カナダに住むようになって初めて知ったことの一つに、戦時中の日系カナダ人の強制収容(Internment) があります。
第二次世界大戦時、ビクトリアにはすでに多くの日系人が住んでいました。ロスベイ墓地にも152の日系パイオニアのお墓が残っています。
これらの日系人は二世以降の人達はカナダで産まれ、英語を母国語とし、「日系」ではあるものの、「カナダ人」として生活していました。
カナダに住むようになって初めて知ったことの一つに、戦時中の日系カナダ人の強制収容(Internment) があります。
第二次世界大戦時、ビクトリアにはすでに多くの日系人が住んでいました。ロスベイ墓地にも152の日系パイオニアのお墓が残っています。
これらの日系人は二世以降の人達はカナダで産まれ、英語を母国語とし、「日系」ではあるものの、「カナダ人」として生活していました。
昨日は、ビクトリアの日系団体が集まった餅つき会・新年会でした。私はビクトリア日系文化協会という団体に属していますが、この他にも日本友の会、ビクトリアヘリテッジ日本語学校という団体があり、三つの団体で共同で毎年行っているお餅つき会で、夕食はみんなで持ち寄るポットラック形式です。
バンクーバーからは岡井総領事ご夫妻もお越しいただき、お二人ともお着物で華やかさを添えて下さいました。
ウィメンズマーチに参加してきました。
ワシントンDCでのマーチを始め、57カ国、673以上の都市で実施され、100万人以上の参加者があったというデモ行進。カナダでも各都市でマーチが実施されました。
私が参加した、BC(ブリティッシュコロンビア)州ビクトリアでのマーチの様子をレポートします。
日本でもコワーキングスペースというのは珍しくなくなっていると思いますが、ここビクトリアにもいくつかコワーキングスペースがあります。この日は「ビクトリアBCスタートアップ」というミートアップのために、SpaceStationというコワーキングスペースに行ってきました。 場所はダウンタウン中心のLangley Street。1階にはSpaceBarという規模の小さいコワーキングスペースがあるのですが、SpaceStationはもう少しアップスケールな感じで3階にあります。入るとすぐ目にはいるのがこのサイン。 こちらはボードルーム。現在では4つのスタートアップがこのSpaceStation内にオフィスを構えていますが、メンバーになればコワーキングスペースとして個人でも利用できます。定住デスクが欲しい人は月$325からレンタル可能だそうです。 こちらは先日ご紹介したFlytographerのオフィス。左側に見える白いデスク3つほどをレンタルしているそうで、右側のデスクはまた別の会社が使っているそうです。 私は基本的に家で仕事をしているのですが、やはりちょっとした世間話をしたり、コラボしたり、気軽にアイデアを出し合ったりできるオフィススペースというのは気になります。 この日はスタートアップのミートアップだったので、4つのスタートアップの代表に、成長のコツなどについて語ってもらいました。 この電気がなんかイイ感じ。 現在このスペースには急成長中のモバイルゲーム会社も入っているのですが、そのお隣にはなんとビーンバッグチェアを置いた特別ゲームエリアまでありましたw SpaceStationについての詳細はサイトをご覧下さい。 日本語でのお問合せはお気軽に私までどうぞ。
「カナダを自転車で横断した男」と題して英語ブログのほうで安部良さんをご紹介したのは2011年の9月のことです。東日本大震災の後、カナダから応援してくれた人達に感謝する為に、カナダを自転車で横断されました。
それから約2年後、安部さんがまたビクトリアに戻って来てくださいました。
今度は、アメリカ西海岸、サンディエゴから出発し、西海岸を北上してこられました。2011年の大震災の後、カナダの人達にありがとうを伝えたい、と自転車での冒険にでられた安部さんですが、今回は、海岸沿いを北上しながら、どのくらい津波後、がれきなどが漂着しているかも見てみたかったということですが、意外にも、まだ到着していないというところが殆どなのだそうです。
安部さんは2011年のカナダ横断後にニュージーランドと台湾でも自転車で各地を回りながら「日本を応援してくれてありがとう」と伝え続けて来て下さっていますが、やはり台湾ではものすごくサポートが大きかったとのことです。嬉しいですね。
そしてやはりアメリカ西海岸は、日系の人も多いなどということもあり、ニュージーランドよりもサポートが大きかったそうです。
カナダには、バンクーバーをいったん通り抜けてナナイモへ。その後、ナナイモからビクトリアまで南下してこられました。
それにしても安部さん、日焼けがすごい!日焼け止めを塗ると虫が寄ってくるので塗らないそうですが、ほんとに、こげちゃってる感じでした。気をつけて下さいね。。
久しぶりにお会いして、カナダの約2年ぶりの印象などをうかがったあと、今後の夢なども教えて頂きました。
台湾には親日家が多いのは良く知られていますが、本当にいいひとたちに沢山会われたようで、台湾の若い人達を助ける財団を作りたいとのことでした。
日本も震災後二年を過ぎて、まだ課題は山積みですが、日本は全員の足並みが揃うのを待つ傾向があって、いつまで経っても実行に移せないということが多くないですか?等というお話をしました。以前紹介した、東北で自分だけで寄付金集めをして復興の手伝いをしているキャロラインも、「待っていたらいつまでたっても復興は進まない」という意見で自分で活動している人です。自分で、一人で、やる、ということは、団体社会の日本では批判されることなのかも知れませんが、待っていてはいつまでも実行に移せません。
今しか出来ないこと、自分にしか表現できないことというのは絶対にあると思うのです。そして、口先だけじゃなくて、実際になにかやっている人のは本当に少ないと思います。
安部さんはこの数年の自転車の旅をまとめた本を出して、それから財団を始める準備に取りかかられるそうですが、もしこのプロジェクトに賛同いただける方は是非ご連絡下さい。私も応援しています!
ビクトリア、バンクーバーではホームレスの数が他の都市に比べて多いと聞きます。比較的温暖なため、冬を過ごしやすいというのもその理由の一つでしょう。
日本からカナダに来たばかりの人は、ホームレスが多いことにびっくりするようです。大抵の人たちは道ばたに座って物乞いをするか、空き缶を集めてリサイクル場に持って行って小銭をもらったりしています。私などは長年こっちに住んでいるのである意味慣れてしまっていますが。。。大抵のホームレスは人に危害を与えたりしませんが、通常地元の警察官が見回って、問題がないかチェックしています。
ビクトリアにはOur Placeというホームレスや社会的弱者をサポートする施設があり、誰でも無料でそこで提供される食事を食べたり、シャワーやパソコンを使うこともできます。
先々週私はそこで初めて朝食を提供するボランティアをしましたが、みんないわゆる「ストリートピープル」ではあるものの、フレンドリーな人ばかりでした。中には身なりの良い、「ほんとにあなたホームレス?」というような人もいましたが、この不景気の際、みんなそれぞれ事情があるんだなあ、と思わず深く考えてしまいました。私だって、いつこのような施設にお世話になるかわかりません。。。
この日の朝食は、ハム、スクランブルドエッグ、そしてポテト。一見典型的なカナダの朝食のようですが、これはこの日だけの特別な朝食だったのです。友人が「朝食のボランティアをしてくれる人を探している」とFacebookに載せていたのがきっかけで私はボランティアに行ったのですが、実は、この友人、自分の誕生日の記念に、ホームレスの人々の朝食をスポンサーしたのです。私は当日までそのことを知らなかったのでびっくりしたのですが、この施設では、通常配られる朝食はおかゆだけなのだそうです。
Our Placeでは朝食スポンサープログラムというものがあって、一番金額の低いプランが$300で、寄付すると、そのお金でおかゆ、果物とコーヒーというようにホームレスの人達の朝食をスポンサーしてあげられるのです。素敵なアイデアですよね。私の友人は、その中でも一番上の、$450を誕生日のお祝いにプレゼントの代わりに友人に募り、そのお金でスポンサーしたのです。思わず、涙が出そうになりました。
ここでのボランティア体験は私自身とても印象に残り、施設の人に、「是非また何か必要な時は連絡してください」と名刺を渡してきました。朝食のスポンサーは、私もぜひやりたいと思います。
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ビクトリアには、他にもそんなホームレスの人たちを助けようと、フルタイムでサポートする人たちがいます。リチャード・ルブランクもその一人です。
リチャードは、Creating Homefullness Society(ホームレスではなくホームフル)という非営利団体の代表として、彼のオーガニック農園、Woodwynn Farmsにて、ホームレスの人々に住む場所を提供し、さらに農場の仕事を教え、彼らが自立できるようなトレーニングを行っています。
ホームレスの大半は、精神的弱者や、アルコール、ドラッグの中毒に悩まされている人が多いですが、もちろん、農場ではお酒やドラッグを認めていませんし、仲間達と肉体労働をしながら様々な技術を身につけ、社会に貢献できるようになることを応援する素晴らしいアイデアと言えるでしょう。
リチャードは、この農場のシステムをセラピューティックコミュニティと呼んでいます。治療共同体という意味ですが、このシステムは特にイタリアでの高い成功率で知られているそうで、ビクトリアでもこの例にならって行こうと今まさに足を一歩ふみだしたところなのですが。。。
実は、この農園のあるサーニッチ市では、この農場の建築規制が、現在の所、農業のみが許される土地ということになっていて、ここに人を泊まらせることは違法なのだそうです。
農場側はこれは特別なケースだからなんとか規制を変えてもらえるように市に要請しているのですが、近隣の住民から、ホームレスの人たちがくると治安が乱れる、騒音が心配などの理由で反対されています。
このような態度を英語ではNIMBY(Not In My Back Yard-都合の悪いものはよそで対処してくれという態度)と呼びますが、ホームレスを少しでも減らすための素晴らしいアイデアをつぶす、ある意味いじめのようだとして、ビクトリアでも議論が絶えません。
この農場は193エーカー(781 043.29 平方メートル)あり、一番近い隣人は最低でも1キロ離れているので、騒音を心配する必要はありませんし、敷地内ではドラッグやお酒はもちろん禁止で、みんなでお互いを助け合い、肉体労働とカウンセリングなどで自立をめざすプログラムに何故反対する人がいるのか、、、理解に苦しみます。
反対者の理由の中には、規則は規則なのだから、農場も決められたとおりの土地の使用をするべきだというものもありますが、これは個人の土地利用の問題ではなく、非営利団体なのです。
そんな中、Woodwynn Farmsにて、We Believeというファンドレイザーが行われました。バーベキュー、コンサート、子供にはわらで作った迷路など家族で楽しめるイベントでした。
Woodwynn Farmsをサポートしたい方は是非サイトに行って寄付をしてください。毎週土曜日にはファーマーズマーケットも開催されるそうなので、地元の人は是非行ってみてくださいね。
昨日は1日仕事で家にこもっていたので、夜は出かけよう、ということになり、いきつけのVeneto Tapa Loungeに行ってきました。
本日のスペシャルということで、またまたPoutineを食べてしまいました。ここのは、チョリゾソーセージを千切りにしたものが入っていて、結構濃いめのグレービーでした。気持ち塩が効き過ぎかな〜という感じでしたが、美味しかったです。
カクテルはこの店のバーテンダー、ケイティの作、ジェンキンス。バラのつぼみが飾りで載ってます。おすすめ。
このバーはほんといつきてもインテリアが素敵だな〜と思います。スタッフもフレンドリーで親切ですよ。
ビクトリアに来られる際は是非。
ビクトリアという街は人口の割に、ソーシャルメディアが非常にアクティブな街で、ツイッターのオフ会、ツイートアップも頻繁に行なわれています。
私が都合のあう限り出来るだけ参加するようにしているのが、カナダ名物のプーティンを食べるツイートアップの#Pouteamです。プーティンと、teamをかけたネーミングです。面白いでしょう?
プーティンはフライドポテトの上にグレービーとチーズカードをかけて食べるカナダ独特の料理ですが、お察しのとおりカロリーがめちゃめちゃ高く、毎日食べれるものではありません。
私も最初はうわー、何これ?という感じでしたが、慣れるとぺろりと食べれてしまうところが怖い。
この日はCanoe Brewpubにて、自家製ビールで炒めたビーフをのせたプーティンを食べました。ビールのサンプルもサービスしてくれて、大満足。量も多く、大抵の人は半分くらい持って帰っていましたけど。
久しぶりに会う友人や、初めての人も居て、和気あいあいのランチになりました。
いつもツイートアップを計画してくれるTwitter友達のSandiに感謝!
既にバレバレかとは思いますが、30日毎日ブログは挫折しました。
スタートアップのSNS、TicTalkingにてコミュニティマネージャの仕事を仰せつかって以来、毎日があっという間に過ぎ、いとも簡単にワゴンから落ちてしまいました。
【英語豆知識】本当はFall off the Wagonという表現は、アルコールやドラッグなど、止めたい悪い習慣を断ち切れずに、再度手をだしてしまうという意味です。
面白いのが、Bandwagonというと、全く違う意味で、流行っているものや世論に、証拠も無いのに賛成してしまうこと、してしまう人が増える現象。どちらもワゴンを使った表現なので、時々ごっちゃになってしまう私。【/英語豆知識終わり】
でも30日毎日ブログを続けるぞ、という約束が果たせなくて申し訳ないとはおもいつつ、そのことで自分をbeat upするのはまた健康的でないと思うので、気を取り直してまたできる時にブログを続けていこうと思っています。
さて今日はカナダデイ。カナダのお誕生日という言い方を良くされますが、1867年に当時イギリスの植民地だったカナダが統一され、カナダという国になったことを記念した祝日で、毎年必ず7月1日です。2012年の今年は、カナダの145年めの誕生日だそう。145という数字ではっと気がついたのが、今年は私の住むビクトリアの150周年目だそうで、カナダよりも5歳年上なんですね。
毎年カナダデイには湖こコテージに遊びに行ったり、裏庭でBBQしたり、のんびり家族と過ごす人が多いです。ダウンタウンでは、赤と白の服をまとった(フェイスペイントした人も多い)家族連れや若者で賑わい、野外コンサートなどを楽しみます。州議事堂の前でLiving Flagを作るそうで、赤と白の服を着て集まるようにというイベントの招待状がFacebookで送られてきていました。私も、あとでダウンタウンに繰り出してみようと思います。
Happy Birthday Canada! You don’t look a day older than 140!
昨日に引き続き、エリザベス女王の即位60周年に関した話題です。
ビクトリアのエンプレスホテルと言えば、アフタヌーンティーで有名な一流ホテルですが、今年はエリザベス女王の即位60周年を記念して、6月を「ダイアモンド・ジュビリー・マンス」と名付けて様々な王室にちなんだイベント(ドッグショーなど)が予定されています。
今日はこのエンプレスでエリザベス女王即位60年を記念した特別なロイヤル・ティーを頂いてきました。
エンプレスホテルではミツバチを養殖していて、ここでじかに蜂蜜を収穫しています。
エンプレスホテル総料理長のカマル・シルバ シェフが、実際に蜂の巣を選んでキッチンに運びます。
エンプレスホテルでは去年からハチの養殖をはじめ、取れた蜂蜜をペストリー、アフタヌーンティーなどに使用しており、またギフトショップで蜂蜜を購入することもできます。
そしてティールームにてアフタヌーンティー。子供向けにはプリンスとプリンセスの為のティーというのもあるんですね。かわいいでしょう?息子は大喜びでした。
私たち大人向けのはこちら。
いろんな種類のサンドウィッチ、スコーンそしてお菓子が出てきます。紅茶の種類も好みによって選べますよ。
これだけで普通はお腹いっぱいになってしまうのですが、ロイヤル・ティーにはさらに続きがあります。
3種類のチーズにポートワインが出され、シルバ総料理長みずからテーブルに蜂の巣を持ってきて、そこからじかに蜂蜜をサーブしてくれます。
このチーズと蜂蜜の組み合わせがまた絶品でした。(写真は蜂蜜をかける前のものです)
ロイヤル・ティーは2012年6月2かから8月31日までの期間限定です。お見逃しなく。
料金、その他のダイアモンド・ジュビリー・マンスのイベントの詳細は フェアモント・エンプレスのウェブサイトをご覧ください。