2022年の3つの言葉

2022年が始まりました。

我が家の新年は相変わらず新年らしさのない、いつもと変わらない日でしたが、タイミングよくジャーナルが新しいものになり、少しだけリフレッシュした気分で始まりました。

2021年を振り返るポストはこちらから読めます。

フォーカスする言葉を毎年3つ決めるMy 3 Words は、記録に残っている限りでは2015年からやっています。

2015年: Create, Cooking, Compassion

2016年: Curiosity, Courage, Believe

2017年: Faith, Create, Joy

2018年: Move, Story, Communicate

2019年: Listen, Ask, Do

2020年: Continue, Commit, Clear

2021年: Space, Raise, Feel

2022年の3つの言葉は、Real, Stay, そしてTrustにしました。

Real

これはほんとうの自分になる、という意味で決めました。私がいつも聴いているOn Beingというポッドキャストで去年の2月に聴いたエピソードで、インタビュアーでホストのクリスタ・ティペットがふと言った”Just becoming fully ourself is the work of the lifetime”という言葉が深く胸に残りました。

私たちは生まれたばかりの頃や小さな子どもの頃は「ありのままの自分」だったと思うのですが、学校や社会で他人と接することが増えるにつれ、だんだんと「社会から期待されている役割」に無意識のうちに迎合していってしまうところがあると思います。気がついたら、自分が誰なのか、何が好きなのかなどが、全くわからなくなってしまっている人もいるかもしれません。

去年、このクリスタの言葉を聞いて、そしてブレネー・ブラウン ブッククラブで学んでいくにつれ、「ほんとうの自分」が誰であるかをしっかりと知ること、そしてそのほんとうの自分に近づいていくことというのはまさに一生かけてやっていくワークなんだなと実感しました。なので、今年は、ほんとうの自分、ありのままの自分を大事にしていきたいと思っています。

Stay

これは昨今いろんなところで言われていることですが、ただでさえ忙しい生活に、SNSやアプリの通知などで注意力が散漫になりがちですよね。私も、本を読んでいる最中に、忘れていたことを思い出してメールを開いてしまったり、SNSの通知を見てしまったりします。スマホやパソコンの通知はiPhoneだったらFocusという機能でミュートすることができますが、私の場合は、自分の頭の中に浮かぶ様々なこと(「あの人にメールしてなかった!」とか)にすぐに反応してしまうので、マルチタスクになってしまいます。ちょっと前までは、いろんなことを同時にこなす=できる人、のようなイメージがあったかも知れませんが、最近は、マルチタスクすると集中力が下がり結果的に効率はあまり良くないという研究結果が出ています。

このStayという言葉は、「今やっていることをそのまま終わるまで続けなさい」という意味で選びました。誰かに連絡しなければいけないのなら、緊急時でない限り、今やっているタスクが終わってからやれば良いのです。また、このStayという言葉には同時に、ヴァルネラビリティを感じた時、悲しい時、焦る時、恥ずかしい時にその感情を「そのまま動かずにしっかり感じなさい」という自分へのメッセージも込めました。

感情をしっかり感じることの大切さは、去年学んだ大切なことの一つです。特に人前にいる際など、テンパってしまうと出来るだけ早くその状況から逃げようとしてしまうのですが、それを止めてしっかり受け止めよう、というリマインダとして選びました。

Trust

「信頼」についても、去年学びましたが、この言葉はどちらかというと他人を信頼するというより、「自分を信じよう」という意味で選びました。過去2年間はコロナ禍ということでメンタルが弱りがちだったので、やってくるものを乗り越えるので精一杯、という感じでした。今年もパンデミックはまだ続くと思いますが、少しずつ自分に対する信頼を強めて、自信をもって行動していきたいと思って選びました。Believeという言葉でもよかったかもしれませんし、2017年に選んだFaithに感覚としては似ています。でももっと自分を信頼しても良いんだよというリマインダとして、Trustを選びました。

というわけで今年の3つの言葉は以上です。毎月この3つの言葉を見直して、フォーカスしていきたいと思っています。

あなたの今年の抱負はなんですか?3つの言葉を選んだ人はいますか?ぜひコメントで教えてくださいね。