ブレネー・ブラウンの教えを実践していくBrave Culture Makers受付開始

先日お知らせしたとおり、2024年4月から、ブレネー・ブラウンの教えを生活に生かしていく練習をするための8週間プログラム、Brave Culture Makers を開始します。

ブレネー・ブラウンの本を読むようになって、10年ちょっと。

日本に蔓延するShame文化を変えたいと、ずっと思っていました。たとえば、人の噂話ばかりする文化が蔓延している会社や学校。営業成績を何かと持ち出す上司。間違いを犯すのが怖いため新しいことに何も挑戦できない子供。年収や学校の知名度ばかりに固執しているのに、本当に思っていることを打ち明けられない文化。

これまでにブッククラブに参加してくださった方は、私が何度も言うのを聞いたことがあるかと思いますが、この文化は100年くらい経たないと変わらないと思います。でも、ブッククラブに参加してくださっている方がそれぞれの身の回りで、それを草の根レベルで行動することで、文化を変えることができると私は信じています。

その練習をするのが、Brave Culture Makersプログラムです。

8週間に渡り、さまざまなトピックでブレネーの教えをおさらいし、ディスカッションをしていきます。

それぞれの週のトピックは以下です。(若干変更になる可能性があります):

  1. Shame
  2. 信頼
  3. ヴァルネラビリティ
  4. エンパシー
  5. 期待
  6. 価値観
  7. 完璧主義
  8. Belonging(帰属)

毎週、各セッションの前にディスカッションのヒントになるような簡単な質問を送ります。各セッションはいま感じている感情を二つの言葉でシェアする2-Word Check-inから始まります。

その後ブレネーがその週のトピックについてどう書いているかを簡単に説明し、その後はディスカッションです。それぞれの問題をシェアしながら、どうやったら勇気ある文化を作っていけるかを一緒に考えて行きましょう。

どういう人に向いているか

このプログラムでは、ブレネーの言っていることを理解してそれだけで満足するのではなく、あなた自身の生活にて実践する人を増やしていくのが目的です。なので、毎週「このあいだのやつ、実践できた?」と聞くことになります。

誰が実践できて誰が実践できなかったかを記録したり、また実践できなかった人を責めるなどということはしませんが、「今週はできなかったけど次回はがんばる」と思える人を募集しています。また、ほんとうの自分って誰だろう?という好奇心のある方、心からの生き方がしたい人、違和感をそのままにしない人、感情について正直な話をしたい人、そして属している組織での文化を変えたい人におすすめです。

どういう人に向いていないか

3回以上欠席することがわかっている

これも、毎回100%の出席率の人しか応募するなと言っているわけではありません(それは完璧主義に当たるので、私がやろうとしていることの正反対になります)でも、限られたスペースを有効に割り当てるため、あらかじめ欠席が多くなるとわかっている方はご遠慮ください。

実践する気、ディスカッションに参加する気のない人

今回のプログラムは、これまでのブッククラブと違い、実際に行動することを求められます。また、あなた自身の体験をシェアすることが奨励されます(強制はありません)。そういったことが面倒くさいと感じる方には向いていないと思います。人生は「めんどくささとの戦い」だと私は思っています。このセッションでは、感情について話したり、わからないことをわからないと言うなど、「めんどうくさいこと」をあえてたくさんやっていきます。そういったことが苦手な方、自分の感情について話すのが嫌な方は、向いていないと思います。

このプログラムでは「できないこと」について責めることは一切ありませんが、「努力しないこと」については厳しいですので、愚痴だけ話したい、という方も向いていないと思います。

プログラム開始日 

北米時間 2024年4月6日 6:00PM-7:15PM PDT(このプログラムが開始する頃には北米はサマータイムに入っていますので時間にご注意を)

日本時間 2024年4月7日日曜日 10:00AM-11:15AM

8週間

定員:20名

料金:$168

毎回のセッションは録画されますので後で観ることができます。

すべて日本語で行いますので英語でブレネーの本を読む必要はありません。

注意事項

今回のプログラムは、必ずしも先着順で参加が決まるわけではありませんのでご了承ください。

毎週、その週のトピックに関連してブレネーが書いていることをセッションの最初に解説しますので今までブッククラブに参加したことない方でも参加は歓迎です。

参加希望の方は、こちらのフォームにご記入ください。 参加が確定した方には、追ってメールをお送りします。

定員になり次第受付を終了します。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

2024年4月から、ブレネー・ブラウンの教えを生活に生かしていくためのセッションを始めます。

4月から、ブレネー・ブラウンの教えを生活に生かしていく練習をするためにBrave Culture Makers セッションを開始します。

2020年からやって来ているブレネー・ブラウン ブッククラブ。週に一回Zoomで集まって、彼女の本を一章ずつ読んでいくこのブッククラブでは、ブレネーの本に出てくる、「ヴァルネラビリティ」や「Shame」、「完璧主義」「期待」「バウンダリー」などの様々なトピックについて学び、ディスカッションを繰り返してきました。

最初は緊張する人も多いですが、そのうちお互いの生活や抱えている問題や悩みを知るようになると、本当の気持ちを話すことのできる安全なスペースになっていったと思います。これまで参加してくださったたくさんの皆さんの感想の中で一番多かったのが「こういうことを話せるスペースがが他にない」ということでした。

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2024年の3つの言葉

年が明けて4日経ちました。まだ、2024年というのに慣れませんね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

日本は元旦から悲しいニュースが続いています。被害に遭われたみなさまが一刻も早く安心して生活できるようになることをお祈りしています。

前回の投稿(2023年を振り返る)に書きましたが、大晦日にはハピネスジャーを開け、2023年の嬉しいことを再確認しました。

今年は初めて、ビクトリア空港近くの港からWater Taxiを使って15分の島にある神明神社に初詣に行ってきました。 

その間、ずっと2024年の3つの言葉を考えていました。

毎年フォーカスする3つの言葉を選ぶという年に一度の儀式は友人クリス・ブローガンの勧めで少なくとも2015年くらいからやっています。これまでの3つの言葉は以下です:

2015: Create, Compassion, Cooking

2016: Curiosity, Courage, Believe

2017: Faith, Create, Joy(この年は3つ目の言葉を後で変えたのでした)

2018: Move, Story, Communicate

2019: Listen, Ask, Do

2020: Continue, Commit, Clear

2021: Space, Raise, Feel

2022: Real, Stay, Trust

2023: Reach, Assert, Space

今年は、最初の一つは比較的すぐに決まったのですが、残りの2つは少し時間がかかりました。こういうのは、考えすぎるのもよくないですが、「これにした方がよさそう」と周りの反応などを考えるのもよくないと思うので、自分で「これだ!」とピンと来るものが降りてくるまで、少し時間がかかりました。

その結果、いつもなら元日に発表する3つの言葉ですが、今年は数日遅れて発表することになりました。

それでは今年の3つの言葉です:

Ask

これは比較的早くからピンときていました。2019年にも一度選んでいる言葉です。

このAskにはQuestionー疑問を呈すること、それって本当にそう? と尋ねること、見せられているものは本物なのか考えること、また自分はどう感じている?と自問することなども含まれていますが、それと同時にAsk for helpー助けを求めること、自分に必要なものを請うこと、などのリマインダも含まれています。

Choice

しばらく時間がたって降りてきたのがChoiceです。今、断捨離にハマっていて、とにかく身を軽くしたい、できるだけ少ないものに囲まれて生活したいという気分が高まっています。なので最初はそれこそDeclutterなど、そのままの単語を考えていたのですが、これは昨年選んだSpaceと関連ある意味で、余裕をつくること、そのために時間やスペースを作ること、そしてそのためには何が必要で何が必要ないのか選択すること、何にイエスといって何にノーというのかを選ばなければいけないという意味でChoiceにしました。 そして、私たちは常に何かを選んでいるし(その中には「何もしない」ことを無意識に選んでいることもあるでしょう)、友人がもう何年も前に言ったことで今でも覚えているフレーズYou always have a choiceから、どんなときでも選択肢はあるというリマインダでもあります。

Playful

これは一番最後に決まりました。単に「遊ぶ」という意味のPlayではなく、Playful。私は遊ぶことにはリマインダは必要ないのですが、Playfulというと「遊び好きな」とか「おどけた」と言った意味になります。バケーションを取るとか、仕事ばかりしすぎず趣味にも力を入れる、という意味ではなく、例えば初対面の人と話すときに、もう少し余裕を持ちたいという意味であえてPlayfulにしてしました。真面目に仕事をすることも大事ですが、あまり真面目になりすぎず、常にどこかに遊びの精神を持ちたいなというところから選びました。

これからこの3つの言葉をオフィスのデスクに貼って1年を過ごします。

また、私は夢というものは人に言わないといけないと思っているので、Facebookに投稿した、今年やりたいことも、ここに載せることにします。

  • 私はセットが大好きなので、今年ももっと文化コンサルタントや通訳として映画やTVの仕事がしたいです。
  • 映画やTVだけでなく、書籍の文化コンサルやセンシティビティリーダーの仕事も楽しいので、もっとやりたいですね。
  • 去年ローンチした英語ポッドキャストDual Perspectivesをもっと配信したい。
  • 今年はもう一つ日本語のポッドキャストをローンチし、春には新しいプログラムを、そしてうまくいけば夏にはリトリートを開催したいと思っています。
  • 今年は愛する人たちともっとたくさん時間を過ごしたいです。お茶、ランチ、散歩、ただのハングアウト、ディナーなどたくさん行きたいです。

今年は元旦に神明神社で「凶」のおみくじを引いてしまったのですが、すぐに、「これって今年めっちゃいい年になるってことだな」とピンと来ました。今年はとても運が強いと感じているので2024年が楽しみです。

そしてまた年末には振り返りをします。

3つの言葉を決めた、という方はぜひコメントかメッセージで教えてくださいね。

2023年を振り返る

2023年は社会的にはとても不安定で悲しいことがたくさん起こった年でしたが、個人的にはとても良い年になりました。

2023年最後の日に、簡単な振り返りをしたいと思います。

1. 人とのつながり

パンデミックが落ち着き、人が移動することが増えたのに伴い私の仕事も増え、今年はバンクーバー、トロントには2回、そして秋にはウィスラーとウィニペグにも行くことができ、そこで出会えた人たち、再会できた友人たちに感謝しています。

ブレネー・ブラウンが「人間というものはつながりがないと生きていけない生き物なのだ」と言っていますが、本当にそうですね。私は人に会い、話し、つながりを感じる度に本当に生きていると感じます。

2. 根拠のある自信

今年学んだことの中で一番大きかったことは、自分を信じること。それも、ただ信じるのではなく、「本当に」自分にはできると自分を信頼することです。ブレネー・ブラウンの本の中にGrounded Confidenceというフレーズが出ていきます。これは「根拠のある自信」と私は訳しています。私にはできる、私にはこの仕事をする価値がある、と繰り返しマントラのように言うことは、自信がない最初の時期には有効だと思います。この時はまだ「根拠のない自信」ということになると思います。英語でいうFake it until you make itに近い感じでしょうか。でも、それを続けていくと、少しづつできることが増えてきて、それまで夢のように思えていた目標が「え、ちょっと待って、これ私できるようになってるじゃん」と思える時が来ます。今年は、そういったいわゆる「レベルアップ」を密かにした年でした。

3. 人それぞれの現実

今年は、「人はそれぞれ見えている現実が違うのだ」ということを痛感した年でした。私にも普通のことで、友達にも普通のことが、別の人にとっては非常識ということがあり、最初は戸惑いましたが、やはり、ブレネーの本を読んでいたおかげで、「あ、私は今ヴァルネラビリティを感じているな」とか「今Shameを感じているな」と自覚でき、そして「本当に私は恥ずかしい人間なのか?」とリアリティチェックをすることができました。そのおかげで、こじらせることなく、今は「今年はあんなこともあったね」と思えることに本当に感謝しています。

4. ポッドキャスト&ニュースレター

2023年やりたかったことは、「英語のポッドキャストを再開する」ことで、これはなんとか今年の後半に達成することができました。2024年も引き続き細々と続けていこうと思っています。

はみライポッドキャストはシーズン6に入り、時々休んだりしながらこちらも無理をせず続けていく予定です。

そして、2024年には、日本語のポッドキャストをもう一つ始めたいと考えています。

発信という意味では、今年はほとんどの発信をポッドキャストとSubstackでやっているニュースレターでやり、このブログはあまり更新していません。ニュースレターには毎週の日記的なコンテンツや、私が観たもの、読んだものなどのメモを書いていますのでよければぜひご登録ください。

先ほど、毎年恒例になっているハピネスジャーを開けました。すっかり忘れていたこともあり、毎年のことですが心がほかほかと温まるトラディションです。今年は2月に毎日お手紙を書くというチャレンジをやったため、期待はしていなかったのですがたくさんの方がお返事をくださり、そういったものもハピネスジャーに入れていきました。

今年の私の3つの言葉はReach, Assert, そしてSpaceでした。人に手を差し伸べて積極的につながる努力をすること、アサーティブに行動すること、そして休息など、余裕の持てる「間(スペース)」をつくること。パソコンにこの3つの言葉を貼っていたのでいいリマインダになりました。

2024年の3つの言葉は今まだ考えているところで、年明けに発表します。

最後に、沢山観たTV・映画の中から私のなかのトップ10を記録しておきます。(あくまで私が今年観た作品で、必ずしも今年発表された作品ではありません)

TVドラマ:

  1. Reservation Dogs S3
  2. The Last of Us S1
  3. Shrinking S1
  4. The Bear S2
  5. Successin S4
  6. Sex Education S4
  7. Somebody Somewhere S2
  8. The Curse S1
  9. Mandalorian S3
  10. Beef

映画:

  1. The Whale ザ・ホエール
  2. Women Talking ウーマン・トーキング 私たちの選択
  3. The Boy and the Heron 君たちはどう生きるか
  4. Monster 怪物 
  5. TAR TAR/ター
  6. Leave the World Behind 終わらない週末
  7. NYAD
  8. Barbie  バービー
  9. Saltburn
  10. Air

今年も1年おつきあいいただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

最後のブレネー・ブラウン ブッククラブ受付開始

【2023年11月7日追記】定員に達したため受付を終了しました。お問い合わせはメールでどうぞ。

2020年からずっと続いているブレネー・ブラウン ブッククラブ、もう3巡くらいブレネーの本を一通り読んできたので、12月のブッククラブでひとまず最後にしたいと思います。ひょっとしたら、来年後半以降にまたやるかもしれませんが、とりあえず、ここでひと段落させる予定です。
毎週1章ずつ読んで、(時には読む時間がなくても)集まり、その時の感情をみんなでシェアして、本の説明をして、その後の時間はその週読んだ章の感想やコメントをみんなでシェアしていくブッククラブ。最後の本は、ブレネーの最新の本(2021年11月発行)のAtlas of the Heartです。
どんな本なのか、一言でいうと、これは、「感情」についての本です。

初めてこの本を読んだ時のブログからの抜粋です:

ブッククラブをやったり、ポッドキャストやClubhouseで「ヴァルネラビリティ」や「心からの生き方「や「バウンダリー(境界線)」などについて話している時、本当に良く出てくるコメントが「ブレネーの本を読んで、こういうときに話せるボキャブラリーができた」と言うことです。ヴァルネラビリティなんて、日本語ではまだまだ浸透していない言葉ですが、説明を聞けば、ああ!とみなさん分かってくれると思います。他にも、信頼についてとか、他人に対して最も寛容な推測をすること、感情について話すことなど、説明を聞いて、みんなと話すことで、こういった心のトピックについて話す語彙が身についてきます。

前回この本を読んだのは、2022年の3月です。その時のブログにはこう書いています:
2021年12月からこの本を読んでみて、まさにこの本はそれぞれの感情・体験の定義をきちんと理解し、日常生活で正しく使うための辞書のような本だとわかりました。例えば、OverwhelmedとStressedの違いはわかりますか?EnviousとJealousの違いは?

ブレネーはこの20年くらいずっと、感情についてしっかり話すことの大切さを訴えてきていました。私たち人間にとって、思考、感情そして行動というのは3本足の椅子のようなもので、このどれか一つが欠けてもバランスを取ることはできません。感情をきちんと理解し、自分が感じているのはどの感情なのか、そしてそれに名前をつけることで、初めて人に伝えることができるのです。

「心の地図帳」というタイトルのこの本では、87の感情を似たようなグループでまとめて紹介しています。感情について話すことが極端に少ない日本で、この本を読むことで、少しずつでも感情の話をすることを普通化していけたらいいなと思っています。

日本時間の日曜日朝10時、北米西海岸時間では土曜日の夕方5時からです。(サマータイムが終わったので、北米のみなさんにとってはこれまでのブッククラブより開始時間が1時間早まりますのでご注意ください)

週に1章ずつ読んでいきます。読んでいなくても参加OKです。「読んでいないので参加できない」などという完璧主義はこのブッククラブでは必要ありません。

[開始日]日本時間2023年12月3日(日)10:00AM-/北米時間12月2日(土)5:00PM PST

13週間(来年の3月くらいまで続きます。12月23日の週はお休みにします)

毎週1回Zoomにて

[注意事項]
  • お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます。(Facebookアカウントをお持ちでなくてもブッククラブには参加できます)
  • 参加できない回があっても、録画しますので後で観ることができます。
  • 日本在住の方は書籍が手元に届くまで若干時間がかかるかも知れませんのでお早めにご注文ください。電子書籍、もしくはブレネー本人が読むオーディオブックでも読めますが、紙版はフルカラーで沢山写真やイラストが載っている美しい本ですのでおすすめです。
  • 英語の本ですので、基本的に英語を読める方むけのブッククラブです。日本語訳はまだでていません。ただ、DeepLやChatGPTなどを使って翻訳して読むこともできるとは思います。ディスカッションは日本語でやります。
[参加費]

$50 

お申し込み後、お支払い方法の載った自動メールが届きますので、届かない場合はスパムフォルダをチェックしてください。

すでに半分くらい席が埋まっています。お申し込みをされても、お支払いを確認した時点で正式に参加としてカウントしますのでご了承ください。

[定員]

20人程度

定員になり次第締め切らせていただきます。

勇気のあるリーダーになるには?ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年9月受付開始

ブレネー・ブラウン ブッククラブ、一応、ひととおりブレネーの本を読み通したら2023年で終わりかなと思っているのですが、残すところあと2冊になりました。
今(2023年7月)、ブッククラブではBraving the Wildernessを読んでいますが、この本ももうすぐ終わりです。9月からは、Dare to Leadを読みます。この本は、リーダーシップに関する本です。

ブレネーによるリーダーの定義は:

A leader is anyone who takes responsibility for finding the potential in people and processes and has the courage to develop that potential.

リーダーとは、人やプロセスの可能性を見出すことに責任を持ち、その可能性を発展させる勇気を持った人

と言うことになっています。会社や社会での役職や肩書きに関係なく、誰でもリーダーになれるとブレネーは書いています。

この本では、これまでの彼女の本のまとめ的に、ヴァルネラビリティについて、ヴァルネラビリティを避けるために私達が使う防具(Armour)について、Shame(恥)エンパシーについておさらいします。また価値感について、そして信頼についても学んでいきます。

ポッドキャストやブッククラブでも何度も話していることですが、Shameを使った教育やマネジメントが蔓延する社会を変えていくには、部署やクラブ、学校などの自分の属する団体・組織でその文化を変えていこうという勇気のあるリーダーが必要不可欠です。この本は、そんなリーダーを育てるための本です。

ブッククラブで聞くお悩みで本当に多いのが、会社での人間関係です。上司や同僚との関係で、または会社のやり方に憤っている方も多いようで、その多くが、その会社/組織の文化(カルチャー)に原因があることが多いです。残業をするのが当たり前、男性が産休を取らないのが当たり前という文化の組織を、どう変えていくか?それとも、仕方がない、と諦めるか?

カルチャーを変えるリーダーになるには、勇気が必要です。この本ではそんな勇気のあるリーダーシップについて学んでいきます。

この本はDaring Greatly(「本当の勇気は弱さを認めること」)Rising Strong(「立て直す力」)のような日本語版が出ていませんが、DeepLやChatGPTなどを使って翻訳して読むことも不可能ではないのではと思います。

開始日:日本時間2023年9月3日(日)10:00-11:15AM /北米時間2023年9月2日(土)6:00-7:15 PM PST 10週間のプログラムです。
参加方法:毎週1回Zoomにて(Zoomのリンクは登録後メールで送られてきます)
注意事項: お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます
参加できない回があっても、録画しますので、後で観ることができます。 参加費:$45

Dare to Leadの次、最後の本は、Atlas of the Heartを読む予定です。

お申し込みはこちらからどうぞ

「自分軸で生きる」とはどういうことか?ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年7月開始

2023年7月のブレネー・ブラウン ブッククラブ

2020年からやっているブレネー・ブラウン ブッククラブ、気がつけば3年目に突入しています。

2022年の年末で彼女の本は一通り全て読み終え、2023年1月からはまた新たに彼女の初期の本から順番にブッククラブで読んで行っています。4月から読んできていたRising Strong(邦題「立て直す力」)が来週で終わるため、次に読む本の紹介をしたいと思います。

Daring Greatly, Rising Strong, Braving the Wildernessはブレネー・ブラウンの初期の3部作と言え、Daring Greatlyでは、「勇気を出し、ヴァルネラビリティをしっかり受け止めて、『アリーナ』に出よう」、という内容でした。今回読んでいたRising Strongでは、「勇気を出してアリーナに出て行ったあと失敗したら、転んだら、どうやって立ち上がるか?」という本でした。そして7月からは、3部作の最後の本、Braving the Wildernessを読んでいきます。この本は、Belonging、つまに何かに属するとはどういうことか?簡単に言うなら、「他人軸じゃなくて自分軸で生きるとはどういうことか」についての本で、私にとってRising Strongと同じくらい好きな本です。

ブッククラブの開始日は日本時間7月2日(日)朝10時からです。北米にお住まいの方は7月1日(土)の夜6時(PDT)になります。(東海岸の方は夜9時から)週一回、1時間15分程度のZoomで、7週間のブッククラブです。毎週録画しますので、参加出来ない週があっても後日、録画をメンバーのみ公開のリストで観ることができます。

ブッククラブの連絡事項やディスカッションは、非公開のFacebook Groupを使って行います。

毎週一章ずつ読み進めていきますが、忙しくて読めなくてもディスカッションに参加しに来てくださって全く問題ありません。忙しいから毎週ちゃんと読めなかったらどうしようという完璧主義はこのブッククラブには必要ありません。この会はただ本を読んでいくだけのブッククラブではなく、参加者全員が自己開示をしていく、グループセラピーのようなもの(あくまで「ようなもの」で、本当のセラピーではありませんのでご了承ください)とお考えください。

前回のブッククラブから、1時間15分程度に時間を延長したところ、ディスカッションが活発になってとても良かったと思っています。1時間半くらい話していることもあります。もちろん、次の予定がある方はいつでも退室していただいて構いません。

この本は、残念ながら日本語訳が出ていないので、基本英語で読める人向けですが、DeepLやChatGPTと電子書籍を併せて使えば、日本語に訳して読んでいくことも難しくないのでは?と思っています。

よくある質問:

ーオーディオブックや電子書籍でも大丈夫ですか?

問題ありませんが、私は紙版の本を使っていますので、ページ数がずれる可能性があります。

ー参加できない週があるのですが?

毎週録画したものをメンバー限定のチャンネルにアップしますのでそれを観ていただけます。

ーFacebookを使っていないのですが参加できますか?

もちろんです。

ー男性ですが参加できますか?

もちろんです。性別に関係なくどなたでもご参加いただけます。

定員は25名、参加費は$45です。お申し込み後、自動でメールが届きますので、そのメールに返信してPayPal用のメールアドレスを教えてください。こちらからリクエストを送らせていただきます。

お申し込みはこちらから

勇気を出してアリーナに出て失敗したらどうするか? ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年4月受付開始

Rising Strong 2023年4月開始

2020年からやっているブレネー・ブラウン ブッククラブ、2022年の年末で彼女の本は一通り全て読み終えました。2023年1月からは、ブレネーの本の中でも特に大切な3部作の最初の本、Daring Greatly(邦題「本当の勇気は弱さを認めること」)を読んでいます。このブッククラブも3月で終わるので、次のブッククラブの募集を開始します。次に読むのは、3部作の2作目、Rising Strongです。

この本は、日本語では「立て直す力」という邦題で出版されています。

Daring Greatlyでは、勇気を出し、ヴァルネラビリティをしっかり受け止めて、「アリーナ」に出よう、という内容でした。この次の本、Rising Strongでは、勇気を出してアリーナに出て行き、感情をさらけ出したあと、失敗したら、転んだら、どうやって立ち上がるか?という本です。Rising Strongに関しては、こちらに詳しく内容を書いています。彼女の本の中でも私も特に好きな本です。この本から学んだことはたくさんあります。

ブッククラブの開始日は日本時間4月2日(日)朝10時からです。北米にお住まいの方は4月1日(土)の夜6時(PDT)になります。(東海岸の方は夜9時から)週一回、1時間ちょっとのZoomです。毎週録画しますので、参加出来ない週があっても後日、録画をメンバーのみ公開のリストで観ることができます。

ブッククラブの連絡事項やディスカッションは、非公開のFacebook Groupを使って行います。

これまで基本的にブレネー・ブラウン ブッククラブは英語で原書を読める人のみが参加してきていましたが、ブレネー・ブラウンの本は今の日本人に本当に読んでほしい本だと思っているので、今回から、英語版を読んでいない・読めない人でも、翻訳版を読んでいる方なら参加を歓迎しますただ、毎週のブッククラブでは日本語版を読むことはありませんし、基本は英語版に書かれていることを中心にして進めていきますのでご了承ください。少しでも英語が読める方は英語版を購入されることをお勧めします。

毎週一章ずつ読み進めていきますが、忙しくて読めなくてもディスカッションに参加しに来てくださって全く問題ありません。忙しいから毎週ちゃんと読めなかったらどうしよう、などという完璧主義はこのブッククラブには必要ありません。この会はただ本を読んでいくだけのブッククラブではなく、参加者全員が自己開示をしていく、グループセラピーのようなもの(あくまで「ようなもの」で、本当のセラピーではありません)とお考えください。

これまでにブッククラブに参加してくださった方の感想はこんな感じです:

自分らしく生きることとはどういうことなのか、毎週いろんな角度からじっくり考えたブッククラブでした。メンバーさんとともに成長した感じがとてもよかったです。-The Gifts of Imperfection ブッククラブ 2022年9月-12月参加

毎週楽しみにしていました。欠席してもビデオがあるので大丈夫、という安心感があるのもよかったです。みなさんの経験談から励まされたり気づきを得られたり、学びの多い時間でした。-The Gifts of Imperfection ブッククラブ 2022年9月-12月参加

ブッククラブのメンバーは、同じような感覚の方々の集まりなので、安心感がありました。-The Gifts of Imperfection ブッククラブ 2022年9月-12月参加

Book Clubは以前から参加したかったので今回できて良かったです。参加者も様々なBackgroundの人が参加していて、興味深かったです。英語の本を読んで、日本語でデスカッションをしていくのは、私にとっては一番合っているスタイルですが、なかなか他には機会がない為、貴重な場です。今後ずっと続けるかわからない、もしくは他の人の本で続けるかもしれないとのことでしたが、どちらにしても続行して頂けると嬉しいです。有難うございました。Kさん-The Gifts of Imperfection ブッククラブ 2022年9月-12月参加

よくある質問:

ーオーディオブックや電子書籍でも大丈夫ですか?

問題ありませんが、私は紙版の本を使っていますので、ページ数がずれる可能性があります。

ー参加できない週があるのですが?

毎週録画したものをメンバー限定のチャンネルにアップしますのでそれを観ていただけます。

ーFacebookを使っていないのですが参加できますか?

もちろんです。

ー男性ですが参加できますか?

もちろんです。性別に関係なくどなたでもご参加いただけます。

定員は25名、参加費は$45です。お申し込み後、自動でメールが届きますので、そのメールに返信してPayPal用のメールアドレスを教えてください。こちらからリクエストを送らせていただきます。

お申し込みはこちらから

【はみライ#124 日本語教育について&ゲイのステレオタイプと無意識の差別】

はみだし系ライフの歩きかた第124回:望月良浩さん

少しづつ、はみライのエピソードの文字起こしされたものを掲載して行っています。

今回のエピソードは2020年9月27日に配信された第124回「日本語教育について&ゲイのステレオタイプと無意識の差別」です。ゲストは日本語教師の望月良浩さんです。

文字起こしはバンクーバーのYakoさんがしてくださいました。

このエピソード、もっちーさんとのお話がすごく盛り上がって、長ーいエピソードになったのですが、Yakoさんの文字起こし、なんと36ページにも渡っておりました。本当にありがとうございました。

このエピソードでは後半に衝撃的なお話が出て来て、配信当時はかなり怒りの感想もいただきました。私も久しぶりに読み返してみて、楽しかったですが、配信して2年以上経った今でも、またちゃぶ台ひっくり返したいような怒りを思い出しました。もっちーさんのような思いをする人が少しでも減るように、アライとして声を上げていかなければいけないなと改めて思いました。

それでは、もっちーさんとのエピソードをお楽しみください。

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2023年の3つの言葉

今年最初のジャーナルと2023年の手帳

あけましておめでとうございます。ようやくカナダ西海岸でも年が明けました。

うちはおせちは食べませんが、唯一年末らしいこととして年越しそばを食べ、静かに新年を迎えました。

そして今朝新しいジャーナルをおろし、新しい手帳(今年は最近ハマっているPaperblanksのジュール・ヴェルヌがモチーフの手帳にしました)に書き込みました。

2022年の振り返りはこちらに書いていますのでまだ読んでいない方はぜひ。

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