ブレネー・ブラウンの教えを実践していくBrave Culture Makers受付開始

先日お知らせしたとおり、2024年4月から、ブレネー・ブラウンの教えを生活に生かしていく練習をするための8週間プログラム、Brave Culture Makers を開始します。

ブレネー・ブラウンの本を読むようになって、10年ちょっと。

日本に蔓延するShame文化を変えたいと、ずっと思っていました。たとえば、人の噂話ばかりする文化が蔓延している会社や学校。営業成績を何かと持ち出す上司。間違いを犯すのが怖いため新しいことに何も挑戦できない子供。年収や学校の知名度ばかりに固執しているのに、本当に思っていることを打ち明けられない文化。

これまでにブッククラブに参加してくださった方は、私が何度も言うのを聞いたことがあるかと思いますが、この文化は100年くらい経たないと変わらないと思います。でも、ブッククラブに参加してくださっている方がそれぞれの身の回りで、それを草の根レベルで行動することで、文化を変えることができると私は信じています。

その練習をするのが、Brave Culture Makersプログラムです。

8週間に渡り、さまざまなトピックでブレネーの教えをおさらいし、ディスカッションをしていきます。

それぞれの週のトピックは以下です。(若干変更になる可能性があります):

  1. Shame
  2. 信頼
  3. ヴァルネラビリティ
  4. エンパシー
  5. 期待
  6. 価値観
  7. 完璧主義
  8. Belonging(帰属)

毎週、各セッションの前にディスカッションのヒントになるような簡単な質問を送ります。各セッションはいま感じている感情を二つの言葉でシェアする2-Word Check-inから始まります。

その後ブレネーがその週のトピックについてどう書いているかを簡単に説明し、その後はディスカッションです。それぞれの問題をシェアしながら、どうやったら勇気ある文化を作っていけるかを一緒に考えて行きましょう。

どういう人に向いているか

このプログラムでは、ブレネーの言っていることを理解してそれだけで満足するのではなく、あなた自身の生活にて実践する人を増やしていくのが目的です。なので、毎週「このあいだのやつ、実践できた?」と聞くことになります。

誰が実践できて誰が実践できなかったかを記録したり、また実践できなかった人を責めるなどということはしませんが、「今週はできなかったけど次回はがんばる」と思える人を募集しています。また、ほんとうの自分って誰だろう?という好奇心のある方、心からの生き方がしたい人、違和感をそのままにしない人、感情について正直な話をしたい人、そして属している組織での文化を変えたい人におすすめです。

どういう人に向いていないか

3回以上欠席することがわかっている

これも、毎回100%の出席率の人しか応募するなと言っているわけではありません(それは完璧主義に当たるので、私がやろうとしていることの正反対になります)でも、限られたスペースを有効に割り当てるため、あらかじめ欠席が多くなるとわかっている方はご遠慮ください。

実践する気、ディスカッションに参加する気のない人

今回のプログラムは、これまでのブッククラブと違い、実際に行動することを求められます。また、あなた自身の体験をシェアすることが奨励されます(強制はありません)。そういったことが面倒くさいと感じる方には向いていないと思います。人生は「めんどくささとの戦い」だと私は思っています。このセッションでは、感情について話したり、わからないことをわからないと言うなど、「めんどうくさいこと」をあえてたくさんやっていきます。そういったことが苦手な方、自分の感情について話すのが嫌な方は、向いていないと思います。

このプログラムでは「できないこと」について責めることは一切ありませんが、「努力しないこと」については厳しいですので、愚痴だけ話したい、という方も向いていないと思います。

プログラム開始日 

北米時間 2024年4月6日 6:00PM-7:15PM PDT(このプログラムが開始する頃には北米はサマータイムに入っていますので時間にご注意を)

日本時間 2024年4月7日日曜日 10:00AM-11:15AM

8週間

定員:20名

料金:$168

毎回のセッションは録画されますので後で観ることができます。

すべて日本語で行いますので英語でブレネーの本を読む必要はありません。

注意事項

今回のプログラムは、必ずしも先着順で参加が決まるわけではありませんのでご了承ください。

毎週、その週のトピックに関連してブレネーが書いていることをセッションの最初に解説しますので今までブッククラブに参加したことない方でも参加は歓迎です。

参加希望の方は、こちらのフォームにご記入ください。 参加が確定した方には、追ってメールをお送りします。

定員になり次第受付を終了します。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

最後のブレネー・ブラウン ブッククラブ受付開始

【2023年11月7日追記】定員に達したため受付を終了しました。お問い合わせはメールでどうぞ。

2020年からずっと続いているブレネー・ブラウン ブッククラブ、もう3巡くらいブレネーの本を一通り読んできたので、12月のブッククラブでひとまず最後にしたいと思います。ひょっとしたら、来年後半以降にまたやるかもしれませんが、とりあえず、ここでひと段落させる予定です。
毎週1章ずつ読んで、(時には読む時間がなくても)集まり、その時の感情をみんなでシェアして、本の説明をして、その後の時間はその週読んだ章の感想やコメントをみんなでシェアしていくブッククラブ。最後の本は、ブレネーの最新の本(2021年11月発行)のAtlas of the Heartです。
どんな本なのか、一言でいうと、これは、「感情」についての本です。

初めてこの本を読んだ時のブログからの抜粋です:

ブッククラブをやったり、ポッドキャストやClubhouseで「ヴァルネラビリティ」や「心からの生き方「や「バウンダリー(境界線)」などについて話している時、本当に良く出てくるコメントが「ブレネーの本を読んで、こういうときに話せるボキャブラリーができた」と言うことです。ヴァルネラビリティなんて、日本語ではまだまだ浸透していない言葉ですが、説明を聞けば、ああ!とみなさん分かってくれると思います。他にも、信頼についてとか、他人に対して最も寛容な推測をすること、感情について話すことなど、説明を聞いて、みんなと話すことで、こういった心のトピックについて話す語彙が身についてきます。

前回この本を読んだのは、2022年の3月です。その時のブログにはこう書いています:
2021年12月からこの本を読んでみて、まさにこの本はそれぞれの感情・体験の定義をきちんと理解し、日常生活で正しく使うための辞書のような本だとわかりました。例えば、OverwhelmedとStressedの違いはわかりますか?EnviousとJealousの違いは?

ブレネーはこの20年くらいずっと、感情についてしっかり話すことの大切さを訴えてきていました。私たち人間にとって、思考、感情そして行動というのは3本足の椅子のようなもので、このどれか一つが欠けてもバランスを取ることはできません。感情をきちんと理解し、自分が感じているのはどの感情なのか、そしてそれに名前をつけることで、初めて人に伝えることができるのです。

「心の地図帳」というタイトルのこの本では、87の感情を似たようなグループでまとめて紹介しています。感情について話すことが極端に少ない日本で、この本を読むことで、少しずつでも感情の話をすることを普通化していけたらいいなと思っています。

日本時間の日曜日朝10時、北米西海岸時間では土曜日の夕方5時からです。(サマータイムが終わったので、北米のみなさんにとってはこれまでのブッククラブより開始時間が1時間早まりますのでご注意ください)

週に1章ずつ読んでいきます。読んでいなくても参加OKです。「読んでいないので参加できない」などという完璧主義はこのブッククラブでは必要ありません。

[開始日]日本時間2023年12月3日(日)10:00AM-/北米時間12月2日(土)5:00PM PST

13週間(来年の3月くらいまで続きます。12月23日の週はお休みにします)

毎週1回Zoomにて

[注意事項]
  • お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます。(Facebookアカウントをお持ちでなくてもブッククラブには参加できます)
  • 参加できない回があっても、録画しますので後で観ることができます。
  • 日本在住の方は書籍が手元に届くまで若干時間がかかるかも知れませんのでお早めにご注文ください。電子書籍、もしくはブレネー本人が読むオーディオブックでも読めますが、紙版はフルカラーで沢山写真やイラストが載っている美しい本ですのでおすすめです。
  • 英語の本ですので、基本的に英語を読める方むけのブッククラブです。日本語訳はまだでていません。ただ、DeepLやChatGPTなどを使って翻訳して読むこともできるとは思います。ディスカッションは日本語でやります。
[参加費]

$50 

お申し込み後、お支払い方法の載った自動メールが届きますので、届かない場合はスパムフォルダをチェックしてください。

すでに半分くらい席が埋まっています。お申し込みをされても、お支払いを確認した時点で正式に参加としてカウントしますのでご了承ください。

[定員]

20人程度

定員になり次第締め切らせていただきます。

勇気のあるリーダーになるには?ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年9月受付開始

ブレネー・ブラウン ブッククラブ、一応、ひととおりブレネーの本を読み通したら2023年で終わりかなと思っているのですが、残すところあと2冊になりました。
今(2023年7月)、ブッククラブではBraving the Wildernessを読んでいますが、この本ももうすぐ終わりです。9月からは、Dare to Leadを読みます。この本は、リーダーシップに関する本です。

ブレネーによるリーダーの定義は:

A leader is anyone who takes responsibility for finding the potential in people and processes and has the courage to develop that potential.

リーダーとは、人やプロセスの可能性を見出すことに責任を持ち、その可能性を発展させる勇気を持った人

と言うことになっています。会社や社会での役職や肩書きに関係なく、誰でもリーダーになれるとブレネーは書いています。

この本では、これまでの彼女の本のまとめ的に、ヴァルネラビリティについて、ヴァルネラビリティを避けるために私達が使う防具(Armour)について、Shame(恥)エンパシーについておさらいします。また価値感について、そして信頼についても学んでいきます。

ポッドキャストやブッククラブでも何度も話していることですが、Shameを使った教育やマネジメントが蔓延する社会を変えていくには、部署やクラブ、学校などの自分の属する団体・組織でその文化を変えていこうという勇気のあるリーダーが必要不可欠です。この本は、そんなリーダーを育てるための本です。

ブッククラブで聞くお悩みで本当に多いのが、会社での人間関係です。上司や同僚との関係で、または会社のやり方に憤っている方も多いようで、その多くが、その会社/組織の文化(カルチャー)に原因があることが多いです。残業をするのが当たり前、男性が産休を取らないのが当たり前という文化の組織を、どう変えていくか?それとも、仕方がない、と諦めるか?

カルチャーを変えるリーダーになるには、勇気が必要です。この本ではそんな勇気のあるリーダーシップについて学んでいきます。

この本はDaring Greatly(「本当の勇気は弱さを認めること」)Rising Strong(「立て直す力」)のような日本語版が出ていませんが、DeepLやChatGPTなどを使って翻訳して読むことも不可能ではないのではと思います。

開始日:日本時間2023年9月3日(日)10:00-11:15AM /北米時間2023年9月2日(土)6:00-7:15 PM PST 10週間のプログラムです。
参加方法:毎週1回Zoomにて(Zoomのリンクは登録後メールで送られてきます)
注意事項: お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます
参加できない回があっても、録画しますので、後で観ることができます。 参加費:$45

Dare to Leadの次、最後の本は、Atlas of the Heartを読む予定です。

お申し込みはこちらからどうぞ

「自分軸で生きる」とはどういうことか?ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年7月開始

2023年7月のブレネー・ブラウン ブッククラブ

2020年からやっているブレネー・ブラウン ブッククラブ、気がつけば3年目に突入しています。

2022年の年末で彼女の本は一通り全て読み終え、2023年1月からはまた新たに彼女の初期の本から順番にブッククラブで読んで行っています。4月から読んできていたRising Strong(邦題「立て直す力」)が来週で終わるため、次に読む本の紹介をしたいと思います。

Daring Greatly, Rising Strong, Braving the Wildernessはブレネー・ブラウンの初期の3部作と言え、Daring Greatlyでは、「勇気を出し、ヴァルネラビリティをしっかり受け止めて、『アリーナ』に出よう」、という内容でした。今回読んでいたRising Strongでは、「勇気を出してアリーナに出て行ったあと失敗したら、転んだら、どうやって立ち上がるか?」という本でした。そして7月からは、3部作の最後の本、Braving the Wildernessを読んでいきます。この本は、Belonging、つまに何かに属するとはどういうことか?簡単に言うなら、「他人軸じゃなくて自分軸で生きるとはどういうことか」についての本で、私にとってRising Strongと同じくらい好きな本です。

ブッククラブの開始日は日本時間7月2日(日)朝10時からです。北米にお住まいの方は7月1日(土)の夜6時(PDT)になります。(東海岸の方は夜9時から)週一回、1時間15分程度のZoomで、7週間のブッククラブです。毎週録画しますので、参加出来ない週があっても後日、録画をメンバーのみ公開のリストで観ることができます。

ブッククラブの連絡事項やディスカッションは、非公開のFacebook Groupを使って行います。

毎週一章ずつ読み進めていきますが、忙しくて読めなくてもディスカッションに参加しに来てくださって全く問題ありません。忙しいから毎週ちゃんと読めなかったらどうしようという完璧主義はこのブッククラブには必要ありません。この会はただ本を読んでいくだけのブッククラブではなく、参加者全員が自己開示をしていく、グループセラピーのようなもの(あくまで「ようなもの」で、本当のセラピーではありませんのでご了承ください)とお考えください。

前回のブッククラブから、1時間15分程度に時間を延長したところ、ディスカッションが活発になってとても良かったと思っています。1時間半くらい話していることもあります。もちろん、次の予定がある方はいつでも退室していただいて構いません。

この本は、残念ながら日本語訳が出ていないので、基本英語で読める人向けですが、DeepLやChatGPTと電子書籍を併せて使えば、日本語に訳して読んでいくことも難しくないのでは?と思っています。

よくある質問:

ーオーディオブックや電子書籍でも大丈夫ですか?

問題ありませんが、私は紙版の本を使っていますので、ページ数がずれる可能性があります。

ー参加できない週があるのですが?

毎週録画したものをメンバー限定のチャンネルにアップしますのでそれを観ていただけます。

ーFacebookを使っていないのですが参加できますか?

もちろんです。

ー男性ですが参加できますか?

もちろんです。性別に関係なくどなたでもご参加いただけます。

定員は25名、参加費は$45です。お申し込み後、自動でメールが届きますので、そのメールに返信してPayPal用のメールアドレスを教えてください。こちらからリクエストを送らせていただきます。

お申し込みはこちらから

2022年を振り返る

今年も感謝

毎年恒例の1年の振り返りのために、ひさしぶりにブログを開きました。英語では2011年から振り返りをしています(2021年の振り返りはこちらで読めます)。相変わらずパンデミックで自由に遊びに行ったり旅行したりすることはままならないものの、2022年はこの数年では一番良い年になったと感じています。我が家ではまだ旅行や外食は再開していませんが、仕事やプロジェクトで人に会う機会が増え、今年の思い出の多くはそんな機会の中で作られました。今年特に印象に残ったことをまとめてみました。

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ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年1月開始

ブレネー・ブラウン ブッククラブ2023年1月からはDaring Greatlyを読んでいきます。
Daring Greatly

2023年1月開始のブッククラブは定員になりました。次のブッククラブは2023年春開始になります。

興味のある方はメールでお知らせください。

2022年も残すところ1ヶ月を切りました。

2020年に9月にブレネー・ブラウン ブッククラブを初めて、2年が過ぎました。パンデミックの真っ只中、外出もままならない中、本を毎週1章ずつ読み進めながら、メンバーといろんな話をする、、、その週読んでいる章に沿った内容だったり、全く関係ない内容だったりさまざまでしたが、参加したほとんどの人が一度はヴァルネラビリティを見せて泣いたり、「つながる」ってこういうことなんだ、ということを実感する場になり、2021年には2つめのトラックができ、ここまで続いてきました。2022年12月には金曜の夜と土曜の夜と週に2回やってきたブッククラブが終了し、2020年から7冊のブレネー・ブラウンの本を読んできた組はここでいったん卒業となります。

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「人にどう思われるか」から「わたしはこれでいい」になるには — I Thought It Was Just Me ブレネー・ブラウン ブッククラブ 2022年9月申し込み受付開始

I Thought It Was Just Me ーブレネー・ブラウンブッククラブ

2022年9月からブレネー・ブラウン ブッククラブでは新しくThe Gifts of Imperfectionを日本時間土曜日の朝に読んでいくということは前回のブログでお知らせしました。

ブッククラブのもうひとつのグループでは、日本時間日曜日の朝に、9月からはI Thought It Was Just Me(But It Isn’t) を読んでいきます。

I Thought It Was Just Me (But It Isn’t) はブレネー・ブラウンが最初に出版した本で、2007年に出版されました。現在では、ブレネーの他の本と似たブランディングのされたバージョン(上写真参照)が一般的に出回っています。

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「心からの生き方」とは?The Gifts of Imperfection ブレネー・ブラウン ブッククラブ2022年4月受付開始

The Gifts of Imperfection by Brené Brown

ブレネー・ブラウン ブッククラブでは現在2つのトラック(日本時間土曜日朝と日曜日朝)で別々のブレネーの本を読んでいます。

前回のブログでお伝えしたように、日本時間2022年4月2日からは、人間が体験するさまざまな感情を理解していくAtlas of the Heartを読んでいきます。(申し込んで下さった方には今週末までにZoomのURLなどの詳細をお送りします。届かない場合はスパムフォルダをチェックしてください)

日曜日の朝の組では、4月24日の週末から、ブレネー・ブラウンの初期の本、The Gifts of Imperfectionを読んでいきます。これは現在購入できるブレネーの本の中で2冊目の本です。

このブレネー・ブラウン ブッククラブは2020年9月からやってきていますが、最初にピックアップした本はブレネーの3冊目の本、Daring Greatly(邦題:「本当の勇気は弱さを認めること」)でした。ブレネーの本の中では、Daring Greatly, Rising Strong(邦題「立て直す力」), Braving the Wildernessが三部作ぽくなっているので、この最初のグループではその順に読んでいきました。その後、リーダーシップに関する本 Dare to Lead、そしてブレネーの著作ではありませんが、彼女が編集した黒人ライター達のエッセイ集 You Are Your Best Thingを読み、年末から読んできていた彼女の最新作のAtlas of the Heartが今週で終わりになります。

なので順番が少し変ですが、次回またブレネー・ブラウン ブッククラブを最初からやる時にはThe Gifts of Imperfectionから読むべきだと私は思っています。

The Giftsは2010年に出版された本で、去年10周年記念のアップデートされたバージョンが新たに出版されました。この本は、ブレネーのワークの元になっているWholehearted Living(私は「心からの生き方」と訳しています)とは何か?どうすればWholeheartedな生き方ができるのか?をテーマに、10のガイドポスト(例えば人と比べることを止める、とか、完璧主義を止める、など)とともに学んでいく本です。

10周年ということで私も新しいバージョンを買って読みましたが、10年経った今読んでも内容は全く色褪せていないし、むしろ心からの生き方の指標として、定期的に読み返すべき本だと思っています。

去年この本が出版された際には、Clubhouseで週に1回この本を読んでいくブッククラブをやりましたが、当時はクラハもリプレイ機能が無かったので録音が残っていないのが残念です。今回のブッククラブではZoomで週に1章ずつ読んでいきます。

この本はブレネーの本の中でも数少ない日本語訳が出ている本です。邦題は「ネガティブな感情(こころ)の魔法」で、本田健さんが訳しています。私はこの本を読んでいないので(今回のブッククラブの前に取り寄せようと思っていますが)なんとも言えませんが、ブレネーの他の日本語版の本は割愛されている部分などがありましたので、あくまで参考程度にしてください。読んでいくのはアップデートされた英語版になります。

曜日は日本時間の日曜日朝10時、北米西海岸時間では土曜日の夕方6時からです。

[開始日]日本時間2022年4月24日(日)10:00AM-/北米時間4月23日(土)6:00PM PDT

毎週1回Zoomにて 15週間

[注意事項]

  • お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます。
  • 参加できない回があっても、録画しますので後で観ることができます。
  • 基本的に英語を読める方むけのブッククラブです。ディスカッションは日本語でやります。

[参加費]:$40 お申し込み後、折り返し自動でメールが届きますので、PayPalでご使用のメールアドレスを教えてください。自動ですぐにメールが届かない場合は、スパムフォルダをチェックしてください。

[定員]20人 お申し込みはこちらから

勇気を持って組織の文化を変えるリーダーになろう:ブレネー・ブラウンブッククラブ Dare to Lead申し込み開始

前回のブログでお伝えしたとおり、12月からは、ブレネー・ブラウンの新刊Atlas of the Heartを読んでいきます。こちらは現在の時点で半分以上埋まっていますので興味のある方はお早めにお申し込み下さい

ブッククラブの2021年組では、これまでDaring Greatly、Rising Strong、Braving the Wildernessと3冊読んで来ました。次に読む本は、リーダーシップに関する本、Dare to Leadです。

ブレネーによるリーダーの定義とは、

A leader is anyone who takes responsibility for finding the potential in people and processes and has the courage to develop that potential.

リーダーとは、人やプロセスの可能性を見出すことに責任を持ち、その可能性を発展させる勇気を持った人

と言うことになっています。会社や社会での役職や肩書きに関係なく、誰でもリーダーになれるとブレネーは書いています。

この本では、これまでの彼女の本のまとめ的に、ヴァルネラビリティについて、ヴァルネラビリティを避けるために私達が使う防具(Armour)について、Shame(恥)とエンパシーについておさらいします。そして、このブログそしてポッドキャストでも紹介しましたが、価値感について、そして信頼についても学んで行きます。

ブッククラブでも、Clubhouseでも何度も話していることですが、恥を使った教育やマネジメントが蔓延する社会を変えて行くには、部署やクラブ、学校などの自分の属する団体・組織でその文化を変えていく勇気のあるリーダーが必要不可欠だとブレネーも説いています。この本は、そんなリーダーを育てるための本です。

2020年組のブッククラブでもこの本は読みましたが、その時は本全体を9回に分けて、全部で9週間で読み終えました。ただ、途中ちょっと長い章があるので、1週間で読み切れるかどうか自信がないという方が多い場合には、10週間でやることも考えています。

また、この本はDaring Greatly(「本当の勇気は弱さを認めること」)やRising Strong(「立て直す力」)のような日本語版が出ていませんので、英語で読める方むけのブッククラブです。

こちらのグループは、参加希望者が多くなりそうですが、1時間という限られた時間を有効に使うため、最大15人くらいが最適だと思っています。応募者が15名を超える場合は、毎回参加出来る方を優先したいと思います。

[開始日]日本時間2022年1月8日(土)12:00PM-/北米時間2022年1月7日(金)7:00PM PST-

[参加方法]毎週1回Zoomにて (Zoomのリンクは登録後メールで送られてきます)

[注意事項]
  • お申し込み後、Facebookグループにて連絡・交流していきます
  • 参加できない回があっても、録画しますので後で観ることができます
  • 英語の本ですので、基本的に英語を読める方むけのブッククラブです。ディスカッションは日本語でやります。
  • 9週間がいいか(3月5日終了)か10週間がいいか(3月12日終了)を明記してください。多数決で決めます。
[参加費:]$35

[定員]15人

お申し込みはこちらからどうぞ

ブレネー・ブラウン ブッククラブ2021年9月受付開始

2021年9月8日追記:Braving the Wildernessのブッククラブは定員になったので受付を終了しました。

2021年の7月からやっていた2組のブレネーブラウンブッククラブが今週で終わります。そのため、9月から新しい本をそれぞれ読んでいきます。どちらのグループも若干名空きがありますので、興味のある方むけに受付を開始します。

2020年組: You Are Your Best Thing

2020年からずっとブレネーの本を読んできているこのグループでは、先日のDare to Leadで、彼女の本は一通り読み終わってしまいました。ブレネー・ブラウンの次の本は、この冬に出ることが分かっていますが、発売日までは確定していません。それまでの時間、ブレネーがMe tooムーブメントの創始者タラナ・バークと編纂したYou Are Your Best Thingを読んでいきます。これはヴァルネラビリティや恥を黒人の視点から書いたエッセイ集で、厳密にはブレネーが「書いた」本ではありません。しかし、昨今の人種差別問題そしてBLM運動を踏まえた上で、一見関係ない日本人の私達がこの本を読むことは今とても必要なことなのではないか、と思いました。

ブレネー・ブラウンの本は、世界中で評価を得ているものの、一部の人からは「白人の特権階級にいる著者なので、彼女の教えは黒人など有色人種(POC)の人生のコンテクストにあてはまらない」という意見があります。

私もこの点には同意しますし、ブッククラブを続けていくうちに「これはさすがに日本社会には当てはまらないなあ」と思うことも時々ありました。

ブレネーもそのあたりは自覚しているようで、この本のイントロダクションにもそういった話がでてきます。

全部で20のストーリーが収まっているので、1週間に2つのストーリーを読んでいきます。

開始日は日本時間2021年9月19日(日)10:00AM。北米時間では9月18日(土)PDT6:00PMです。

参加費:$35

お申し込みはこちらから。

2021年組:Braving the Wilderness

2021年の春からやっているこちらのグループでは、今週でRising Strong(邦題:立て直す力)を読み終えます。9月からはブレネーの次の本、Braving the Wildernessを読んで行きます。周りの人の意見に振り回されずに、自分軸で生き、自分に属すること、とはどういうことなのかを学ぶ本です。ブレネーの本を全て読んでいない方にはこちらをお勧めします。7週間に渡って1週間に1章読んでいきます。

開始日は日本時間2021年9月25日(土)12:00PM。北米時間では9月24日(金)PDT 8:00PMです。

参加費:$35

お申し込みはこちらから。

どちらの本も日本語版はないので、全て英語のみで読んでいきます。定員になり次第締め切ります。

どちらのグループも、Facebookグループを使って連絡・交流をします。毎週同じメンバーで話を共有していくうちに親近感が生まれ、グループセラピーのようだ、と言われています。

ご都合のあう方はぜひお早めにお申し込み下さい。

上記2つのブッククラブに都合が付かない方は、Clubhouseにて、Daring Greatly(邦題:本当の勇気は弱さを認めること)の無料ブッククラブを日本時間毎週水曜日の朝7時からやっていますのでぜひお越し下さい。

9月1日のお部屋では第3章を読んでいきます。