折り返し地点

tulip in full bloom May 7, 2020

45歳になりました。四捨五入すると、アラフィフというやつです。

人生100年時代といいますが、45歳の今年初めて、人生の折り返し地点のようなものを意識するようになりました。このまま健康に生きていけるとして、単純に考えてあと45年もある。それとも、たった45年?

一方で、父は65歳で亡くなったので、そう考えると私の人生もあと20年で終わったっておかしくありません。それより短い可能性だって十分あります。

自分は生きたい人生を生きれているか?やりたいことをやれているか?

今日の答えは、イエスです。今年は自粛生活のため、いろいろと自由が利かないことが多いですが、それを除いても基本、好きなことはできています。不安なことや不満なこともありますが、私たちは常に選択することができます。

不満に頭のなかを支配させるか、できることをやっていくのか。

このパンデミックで、いろいろなことを学びました。恐れ(Fear)に支配されたもとでの選択(買占め、レイシズムなど)、人間にいかにアートが必要か(”If you think artists are useless try to spend your quarantine without music, books, poems, movies and paintings.”-アーティストが役立たずだと思うなら、本、詩、映画と絵画なしで隔離生活を過ごしてみてごらん)、人とのつながりの大切さ。。。

私の住んでいる州では、来週末あたりから規制が緩和され、少人数での集まりや、一般の小売店の営業も少しづつ開始されます。この隔離生活で、誰が自分の人生に大切で、誰がそうでないかもはっきりした人も多いかもしれません。

先日、この街でお世話になっている方の奥様が亡くなられたことを知りました。歩道を歩いている時に車が飛び込んできたのだそうです。言葉には出されませんが、愛妻家であることはよくわかる方でしたので、どんなに哀しまれているかを考えると胸が痛みます。そして、人生、いつ終わりが来るのか、本当に誰にもわからないのだなと実感させられました。

残された45年、もしくは20年、もしくはもっと短い期間を誰とすごすか。どう過ごすか。誰の言葉に耳を貸し、誰の言葉は無視するのか。

節目の年だからか、いつもよりつらつらと人生について考えてしまいました。

あなたはどうですか?あっという間の人生、満足して過ごせていますか?

コメント、メール、いつでも歓迎です。