ハピネス・ジャー(幸せの瓶)の習慣、始めませんか?

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明けましておめでとうございます。2016年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日の昼間は全く大晦日らしくない普通の木曜日として過ごしました。(仕事もあったので)
大晦日(ニューイヤーズイブ)は北米では元旦よりも重要視されていて、着飾ってニューイヤーズイブパーティに行く人も多く、日付が変わる時期に誰と過ごすか、など、少しバレンタインデーのような要素も含んでいます。
私たちはパーティには行かず、大晦日の夜は簡単な年越しそばを食べてから夜9時半の回のスター・ウォーズ「フォースの覚醒」を観てきました。
帰宅したのは日付が変わってからでしたので、毎年恒例になっていハピネス・ジャーを開けることができなかったため、元旦の今日、まだ家族が寝ている時間に一人で静かに去年を振り返りました。

ここで、ハピネス・ジャーって何?という方のために説明。考えてみたら、ブログには書いたことが無かったようです。
ハピネス・ジャー(幸せの瓶)とは、エリザベス・ギルバートのFacebookページで数年前に紹介されていたものです。ちょっと長いですが、ちょうど彼女が今日、Facebookでこの瓶についておさらいポストを投稿していましたので引用します。

HAPPY NEW YEAR…and Happiness Jars!Dear Ones -Those of you who’ve followed this page for years know that I have…

Posted by Elizabeth Gilbert on Friday, January 1, 2016

私も数年前最、ギルバートのFacebookを見てこのRitual(日常的に行う儀式、というと大げさですが、「毎日やること」程度の軽い解釈で良いでしょう)を始めました。彼女のやり方は、毎日、どんなに些細なことでも良いので、幸せを感じたことを紙に書いて(レシートの裏でもなんでも良い)、瓶に入れるというものです。1日1分もかかりません。

多くの彼女のファンや読者が同じようにハピネス・ジャーをやりだして(私もその一人です)、自分の瓶の写真を彼女のFacebookページに投稿するということも増えています。

もちろん、これは実行することが大切なのであって、メモを入れるのは瓶でも箱でもなんでもよく、彼女のFacebookページを見ていると、様々なクリエイティブなバージョンが見れて楽しいものです。

私自身は、大きなガラスの花瓶をデスクの前に置いておいて、何か良いこと、嬉しいことがあったときにメモを書いて、入れています。映画や芝居を見に行った時にはそのパンフレットやチケットを入れたり、友人から届いたカードなどを入れることもあります。ガラスなので、何が入っているのか見えますし、仕事の途中で花瓶に目をやって、思わず癒やされることも多くあります。

そして、1年間溜めたメモを年の終わりに見返すと、その年がなんと素晴らしい年であったか、感謝の気持ちでいっぱいになります。

ギルバートは、この行為を「辛い時に自分を守るためにやっているのでも、辛いことが起こることを否定しているわけでもない」と言っています。どんなにあがいても、辛いことや哀しいことというのは起こるもの。そんなときに、このメモのような日常的な小さな幸せを記録しておくことは、まるで絶望の底にいるような時にでも頑固に、自分の人生には感謝するべきことが沢山あると証明するようなものだと言っています。

私の2015年のハピネス/ジャーには、カードやチケットの半券などとともに、春頃、スランプだった際に励ましてくれた友人達の言葉を書き写したものが入っていました。こういうことって、以外に「喉元過ぎれば」で忘れてしまうことが多いと思うのですが、こうして書き留めておくとやはり感謝の気持ちがわいてきます。

2015年は、あまり沢山のメモを瓶に入れられていませんでしたのでその点は反省です。今年は、できるだけ毎日、何かを瓶に入れられるような年にしたいと思います。