor?”を見た。 私は宗教を信じないけれど、ミスター・ロジャースは信仰するかのように尊敬している。もう故人だけど、彼ほど「人に親切にしなさい、そしてありのままの自分を愛しなさい」というメッセージを体現した人はいないと思う。

番組を一度も見たことが無い人でも(日本では放送されなかったようだし、このドキュメンタリーも日本語版は出ていないよう)ビデオを見るとすぐにミスター・ロジャースの柔らかい語り口と、どんな子供にも真剣に耳を傾ける様子に、胸を打たれる人が多いのではと思う。彼は本当に特別な人だったのだ。

ドキュメンタリーを見ると、彼は本当に番組に出てくるそのままの人柄で、裏表のない人物だったようだ。黒人差別がまだ酷かった60年代に、黒人の郵便配達人と一緒に子供用プールで足を水につけ涼むシーンなどは、人種差別に対するフレッド・ロジャースの暗黙の声明だったという。愛が全ての根底にあると信じたミスター・ロジャースの人生には、教えられることばかりだ。

詳細はここには書けないが、今日、ある子供が、学校で大人にどんな気持ちにさせられたかを話す場に立ち会った。

ミスター・ロジャースは

“Children have very deep feeling, just the way everybody does(子供だって、大人と同じように深い感情を持っているんです” と言っていた。

私は神学者でも幼児教育の専門家でもないが、フレッド・ロジャースの100分の1でも彼に近づけるよう、みんなに親切に、そして思いやりを持って—

特に子供には—接するように少なくとも努力している。

もしそれが出来ない人は、そして逆に子供に恥をかかせるような人は、教育に関わるべきではないと思う。

母である以前に、私 – Day 97

#The100dayprojectの1日目の絵

これは今までに何度も色々な場所で言ってきたことだけど、私は自分は母である前に女であると思っている。

最近、友情についてよく考える。私の知っている女性は世代に関わらず、みんな忙しい。学校、仕事、恋愛、育児、家族、両親。。。みんな忙しい。

特に私の世代、30代後半から40代後半になると、女友達と遊びに行くような時間はほとんどない。しかもみんな疲れているので、余った時間は全て睡眠や休息にまわしたいというのが本音だろう。

もしそれを聞いて終わってる、と思うあなたはきっと30代以下の方だろう。

私にとって友情とは2ウェイストリート—一方通行でなく、相互に行き来できるものだ。お互いがその友情が長続きするよう努力しないといけない。

世の中には、二つのタイプの女性がいるように思える。ひとつは、自分の時間をすべて家族と過ごしたい女性と、そうでない女性。私は後者だ。

誤解されないように言っておくが、私も自分の家族は愛している。でも時々は自分のためだけのことをしたい。もしくは、友達と過ごしたい。だから私はポッドキャストをしたりものを書いたり絵を描いたりする。これらのものが、私を私にしているものなんだな。

Workin’ MomsというTV番組がどんなに好きかについては以前も書いたが、それはきっと主人公のケイト(演じているのはこの番組のクリエイターでもあるCatherine Reitman)が彼女も母親である以前にケイトだからだと思う。私は彼女にとても共感する。この番組は世の中の私達「ケイト」が感じるジレンマ—良い母親で良い妻でもありたいけれどそれ以前に自分であることをあきらめられない女—というのを上手く表現できているからだと思う。それをあきらめると、自分が自分でなくなってしまうのだ。

これは、家族とずっと時間を過ごしたいと思う女性たちへの当てつけではない(こういう但し書きを書かないといけないのも悲しいが、これまでの経験で学んでいるので)。私はただ、自分が幸せでいるためには自分を大事にしないといけないと言っているだけで、そのことに関しては謝る気もない。ただ、私達の友情が失われていくことがすこし悲しいだけだ。