2017年まとめと2018年の3つの言葉

明けましておめでとうございます。 

もう年が明けてしまいましたが、2017年の振り返りと、毎年決めているその年の3つのキーワードをここに記しておきます。英語版ブログはなんとか大晦日にアップできていますので、オリジナルはそちらをご覧下さい。

2017年は色々大変なこともありましたが、全体的にはいい年だったと思います。オリンピック選手とお仕事をさせてもらったり、通訳で裁判所に通ったり、オタワでカンフェレンスに出席したりと、様々な方との出会いがありました。その一方で仕事の厄年?のような年でもありました。でも全て、学びと思えば納得できます。

大晦日には毎年やっている「ハピネス・ジャー(幸せの瓶)」を開けました。ハピネスジャーに関してはインスタグラムに投稿したら反響があったので、ここに去年書いたブログを貼っておきますね。

ハピネス・ジャー(幸せの瓶)の習慣、はじめませんか

今年も、すっかり忘れていた嬉しいこと(誰かに言われた嬉しい一言)や面白かったこと(息子の面白語録)などがよみがえってきて、なんと素晴らしい1年だったのか、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ハピネスジャーを開けたあと、これらのメモはどうするのかというと、私はここ10年近く使っているほぼ日手帳に貼り付けています。

左が2017年のほぼ日手帳、右が2018年のもの。2017年のものにはハピネスジャーのメモを始め、映画やお芝居の半券、頂いたカードなどを貼り付けているので分厚くなっています。ちなみに2018年の手帳はほぼ日手帳の英語版、Planner(シュタイフ版)です。

2017年も学びが多い年でしたが、特に大きかったのは以下の3つです。

1) クリエイティブなことを続ける

2017年の最も大きな変化は、水彩画を始めたことです。過去の水彩の経験は、学校での美術の時間程度だった私ですが、ふとしたことで絵の具を手に入れ描き出すと、俄然面白くなり、今ではキッチンの片隅に小さな「スタジオ」をもうけるまでになりました。そんな時に偶然インスタグラムで”#The100dayproject”(クリエイティブなことを100日続ける)というものを知り、とりあえずやってみることに。

今まで日記でもブログでも運動でも、三日坊主が殆どで、まず続いたためしのないこの私が、なぜか100日間毎日水彩画を描き続けるができたのは、SNSでのみなさんのコメントや反応が大きかったと思います。そして同時に、水彩というアートが自分にとって好きなこと、面白いことだったから、続けることができたのかなと思っています。

水彩に関する興味は一時的なもので、100日が終わったら熱が冷めるのでは、と実は心配していたのですが、幸い今でも続いており、クリスマスの時期には今年は手描きカードを送りました。来年は、早めに取りかかって、販売できたらと思っています。2018年には、オンラインまたは通える場所で水彩のクラスを取り、スキルを上達できたらと思っています。

2) 人生は短い

これはどこでも言われているありきたりの事かも知れませんが、2017年には多くの知り合いが亡くなりました。直接知らない人でも、友人達も多くの友達や家族を亡くしており、胸が痛みます。20代の始めに、年を取ると言うことはそれだけ他人の死に多く接することだと実感して以来、毎年、この数は増えてきています。また病気をしている人も知り合いに増えてきました。

人生は短い。それだけに、もうネガティブな人や意地悪な人とつきあう時間はありません。その代わり、本当の友達を大切にし、長年会っていない人とはどんどん会うようにする、社交辞令じゃなくて、マジです。

3) 自分にしかできないことをする

今年の半ば頃、やってくる仕事やボランティアを全て受け入れ、あっぷあっぷしていた時期に、友達に言われた一言ではっとしました。「でもそれって、誰にでもできる仕事だよね」

上の 2)にも繋がりますが、それ以降、何かを頼まれて迷ったら、「これは自分にしかできない仕事か?」ということを自問するようになりました。他の人にできる仕事だったら、あえて自分がする必要ないですよね。

2017年の振り返りは以上ですが、2018年の3つのキーワードは以下です。

この数年、友人のChris Broganの例にならい、私も毎年フォーカスする言葉を3つ考えています。

2015年は Create, Cooking, Compassion

2016年はCuriosity, Courage, Believe

2017年は Faith, Create, Joy

2018年の言葉は、MOVE, STORY, そして COMMUNICATEです。

MOVE

2017年はオタワやバンクーバーに出向いて様々な方と出会うことができました。やはり自分が動かないと新しい出会いも、面白いプロジェクトもないということで、MOVEを選びました。これにはもちろん運動しろという意味も込められていますw とりあえず、2018年最初のプロジェクトは、日本でのビデオ撮影旅行なのでキーワードに沿っています。

STORY

2017年半ばからポッドキャストやラジオを聴くことが断然増え、そのうちそれぞれのラジオプロデューサーに興味を持ち始め、年末には地元のラジオ局でもボランティアも始めました。なぜ自分がそんなにラジオに惹かれるのか?と考えていたのですが、それは私の好きな様々な番組がストーリーを聴かせてくれるからです。ストーリーテリングも大好きですし、もちろん本でも映画でも、ストーリー性のあるものに惹かれます。2018年は、いかにして人を惹きつける、意味のあるストーリーを語るか、が鍵になっています。

COMMUNICATE

3つめのキーワードが一番考えつくのが難しいと自分では思っているのですが、これは残りの様々な、私がやりたいことー「書く」ことや「聞く」ことーをまとめたキーワードになっています。書くこと、アウトプットすること、人の話をしっかり聞いて、インプットすることーこれらは全てコミュニケートという言葉で総括できると思います。一昔前にはエンゲージメントという言葉がバズワードでしたが、バスワードで終わらないよう、しっかりとみなさんと対話していけたらと思っています。

長くなりましたが、今年最初のブログでした。

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。