「日本における人種差別、多様性、インクルージョンについての考察」イベント報告

日本における人種差別、多様性、インクルージョンについての考察 ポスター
写真提供:SHO
写真提供:SHO

このブログには書く時間が無かったのですが、6月24日に、「日本における人種差別、多様性、インクルージョンについての考察」というオンラインイベントを開催しました。現在アメリカで起こっている人種差別に対するデモ活動、Black Lives Matter運動について、オンラインでニュースや、いろんな人の意見を見たり聞いたりすることが増えました。そんな中「日本には人種差別がない」また対岸の火事状態で自国のことはさておき「アメリカは怖い」などという意見をあまりにも多くみるようになり、危機感を感じて急遽企画したイベントでした。

イベントは私のポッドキャスト「はみだし系ライフの歩きかた」と、当ポッドキャストのお友達ポッドキャスト、Super Smash Hoesの二人 Fahreenとエリカさんとの共催になりました。またTwitterでお友達になったPenguさん(彼女には近々ポッドキャストにゲストで出て頂きます)が裏方として素晴らしい助けになったことにここで感謝します。

Read more

【1000冊紹介する019] Untamed by Glennon Doyle

Untamed by Glennon Doyle

1000冊紹介するシリーズ19回目はグレノン・ドイルのUntamedです。

グレノン・ドイルについては今までしっかり書いたことが無かったのですが、ここで触れているとおり、もともとは人気ブロガーから転身してベストセラーメモワリスト(日本語には訳が無いようですが、メモワールを書く人という意味です)になった女性です。敬虔なクリスチャンの家庭で育ち、拒食症とアルコール・ドラッグ依存を乗り越えて母になり、ブログMomasteryで超人気ブロガーになります。(私は当時彼女を知らなかったので、よく知らないのですが)

私は彼女の最初の本 Carry On, Warriorは読んでいないのですが、2冊目のLove Warriorは読み、とても感銘を受けました。彼女の結婚生活の話なのですが、途中で夫が浮気をしていたことを知り、傷つき、離婚を考えるものの、最後には夫とやり直すことを決めます。こうやって一文で書いてしまうと簡単ですが、その経過を細かく、感情的に記していて、人生のどん底に落ちたときにどう這い上がるかについての考察が書かれています。特に、この本で一番参考になったのは、Just do the next right thing, one thing at a timeという言葉で、以前書いたブログから引用すると、

夫と離婚する、と決断した翌日、子供達の遊ぶ様子をみて「この子達を悲しませることなんてできない。やっぱりもう一度がんばる」となり、でもその数時間後には「やっぱり私にはやりなおすことなんてできない」と迷いに迷うグレノン。心の痛みを、なんらかの確信でおさめようとしている自分に気づいた彼女は、こういうつらい状況の時は”Just Do the Next Right Thing, One Thing at a Time”と言っています。将来どうなるかわからない、でも、とりあえず今できる正しいことをやろう、と。とりあえず今日1日生き延びてみよう。明日の事や将来のことはまたその時考える、と。

とあります。私も、どん底で、何をすれば良いのか分からない状況に陥ったことがありますが、グレノンの、「今できる正しいことをやろう」という言葉にとても救われました。

さて最新の本のUntamedですが、これもまた彼女の波瀾万丈な人生が書かれています。実は、グレノンはLove Warriorを書き終え、世界中をブックツアーでまわる最中に、ある一人の女性に会い、恋に落ちます。その女性とは、元女子サッカーアメリカ代表でワールドカップで金メダルも取っている、アビー・ワンバックです。

ここだけ聞くと「え?彼女って結婚してるんじゃないの?」と思う人も居るでしょう。そうなんです。Love Warriorを書き終えた時、本の結末ではこれから夫婦で、家族でやり直すということになっていたものの、同じくブックツアー中だったアビーと偶然本のイベントで会い、ほぼ一目惚れのように恋に落ちてしまいます。これは、このUntamedを読んで分かることですが、アビーとの関係はしばらく伏せておいたグレノンは、Love Warriorが出た数週間後に、「夫とは別れます」と発表して大変話題になりました。その時にはすでにアビーと遠距離恋愛状態にあったそうですが、今Untamedを読んで振り返ってみて、答え合わせになるというか「なるほど、そういう経緯だったのか」と分かるようになっています。

アビーと恋に落ちた状況、夫に話して別れることを伝えたあとにアビーに会いに行くシーンなども詳しく書かれていて、恋バナが好きな人はわくわくして読めるのではと思います。とにかく、大恋愛のようで、幸せそうで、それでももちろん世の中の全てのカップルがそうであるように、喧嘩だってするし、意見の違いなどもあります。そのあたりを書いた章もあり、なかなか面白いです。

この本は短いエッセイが綴られたもので、夫とのエピソード、アビーとの恋愛、子育てに関する悩み、女性としてどう生きるか、などが読みやすい文章で書かれています。

私はグレノンもアビーもインスタでフォローしていますが、いつも幸せそうで楽しいカップル、と思う一方、グレノンは本当に神経質で、不完全で、コントロールフリークなのがよく分かります。この本にも、いかに自分が、愛する人を愛するがためにいかに全てをコントロールしなければ不安になっていたか、そして最後には、アビーは大人で、自分で決断できる女性なのだからそれを尊重しなければならない、という結論に達するまでを書いた章もあり、普通の人なら、自分がコントロールフリークであることを書く事さえためらうと思うのですが、彼女は自分の不完全さ、至らなさ、何に怯えているかなども臆面なく正直に書いていて、最終的には彼女に味方したくなるような本でした。

そしてこの本は超フェミニスト本でもあり、私たちがみんな心の奥に秘めているスパーク、野性といいましょうか、を再び復活させるにはどうすればいいのか?も書かれています。これについて、グレノンは4つの鍵を示しています。

鍵1:全ての感情を感じること

妊娠が発覚した若いグレノンはすぐにアルコールとドラッグを止めて、グループでのミーティングに行きます。一人一人その日感じていることをシェアするのですが、禁酒6日目のグレノンは「辛い」と正直に打ち明けます。その時彼女が学んだことは「本当に人間であるということはハッピーになることではなくて、全ての感情を感じることだ」ということ。辛いこと、哀しいこと、恥ずかしいこと、、、あらゆるどん底を経験してきたグレノンは、「もうこれ以上耐えられない」と思ったことがあったけど、自分は全てそれを乗り越えてサバイブしてきたと振り返っています。そしてなんどもサバイブしていくうちに自分が怖くなくなってきたと。辛いことから逃げることはできないけれど、辛さを恐れることがなくなってきたのだそうです。

鍵2: 立ち止まり、知ること

この本で特に印象に残った部分はこの二つ目の鍵、Knowingについて。「知っている」という意味ですが、私たちはみんな答えを心の奥底に知っている、それは時にはずっと奥に隠されていて、歩みを止めて、静かにしないと分からないこともある。グレノンは人を喜ばせようとしはじめてから自分を見失ったと書いています。しかし、今では自分以外の誰も自分を助けることができないのだと書いています。

I understand now that no one else in the world knows what I should do. The experts don’t know, the minsters, the therapists, the magazines, the authors, my parents, my friends, they don’t know. Not even the folks who love me the most. Because no one has ever lived or will ever live this life I am attempting to live, with my gifts and challenges and past and people. Every life is an unprecedented experiment. This life is mine alone.

人の意見に左右されずに、静かに立ち止まり、自分の奥底にある真実を探し出すことの大切さを説いています。

鍵3:想像することの大切さ

人生で辛い状況に陥った時、私たちはともすると「私はだめだ」と思ってしまいます。結婚して子供も居るのに「結婚生活ってこんなものなの?もっと喜びにあふれたものじゃないの?」と不満に思う女性。病気で死に近づいていく子供を抱えた、悲しみにくれる女性。そんな女性たちに、「あなたが想像できるもっとも本当で美しいストーリーはなに?」と聞くグレノン。まずはその質問に答えることから、自分にとって何が可能なのかを想像することができると書いています。いま行き詰まっている人は、自分にとって、「もっとも本当で美しいストーリー」はなに?と問いかけてみてはどうでしょうか。

鍵4: メモを燃やせ

女性は常に世間から渡されたメモに従って生きているとグレノンは言います。グレノンは「私は無私を女性としての頂点と定義したメモを燃やしたけど、まず、長い間その嘘を信じていた自分を許することにした」と言っています。世間は、女性がパートナー、子供そしてコミュニティへの愛を示す最高の方法は彼らのために奉仕し自分を見失うことだと説得してきました。そうやって女性たちは自分を失って行きます。そして女性が自分自身を失うと、世界も崩れてしまいます。だからそんなメモは燃やしてしまおうとグレノンは薦めています。

この本全体に通じるテーマは、本当の自分の大切さと、本当の自分を隠して、もしくは見つけられずに生きていくことの危険さです。周りを不快にさせる真実と、周りを快適にする嘘、あなたならどちらを選びますか。ティーンの子供たちに向けたメッセージも、他人をがっかりされる決断と自分をがっかりさせる決断があったら絶対に他人をがっかりさせる方を選ばなければいけない。絶対に自分をがっかりさせてはいけない、など、私でもずっと覚えておきたい部分が沢山ありました。

不完全だけど、本当の自分とMessyな人生をさらけ出して、正直に生きていくグレノンに、とても勇気づけられた本でした。

またこの本には「食べて、祈って、恋をして」の著者エリザベス・ギルバートとの友情や、グレノンが設立し、リズ・ギルバートやブレネー・ブラウンからもサポートを得ているチャリティ団体Together Rising、そして今社会問題になっているBlack Lives Matter運動についても書かれていて、そのあたりもとても興味深いです。

私はこの本をハードカバーで持っていますが、実はちょっとした手違いで、手元にもう一冊持っています。ですので、読みたいという方には抽選で1名様にグレノン・ドイルのUntamedの本をお送りします。応募するには、

1.このブログポストをソーシャルメディアでシェア

2.コメントでシェアしたことを教えてください。

抽選は7月1日に行います。

ブレネー・ブラウンに学ぶ「ありのまま」の自分と弱さを認めること

先日、ラジオパーソナリティの宮本絢子さんとInstagram Liveでブレネー・ブラウンについてお話しました。この会話は今日ポッドキャストで配信しましたのでぜひ聞いてみてください。とても濃い内容でしたので、出てきたトピックを一部ここでもご紹介します。

宮本絢子さんとのインスタライブ

ブレネー・ブラウンについては2013年からずっとブログに書き続けていますが、いまだに日本で認知度がいまひとつ上がっておらず残念です。ブレネーはテキサス州ヒューストン在住の研究者で、Shame(恥)とVulnerability(ヴァルネラビリティ:弱さ・もろさ)について研究している人です。今年こそは彼女の教えが日本でも広まってほしいなと思っています。彼女は最近Unlocking Usというポッドキャストも開始し、毎回様々なゲストを読んで、とても勉強になる話をしてくれています。

Read more

折り返し地点

tulip in full bloom May 7, 2020

45歳になりました。四捨五入すると、アラフィフというやつです。

人生100年時代といいますが、45歳の今年初めて、人生の折り返し地点のようなものを意識するようになりました。このまま健康に生きていけるとして、単純に考えてあと45年もある。それとも、たった45年?

一方で、父は65歳で亡くなったので、そう考えると私の人生もあと20年で終わったっておかしくありません。それより短い可能性だって十分あります。

自分は生きたい人生を生きれているか?やりたいことをやれているか?

Read more

非常時にメンタルヘルスを守るために覚えておくべき3つのこと

非常時にメンタルヘルスを守るために覚えておいて欲しい3つのこと

コロナウイルスの感染拡大のため、自主的に隔離生活に入り、食料品の買い出しなどの必要な外出以外はずっと家にいるようになって、今日で21日目です。

今日配信された新しいポッドキャストのエピソードでは、東京、トロント、カルガリー、ビクトリアそしてNYから、様々な人が今このパンデミックの元感じていることについて話していだきました。今日のブログは、このポッドキャストのエピソードと併せて読んで(聴いて)いただけると嬉しいです。

zoomやTwitterで、沢山の方々のお話を聞いていくうちに、何度も出てくるテーマがありました。自由に外出できないことで溜まるストレス。将来に関する不安。そして多くの人が亡くなっている中、仕事を続けられていたり、小さなことで悩んでいる自分に対しての罪悪感。

前回のブログにも書きましたが、このコロナウイルスまん延化で、手洗いと自己隔離の次に大切なのが、自分のメンタルヘルスを守ることです。

Read more









今わたしたちにできること

新型コロナウイルス(COVID-19)がパンデミックと認定され、私達の「日常」はすっかり覆ってしまいました。私の住んでいるカナダでは2020年3月22日の時点で感染者数は1385人、ブリティッシュコロンビア州(カナダ西海岸)では424人となっています。カリフォルニアのロックダウン(外出禁止令)までは行きませんが、国境は閉鎖され、生活に必要でないビジネスはほぼ全て閉まり、レストランはテイクアウト・配達のみ、美容室やネイルサロンなど濃厚接触するビジネスは閉鎖、学校も無期限で休校になっています。スーパー、薬局などの生活に必要なビジネスは通常どおり営業されていますが、入場制限があり、店の中でもレジに間隔をあけて並ぶよう線が引かれています。

Read more

ブレネー・ブラウンのポッドキャスト&Netflix番組「勇気を出して」

ブレネー・ブラウンのポッドキャスト

全国のブレネー・ブラウンファンのみなさん、こんにちは。(ニュースキャスター風に)

年が明けてすぐに、ブレネーがついにポッドキャストを開始すると発表しました!

「ストーリーテラー研究者」と自称するほど話が上手い人なので、ポッドキャストは彼女にとって最適な媒体だなと思います。

ポッドキャストのタイトルは ”Unlocking Us”。すでにいくつかのエピソードは収録済みのようで、現在の時点では2分ほどの紹介トレイラーを聴くことができるので、興味のある方はぜひ登録を

正式な配信開始はSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)で行うそうで、

3月16日の週に最初のエピソードが配信され、その後毎週水曜日に新エピソードがでるそうです。

このブログでも、各エピソードについて書いていきたいと思っているので、一緒にフォローしていきたいと言う方はぜひ登録を。

話が前後しますが、ブレネー・ブラウンと言えば、Netflixで去年の春リリースされたスペシャル番組 ”Call to Courage”が配信中ですが、まだ感想を書いていませんでした。日本のNetflixでも観れます。日本語タイトルは「ブレネー・ブラウン:勇気を出して」となっています。観ていない方はぜひ。

トレイラーはこちら。

私がブレネーが好きな一番の理由は、彼女の説いている「ヴァルネラビリティ」や「勇気」「自分に属すること」などに共感するだけでなく、彼女自身にとても好感がもてるから。実際に会ったことはないので、本当の彼女を知っているとは言えないと思いますが、ステージ上やTVの画面、インタビューで見る限り、話が本当に面白く、気取らない人のよう。でももちろん聖人ではなく、人についあわせてしまったり、バウンダリーをきちんと設定せずにあとでモヤモヤしたりと、私達が日常生活で経験している失敗を、素直にシェアしてくれる、そんなところも大好きです。

私はこのNetflix番組が配信された時に、もちろんすぐに観ましたが、その後合計3回見返しています。話されている内容は、彼女のこれまでの本、インタビュー、TED Talkを初めとするビデオなどでずっと学んできたことでした。でも、ブレネーは日本でまだあまり知られていないので、これを機会に多くの人に彼女の教えを知って欲しいなと思います。

長年彼女をフォローしてきた私でも知らなかったのは、”Daring Greaty “(邦題:「本当の勇気は、弱さを認めること」)のタイトルにもなっているセオドア・ルーズベルトの「アリーナに立つ人」に出会った経緯。これは初耳だったので非常に興味深かったです。

番組を通して、彼女の研究で浮き上がってきた様々な結果、学びが沢山紹介されています。

例えば、Shame – 恥についても、

女性の恥はボディ・イメージ

男性の恥は「弱いと思われないこと」

とひとことでまとめられています。

彼女の3冊目の本、Rising Strong(邦題:「立て直す力」)でも有名な「私が造り上げているストーリーは。。。」も、本で紹介されているトラビス湖での事件を再度、詳細を交えて話してくれています。ブレネーの夫のスティーブが湖でパニックに陥ったこと、そしてそれを理解できずに勝手にストーリーを造り上げてしまったブレネーの例です。(Rising Strongの感想は、ここに3部に分けて書いています)

そして、彼女の研究の中で最も有名かつ重要な発見。ヴァルネラビリティ(弱さ)を押さえつけないで、見せることが、実は最も勇気あることなのだ、という研究結果。

でもまだ多くの人が自分の弱さを見せたり、心を開いたりするのが怖いと思ってしまうのですね。

ブレネーは

How many of you want love, intimacy, joy in your lives? You can’t have that if you don’t let yourselves be seen.

人生に愛、親密さ、喜びが欲しいと思う人?自分を包み隠さず、さらけださずにそれらを手に入れることはできないんです。

と言っています。

このBe seenというのは本当に和訳が難しい言葉だなと思うのですが、自分を隠さずに、さらけだすといった意味です。

どうしてそんなことしなくちゃいけないの?と思う人もいるでしょう。SNSでもちょっとバズるといわゆるクソリプというものが返って来る時代です。人前に出ていって何の得があるでしょうか?失敗すれば笑われ、間違っていれば罵倒されます。誰にも本当の自分を見せずに、顔出しもせず、匿名で安全に生きていきたい、と思う人がいてもおかしくないと思います。

でもブレネーはそういう生き方をしていては、愛や親密さや喜びは得られない、と言います。

なぜなら、生きること、イコール弱さをさらけだすことだからです。

自分をさらけだすことは怖い。でも、勇気を出して自分をさらけ出したとき(つまり、誰かに告白したり、やりたいことをやったり、自分の意見をはっきり言うとき)にこそ、人は本当に生きている、と実感できると思うのです。

番組の最後では、ブレネーの娘、エレンの水泳の話をしています。どうしても自信がない、怖い、やりたくない水泳のレースを、コーチに命じられたエレン。ブレネーとスティーブは、最悪の場合、名前を呼ばれた時に出ていかない(つまりサボる)という選択肢もあるね、と娘さんと話します。「サボっても良いの?」と聞くエレンに「それはあなたが決めれば良い」と言ったブレネー。

レース当日、エレンはサボらず、レーンに姿を現します。最後尾で、涙まみれで泳ぐエレン。レースが終わり、ブレネーのもとにやってきたエレンは「最悪だった」と泣きながら言います。でも、、、

“But I was brave, and I won.”

と言ったのでした。(ここ何回観ても泣けます。)

人生において、勝利とは必ずしも一番になることではありません。時には、本当に勇気のいることをやる、ということが勝利なんだと学ばされたエピソードでした。

「勇気を出して」観ていない方はぜひチェックしてみて下さい。観た方は、感想をコメントで教えて下さいね。

2020年の3つの言葉

元旦のダラスロードビーチ

*このポストは当サイトが落ちていたため、noteに載せた物を再掲しています。

毎年、年末にその年のまとめを書いているのだが、2019年は書けなかった。なぜなら、サイトが落ちているから。
クリスマスの数日後に気が付き、夫は「ドメインの有効期限が切れたんじゃないの?」というが、ドメインの更新は毎回数ヶ月前からお知らせメールが来る。何の知らせもなしにプッツリ落とされるはずがないと思って色々調べ、一応ドメインのレジストラに連絡は入れてあるのだが、クリスマス・年末年始のホリデーシーズンのため全く返事がない。

Read more

消えたタカタガーデン

タカタガーデン

カナダに住むようになって初めて知ったことの一つに、戦時中の日系カナダ人の強制収容(Internment) があります。

第二次世界大戦時、ビクトリアにはすでに多くの日系人が住んでいました。ロスベイ墓地にも152の日系パイオニアのお墓が残っています。

これらの日系人は二世以降の人達はカナダで産まれ、英語を母国語とし、「日系」ではあるものの、「カナダ人」として生活していました。

Read more