2023年を振り返る

2023年は社会的にはとても不安定で悲しいことがたくさん起こった年でしたが、個人的にはとても良い年になりました。

2023年最後の日に、簡単な振り返りをしたいと思います。

1. 人とのつながり

パンデミックが落ち着き、人が移動することが増えたのに伴い私の仕事も増え、今年はバンクーバー、トロントには2回、そして秋にはウィスラーとウィニペグにも行くことができ、そこで出会えた人たち、再会できた友人たちに感謝しています。

ブレネー・ブラウンが「人間というものはつながりがないと生きていけない生き物なのだ」と言っていますが、本当にそうですね。私は人に会い、話し、つながりを感じる度に本当に生きていると感じます。

2. 根拠のある自信

今年学んだことの中で一番大きかったことは、自分を信じること。それも、ただ信じるのではなく、「本当に」自分にはできると自分を信頼することです。ブレネー・ブラウンの本の中にGrounded Confidenceというフレーズが出ていきます。これは「根拠のある自信」と私は訳しています。私にはできる、私にはこの仕事をする価値がある、と繰り返しマントラのように言うことは、自信がない最初の時期には有効だと思います。この時はまだ「根拠のない自信」ということになると思います。英語でいうFake it until you make itに近い感じでしょうか。でも、それを続けていくと、少しづつできることが増えてきて、それまで夢のように思えていた目標が「え、ちょっと待って、これ私できるようになってるじゃん」と思える時が来ます。今年は、そういったいわゆる「レベルアップ」を密かにした年でした。

3. 人それぞれの現実

今年は、「人はそれぞれ見えている現実が違うのだ」ということを痛感した年でした。私にも普通のことで、友達にも普通のことが、別の人にとっては非常識ということがあり、最初は戸惑いましたが、やはり、ブレネーの本を読んでいたおかげで、「あ、私は今ヴァルネラビリティを感じているな」とか「今Shameを感じているな」と自覚でき、そして「本当に私は恥ずかしい人間なのか?」とリアリティチェックをすることができました。そのおかげで、こじらせることなく、今は「今年はあんなこともあったね」と思えることに本当に感謝しています。

4. ポッドキャスト&ニュースレター

2023年やりたかったことは、「英語のポッドキャストを再開する」ことで、これはなんとか今年の後半に達成することができました。2024年も引き続き細々と続けていこうと思っています。

はみライポッドキャストはシーズン6に入り、時々休んだりしながらこちらも無理をせず続けていく予定です。

そして、2024年には、日本語のポッドキャストをもう一つ始めたいと考えています。

発信という意味では、今年はほとんどの発信をポッドキャストとSubstackでやっているニュースレターでやり、このブログはあまり更新していません。ニュースレターには毎週の日記的なコンテンツや、私が観たもの、読んだものなどのメモを書いていますのでよければぜひご登録ください。

先ほど、毎年恒例になっているハピネスジャーを開けました。すっかり忘れていたこともあり、毎年のことですが心がほかほかと温まるトラディションです。今年は2月に毎日お手紙を書くというチャレンジをやったため、期待はしていなかったのですがたくさんの方がお返事をくださり、そういったものもハピネスジャーに入れていきました。

今年の私の3つの言葉はReach, Assert, そしてSpaceでした。人に手を差し伸べて積極的につながる努力をすること、アサーティブに行動すること、そして休息など、余裕の持てる「間(スペース)」をつくること。パソコンにこの3つの言葉を貼っていたのでいいリマインダになりました。

2024年の3つの言葉は今まだ考えているところで、年明けに発表します。

最後に、沢山観たTV・映画の中から私のなかのトップ10を記録しておきます。(あくまで私が今年観た作品で、必ずしも今年発表された作品ではありません)

TVドラマ:

  1. Reservation Dogs S3
  2. The Last of Us S1
  3. Shrinking S1
  4. The Bear S2
  5. Successin S4
  6. Sex Education S4
  7. Somebody Somewhere S2
  8. The Curse S1
  9. Mandalorian S3
  10. Beef

映画:

  1. The Whale ザ・ホエール
  2. Women Talking ウーマン・トーキング 私たちの選択
  3. The Boy and the Heron 君たちはどう生きるか
  4. Monster 怪物 
  5. TAR TAR/ター
  6. Leave the World Behind 終わらない週末
  7. NYAD
  8. Barbie  バービー
  9. Saltburn
  10. Air

今年も1年おつきあいいただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年を振り返る

今年も感謝

毎年恒例の1年の振り返りのために、ひさしぶりにブログを開きました。英語では2011年から振り返りをしています(2021年の振り返りはこちらで読めます)。相変わらずパンデミックで自由に遊びに行ったり旅行したりすることはままならないものの、2022年はこの数年では一番良い年になったと感じています。我が家ではまだ旅行や外食は再開していませんが、仕事やプロジェクトで人に会う機会が増え、今年の思い出の多くはそんな機会の中で作られました。今年特に印象に残ったことをまとめてみました。

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2017年まとめと2018年の3つの言葉

明けましておめでとうございます。 

もう年が明けてしまいましたが、2017年の振り返りと、毎年決めているその年の3つのキーワードをここに記しておきます。英語版ブログはなんとか大晦日にアップできていますので、オリジナルはそちらをご覧下さい。

2017年は色々大変なこともありましたが、全体的にはいい年だったと思います。オリンピック選手とお仕事をさせてもらったり、通訳で裁判所に通ったり、オタワでカンフェレンスに出席したりと、様々な方との出会いがありました。その一方で仕事の厄年?のような年でもありました。でも全て、学びと思えば納得できます。

大晦日には毎年やっている「ハピネス・ジャー(幸せの瓶)」を開けました。ハピネスジャーに関してはインスタグラムに投稿したら反響があったので、ここに去年書いたブログを貼っておきますね。

ハピネス・ジャー(幸せの瓶)の習慣、はじめませんか

今年も、すっかり忘れていた嬉しいこと(誰かに言われた嬉しい一言)や面白かったこと(息子の面白語録)などがよみがえってきて、なんと素晴らしい1年だったのか、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ハピネスジャーを開けたあと、これらのメモはどうするのかというと、私はここ10年近く使っているほぼ日手帳に貼り付けています。

左が2017年のほぼ日手帳、右が2018年のもの。2017年のものにはハピネスジャーのメモを始め、映画やお芝居の半券、頂いたカードなどを貼り付けているので分厚くなっています。ちなみに2018年の手帳はほぼ日手帳の英語版、Planner(シュタイフ版)です。

2017年も学びが多い年でしたが、特に大きかったのは以下の3つです。

1) クリエイティブなことを続ける

2017年の最も大きな変化は、水彩画を始めたことです。過去の水彩の経験は、学校での美術の時間程度だった私ですが、ふとしたことで絵の具を手に入れ描き出すと、俄然面白くなり、今ではキッチンの片隅に小さな「スタジオ」をもうけるまでになりました。そんな時に偶然インスタグラムで”#The100dayproject”(クリエイティブなことを100日続ける)というものを知り、とりあえずやってみることに。

今まで日記でもブログでも運動でも、三日坊主が殆どで、まず続いたためしのないこの私が、なぜか100日間毎日水彩画を描き続けるができたのは、SNSでのみなさんのコメントや反応が大きかったと思います。そして同時に、水彩というアートが自分にとって好きなこと、面白いことだったから、続けることができたのかなと思っています。

水彩に関する興味は一時的なもので、100日が終わったら熱が冷めるのでは、と実は心配していたのですが、幸い今でも続いており、クリスマスの時期には今年は手描きカードを送りました。来年は、早めに取りかかって、販売できたらと思っています。2018年には、オンラインまたは通える場所で水彩のクラスを取り、スキルを上達できたらと思っています。

2) 人生は短い

これはどこでも言われているありきたりの事かも知れませんが、2017年には多くの知り合いが亡くなりました。直接知らない人でも、友人達も多くの友達や家族を亡くしており、胸が痛みます。20代の始めに、年を取ると言うことはそれだけ他人の死に多く接することだと実感して以来、毎年、この数は増えてきています。また病気をしている人も知り合いに増えてきました。

人生は短い。それだけに、もうネガティブな人や意地悪な人とつきあう時間はありません。その代わり、本当の友達を大切にし、長年会っていない人とはどんどん会うようにする、社交辞令じゃなくて、マジです。

3) 自分にしかできないことをする

今年の半ば頃、やってくる仕事やボランティアを全て受け入れ、あっぷあっぷしていた時期に、友達に言われた一言ではっとしました。「でもそれって、誰にでもできる仕事だよね」

上の 2)にも繋がりますが、それ以降、何かを頼まれて迷ったら、「これは自分にしかできない仕事か?」ということを自問するようになりました。他の人にできる仕事だったら、あえて自分がする必要ないですよね。

2017年の振り返りは以上ですが、2018年の3つのキーワードは以下です。

この数年、友人のChris Broganの例にならい、私も毎年フォーカスする言葉を3つ考えています。

2015年は Create, Cooking, Compassion

2016年はCuriosity, Courage, Believe

2017年は Faith, Create, Joy

2018年の言葉は、MOVE, STORY, そして COMMUNICATEです。

MOVE

2017年はオタワやバンクーバーに出向いて様々な方と出会うことができました。やはり自分が動かないと新しい出会いも、面白いプロジェクトもないということで、MOVEを選びました。これにはもちろん運動しろという意味も込められていますw とりあえず、2018年最初のプロジェクトは、日本でのビデオ撮影旅行なのでキーワードに沿っています。

STORY

2017年半ばからポッドキャストやラジオを聴くことが断然増え、そのうちそれぞれのラジオプロデューサーに興味を持ち始め、年末には地元のラジオ局でもボランティアも始めました。なぜ自分がそんなにラジオに惹かれるのか?と考えていたのですが、それは私の好きな様々な番組がストーリーを聴かせてくれるからです。ストーリーテリングも大好きですし、もちろん本でも映画でも、ストーリー性のあるものに惹かれます。2018年は、いかにして人を惹きつける、意味のあるストーリーを語るか、が鍵になっています。

COMMUNICATE

3つめのキーワードが一番考えつくのが難しいと自分では思っているのですが、これは残りの様々な、私がやりたいことー「書く」ことや「聞く」ことーをまとめたキーワードになっています。書くこと、アウトプットすること、人の話をしっかり聞いて、インプットすることーこれらは全てコミュニケートという言葉で総括できると思います。一昔前にはエンゲージメントという言葉がバズワードでしたが、バスワードで終わらないよう、しっかりとみなさんと対話していけたらと思っています。

長くなりましたが、今年最初のブログでした。

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。









2015年レビューと2016年の3つの言葉

あっという間に年の瀬ですね。あと数日で2015年も終わりです。
毎年、なんらかの形で、その年のレビューと、翌年のキーワードを決めていますが、今年もその記事を書く時期がやってきました。

2015年は、過去数年に比べれば良い年でした。何かと本当に大変だった2013年と2014年。2015年はなんとか、少し上向きの年にすることができて感謝です。

今年は40になりました。長男も高校卒業して今は大学で演劇を学んでいます。沢山の面白いプロジェクトに関わることができました。新しい体験も沢山経験しました。とても良い年だったと思います。

今年学んだ4つのこと:

1)「アート」は人生に必要不可欠なものである
今年は、ビクトリアの劇団、Intrepid Theatreの理事に就任し、沢山のお芝居やショウを観ることができました。どれも素晴らしかったし、感涙したものも沢山。そこで学んだのは、自分にしかできないこと、そしてやらずにはいられないことに全力を尽くして、人の前で発表することの大切さ。またものすごい才能に溢れる人達にも沢山出会えて、本当に感謝、感動です。

2)目に見えるものが必ずしも真実ではない
この夏、尊敬していた人が全くの嘘つきだということが判明して、すごくショックだったし。残念でした。私は直接関わっていなかったし、私が割り込んで行って解決できるたぐいのことではありませんでしたが、そういう生き方しかできない本人がかわいそうだったし、もちろん、影響を受けた周りの人にもとても気の毒な事件でした。

3)コミュニティの大切さ
40になったことをきっかけに、ジムに登録しました。うちから歩いて5分の場所なので、なんとか最低でも週に一回は通い続けることができ、平均週2回で通えました。もちろん週2回の運動だけでは痩せることはないけど、筋力とかスタミナはついてきたと実感しています。このジムは小さな個人経営のジムなのですが、コミュニティの結束がすごく、新入りの私もすぐに歓迎してくれました。単純だけど、行けば歓迎してくれるところには、人は行きたいと思うものなんだなーと実感。このおかげで何とか通い続けることができました。

4)意志あるところに道あり
実はこれは昔からあまりピンとこなかった格言ですが、今年はいくつか「もー絶対無理!」というようなことが、何故か不思議と達成できました。ネルソン・マンデラが言ったという言葉に「何事も、達成するまでは不可能に思えるものだ」があり、私も大好きな言葉ですが、今年はまさにこの言葉を実感した年でした。

毎年、その年フォーカスしたいことに関する言葉をいくつか選んでいます。
2015年の言葉はCREATEでした。今年はそのおかげかビデオポッドキャストもローンチできたし(英語版はまだだけど)、ブログも書いたし、絵も描いたし、編み物もしました。2015年はCOOKINGとCOMPASSIONもキーワードだったのですが、どちらもなんとか実践できたと思います。特に料理は、ニューヨークタイムスの料理サイトのアーリーテスターにもなり、いろんなレシピに挑戦しました。
先日書評を書いたBIG MAGICでも創造することの大切さを実感したので、クリエイティブなことは、これからもひきつづけやっていこうと思っています。

今年一番感銘を受けた本は、やはりブレネー・ブラウンの「Rising Strong」でした。この本を読んで、「心からの生き方」を(ただ語るだけでなく)実践し、沢山の人達とシェアする、ということを自分のライフワークにしようと決めました。(興味のある方は、Facebookのグループへどうぞ)

さてそれでは、2016年の言葉を発表します。
2016年の私のキーワードは、CURIOSITY, COURGE, BELIEVEです。

CURIOSITY-好奇心:少し前にエリザベス・ギルバートの「ハチドリの飛行」というビデオを観て、私はいろんなものに興味があるハチドリ派なんだ、と知りました。(このビデオに関しては「人生でやるべきことが見つからない人へ」というポストをご覧下さい)彼女の本、BIG MAGICにも、様々なことに興味を持つことがクリエイティブな生き方のもとであると書かれています。

COURAGE−勇気:勇気って、いろんな場面で口にされる言葉だと思うのですが、なかなか実践できている人が少ないと思うのです。何も生と死を分けるようなドラマチックな場面でなくても、ちょっとした勇気を試される場面って、日常生活の中に沢山あるんですよね。哀しそうな顔をしている友達に「どうしたの?」って声をかけること。荷物が重そうな人を助けてあげること。このようなほんの一瞬の決断を、勇気がないために無視してしまうことが私もこれまでにあったので、2016年はそんな些細なことでも無視せずに、勇気を出して触れ合って行きたいと思っています。

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ブレネー・ブラウンのRising Strongの中で特に好きだった一節が
“Integrity is choosing courage over comfort; choosing what is right over what is fun, fast or easy; and choosing to practice our values rather than simply professing them.” 

誠実さ(インテグリティ)とは快適さより勇気を選ぶこと;楽しく早く簡単なものより正しいことを選ぶこと;価値観を語るのではなく実際に行動で示すこと

とあります。何もしないでいるほうが遙かに快適で、楽なのですが、2016年はあえて行動で示す勇気を持ちたいと思います。

BELIEVE−信じること:先に書いたネルソン・マンデラの言葉のように、今年は不可能だと思っていたことを実現することができました。そして、今まで実現できなかったのは、おそらく私が本気で信じていなかったからでは、と気がつきました。信じ方が足りなかったのかも。2016年は達成したいことを強く信じてがんばりたいと思います。

みなさんはどうですか?もしキーワードを選ぶことがあったら、ぜひコメント欄で教えて下さいね。

今年も読んで下さってありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。









2014年レビューと2015年の言葉

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この数年、毎年年末にその年を振り返り、翌年の抱負をブログに書く、ということを英語ブログのほうでは続けているのですが、こちらの日本語ブログには書いていなかったので、これを機に始めたいと思います。

毎年、その年の抱負(Resolution)を決める人は多いと思いますが、10日も過ぎると忘れてしまったり、ゴールがはっきりしないために(ダイエットする、など)結果がわかりにくいものもあり、特に私の周りでは「もう、抱負は決めない」とする人も多いです。

私も、その年に達成したいことや、変えるべき生活スタイルなどを挙げ出すととても長いリストになってしまうのですが、単にリストを作っても、達成できないと何の意味もないということで、この数年は1−3つのキーワードを設定して、フォーカスするようにしています。これはブログには書かずに自分の手帳に書いていたのですが、2014年の言葉はStyleでした。スタイルとは、ファッションだけでなく、その人の生き様などにもつかう言葉ですが、自分のスタイルとはどういうものなのか、いろいろ自分なりに考えた1年でした。

2015年の言葉を紹介する前に、世界征服サミット(WDS)の主催者、クリス・ギレボーがやっている年間レビューを私も今年から始めることにしました。WDS同志の堀さんが詳しい説明をブログに書かれていますが、その年にうまくいったこと、いかなかったことを書き出して、翌年へ続ける、というものです。早速ですが、私も書き出してみました。

2014年、うまくいったことは?

うまくいったこと:いろんな場所へ旅していろんな人に出会うことができた

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3月には全日空のバンクーバーー羽田便就のプレスとして東京へ。3日間だけのトンボ帰りの旅でしたが、たくさんの人にランチ会に集まっていただいてとても嬉しかったです。

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4月には夫とワシントン州へロードトリップ、7月には世界征服サミットでオレゴンのポートランドへ行きました。この世界征服サミットで同志の塚越悦子さん、堀正武さん他多くの日本人の友人に再会できたのも今年のハイライトでした。

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撮影:@Mehori

8月にはGeekbeat TVのジョンとカリに会うために初のダラスへ。テクノロジーを使って世界中の人たちとつながっている二人にいろいろ学んできました。

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9月にはバンクーバーにて日系カナダ人団体の年次総会に出席してきました。カナダで生まれ育った日系カナダ人の方々の話を聞き、彼らの抑圧された歴史を学ぶことは、100%日本人、かつカナダへの移民として生活している私にも大きなインパクトを与えました。国籍にこだわらず、日本人を祖先に持つカナダ在住者みんなで協力していくことが大切だと学びました。

うまくいったこと:たくさんの良いご縁にめぐまれたこと

2013年に引き続き、今年もたくさんの良い出会い、または以前から知っている人でもさらにつながりが強くなった方もいて、本当にありがたいです。もともと友人には恵まれている方なのですが、これに甘んじず、謙虚に関係を育んで行きたいと思います。

うまくいったこと:ほとんど病気をしなかった

2014年は殆ど病気で寝込むということがなく、ありがたかったです。ただ寝込むほどではないものの、肌あれや、アレルギー?というような症状があり、健康管理は大事だなと実感。

うまくいったこと:精神面での成長

私は特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、毎朝お祈りをするようにして、感謝の気持ちを忘れないようにするという習慣を2013年半ばから始めたおかげでストレスがぐっと減りました。この習慣は2014年は毎朝365日欠かさず続けることができ、悪いことや心配事ばかり考えて夜眠れない、ということも以前はありましたが、今年は殆どそういったことを経験せずにすみ、本当にありがたいと思っています。

それでは第2の問いへ。

2014年、うまくいかなかったことは何か?

うまくいかなかったこと:全体的な仕事の見直し

2014年は自分のビジネスや書き物、パートタイムでの仕事など2,3の仕事を掛け持ちしてましたが、「自分は何をする人なのか」という軽いアイデンティティクライシスに陥り、なかなかフォーカスできませんでした。やりたいこととやらなければいけないことのバランスがとれず、経済的にも苦労しました。幸い2014年後半に軌道修正をして来年以降どのような活動をしていくのかということはわかってきましたが、同じトラップにはまらないよう気をつけたいと思います。

うまくいかなかったこと:人間関係の見直し

幸いにも人数は多くありませんが、今年は数名の友人との関係がぎくしゃくし、距離を置くことになりました。誰にでもあることだとは思いますが、やはりその最中はショックだったり悲しかったりするのです。しかし時間が経つと、実はこれでよかったのだ、と思えるのが不思議です。心の傷は癒えましたが、とても勉強になった出来事でした。

うまくいかなかったこと:行動に起こせなかったこと

やりたいことはたくさんあるのに、実際に行動に起こせなかったことが今年もたくさんありました。本を書く、というのもその一つです。大きなプロジェクトを任されていたにも関わらず、この時期になっても終わらせることができず、とても心残りになっていることもあります。来年は本当にやりたいことだけに集中できるようがんばりたいと思います。

2015年のワード・オブ・ザ・イヤー

2015年の言葉は、数週間前シャワー中に降ってきましたw (私はお風呂に入っている時によくアイデアが浮かんだりするのです。2014年はSTYLEでしたが、2015年はCREATE。

本も書きたいし、ブログももっと書きたい。新しく始めたいと思っているショウもあるので、「もう計画は充分。あとは行動あるのみ」という意味を込めて、ふさわしい言葉だと思います。

実は2015年には二つのおまけワードもあり、それはCOMPASSIONCOOKING。

この二つはメインのCREATEほど重大ではないですが、思いやりと料理はいくらあっても足りないものではないと思うので、この二つもたくさんクリエイトしていけたらと思います。

2014年も本当にお世話になりました。このブログを読んで下さっているみなさんに、すばらしい2015年が訪れますように。