貴重な旅の思い出をプロが残してくれるFlytographer

旅行に行ったときは、やはりみんなで写真を撮りたいですよね。でも、どうしても誰か一人がカメラマン役にならないといけなかったり、、知らない人に撮ってもらうようにお願いしても、なかなかこれぞという良い写真が撮れてない。。。という経験はありませんか?結局、スマホで自撮りぽい写真ばっかりになったりして。

そんな悩みを解消する、他に例を見ないユニークなスタートアップをご紹介します。

Nicole Smith, Founder, Flytographer
Flytographer 創業者、ニコール・スミス

私の友人のニコールは、長年マイクロソフトに勤めていました。あるとき、仕事でパリに行くことになり、仲の良い友人と、仕事後現地で落ち合い、ちょっとした友人同士のバケーションを楽しむことにしました。
子供抜き、夫抜きでパリで過ごすなんて、滅多にない機会なので、沢山の思い出を友人と残したいと思っていた彼女ですが、やはり自撮りの写真ばかりになってしまいますよね。そんなある日、友人の友人も参加してブランチに行った際に、その人にiPhoneを渡し、「適当に、話しているところの写真をスナップして」と頼んだそうなのです。後でその写真をみて、ニコールは愕然としました。自分たちで撮ったどの写真よりも、この友人の友人(プロのカメラマンではなかったそうですが)に撮ってもらった写真の方が、いきいきとその場の雰囲気を伝えていたというのです。

こうして、旅先でプロに写真を撮ってもらう、Flytographer(フライトグラファー)というサービスのアイデアが産まれました。Memories are the best souvenir. 思い出が一番のお土産、というキャッチフレーズですが、本当にそうですよね。他に例を見ない非常にユニークなサービスとして、旅行業界をはじめ、各所で話題になっています。

ただ単に、旅先でフォトグラファーを雇うだけではなく、あくまで現地に詳しいフォトグラファーを用意しているそうなので、まるで、現地の新しい友人ができたような気分を楽しめます。地元の人しか知らないような特別な場所での撮影などもお願いできますし、おすすめレストランなどを教えてもらうこともできます。

家族旅行、ハネムーンはもちろん、最近どんどん人気が出てきているのが、プロポーズ!海外でロマンチックなプロポーズを計画する人が多いようですが、その「YES」の瞬間を撮ってもらいたい、と申し込む人はすごく多いようです。これからプロポーズを計画している人はぜひ使ってみては?

フォトグラファーは誰でもFlytographerでオンラインで申し込み可能ですが、厳しい審査を通り抜けたフォトグラファーのみが登録できます。

旅行者の方は、希望する都市を選び、その都市で撮影可能な写真家のプロフィールと、その人が撮った写真のサンプルをみて、誰に撮影をお願いするか、決めることができます。

現在Flytographerが利用できる都市は世界中で120都市。日本では、東京に二人、登録しているフォトグラファーが居るそうです。一番人気があり、かつ写真家の数も多いのがニューヨーク(10人)、次いでパリ(4名)だそうです。なんだか納得。

日本人で利用した方もすでにいるそうで、こちらはお友達と一緒に旅行されたポルトガルのリスボンでFlytographerを利用されたAkoさん。

写真クレジット:Gonçalo Barriga for Flytographer

この、街中を歩いている写真なんて、特に良いですよね〜

写真クレジット:Gonçalo Barriga for Flytographer

近々サイトの日本語バージョンもローンチするそうなので、興味のある方はぜひ試してみて下さい。

日本語でのお問合せは私までお気軽にどうぞ。

Think Like A Freak-ヤバい人達に学べ

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経済学者のスティーブン・レヴィットとスティーブン・ダブナーが最初の共著Freakonomics(邦訳:ヤバい経済学) を出版したのは2006年のことですが、私が実際にこの本を手にとったのはつい去年のことでした。リンゴとオレンジの表紙がとってもユニークだなと思って前から興味があったのですが、読んでみると「なんでもっと早くに読まなかったんだ!」と思わず後悔してしまうほど面白い本でした。

レヴィットとダブナーはその後第2弾SuperFreakonomics(超ヤバい経済学) を出版しましたが、今回ご紹介する本はその第3弾となります。

ニューヨークのコニーアイランドで毎年独立記念日に開催されるホットドッグ大食いチャンピオンに5年連続で輝いた日本人、小林尊さんの話は最初の章で紹介されています。それまで、このホットドッグ大食い大会での最高記録は規定の12分間の間に25個、というものでしたが、小林さんは、なんと最初に挑戦した年に50個という記録で世界チャンピオンに輝きます。

人とは違う考え方をする人達を化け物や奇人、という意味のフリークと呼び、そこから何が学べるのかを説いているこの本ですが、小林さんが一体どういう考え方やトレーニングをして世界チャンピオンに輝いたかが紹介されています。ネタバレはしませんが、読んでみると、確かに、普通の人の考え方とは一線を画しているなあと感心してしまいました。

他にも、「英語で最も難しい言葉は何か」、「ソロモン王とデイビッド・リー・ロスの共通点」「説得されたくない人をどうやって説得するか」など、ユニークな問題を様々なフリークを紹介しながら説いていきます。

ダブナーはもともとラジオ畑の人で、私は最初の本を読んで以来、彼のポッドキャスト、Freakonomics Radioを聴いているのですが、これもまた良くできた番組で、「宗教は本当に人を幸せにするのか?」などおもわず膝をうって「なるほど!」と叫びたくなるような興味深いエピソードばかりです。この数ヶ月はこの本のプロモーションのために、本の中で紹介されたトピックをさらに深く掘り下げているエピソードがリリースされていますが、実際にホットドッグ大食いチャンピオンの小林さんが出演したエピソードは、中でも特に面白いものになっていますので、是非いちど聴いてみて下さい。

日本語版がいつでるのかわかりませんが、英語版はこちら↓からどうぞ。
Think Like a Freak: The Authors of Freakonomics Offer to Retrain Your Brain

#Geekhouse オープニングパーティに行ってきた!

caliyukari

このブログでも何度も紹介していますが、人気テクノロジー番組GeekBeat TVジョンPカリ・ルイスとは、ANAのブランドアンバサダーとして2012,2013年と一緒に日本に行って以来の付き合いです。テキサス州のダラスから週3回(時にはそれ以上)テクノロジーの最新情報を発信していますが、このたびスタジオを移転、それも建物をひとつ丸ごと購入してその名もGeek Houseと名付けたのですが、そのお披露目パーティに招待されたので、ダラスまでひとっ飛び、行ってきました。

私の住んでいるビクトリアからダラスまでは、Westjetにてまずカルガリーまで飛び(1時間)、その後ダラスまで飛びます。カルガリーからダラスまではたったの3時間なのにびっくり。

前日の夜ダラス入りして、準備で忙しい中、ちょっと顔を出してきたりしましたが、翌日あらためてちゃんとパゲストとして参加。行って最初にやったことは、このゲストウォールにサインをすること。日本語でも書いてきましたので、行ったらぜひ探してみて下さい。

guest wall #GEEKHOUSE

Geek Beat TVはYouTubeの購読者7万人、カリのGoogle+でのフォロワー数は200万人近くに及びます。一緒に原宿を歩いていた時はスカウトもされていましたが、彼女には熱狂的なファンも多いようです。

スタジオ開場後しばらくすると、ライブ用セットにてGeek Beat Liveの生放送が始まりました。

studio

毎週金曜日の午後に生放送しているGeek Beat Liveは、私も時々チャットで参加したりすることはありますが、実際に生で収録風景をみるのはこれが初めてなので、面白かったです。世界中から沢山のファンがチャットで「ギークハウスオープンおめでとう!」のメッセージを送ってきていました。その時の放送はこちら。

2時間ほどに渡ったライブ放送のあとは、場所をセットからギークハウス中央の広い部屋に移して、パーティは続きます。そこで見た沢山のギークハウスのテクノロジーをご紹介しますね。

サムスン 78 inch Curved UHD TV

curvedtv入り口をはいってすぐに目につくのがこの78インチのサムスンの巨大テレビ。なんとこれ、スクリーンが湾曲しているんです。どこから見ても超鮮明な画像に圧倒。

Instacube station

instacubeこのインスタキューブという可愛いスクリーン、ハッシュタグを前もってセットしておくとそのハッシュタグをつけた写真が表示されます。この日は#Geekhouseのハッシュタグの写真が流れていました。
ギークハウスのマスコット?のクリーピー(不気味な)キティもいます。

ポスター

ギークハウス内は沢山のポスターが。ハリポタ、ドクター/フー、スターウォーズなど、ギークならみんな好きな映画のポスターばかりです。

UpDesk

このUpDeskというデスクですが、基本、立って使うための机です。カリのオフィスの写真を見てもらえばわかりますが、彼女はトレッドミルと併せて、ウォーキングデスクとして使っていました。(私は絶対コケそうです。。。)結構丈夫なデスクで、十分な広さ、カップホルダーもあり、ボタン一つで自動的に高さ調節ができるこのデスク。。。かなり欲しい。

ハン・ソロ

stormtrooperこの壁は当日お披露目、とのことで前日までは布がかけられていたのですが、でてきたのは炭素冷凍されたハン・ソロでした!これ、最初に作られたものはフォークリフトによって壊されてしまったそうで、これは二代目。周りの壁もスタッフによって塗られたそうで、ところどころにイースターエッグが隠れているそうなので、現地に行くことがあればぜひ探してみて下さい。

KEF Blade スピーカー

イギリス発の高級スピーカーメーカーのKEFからは、このBladeという美術品のようなラウドスピーカーが来ていました。3万ドルとか(!)。いろいろな音楽(高音のクラシックからバスの効いたものまで)サンプルで聴かせてもらいましたが、低音の効いた曲を大音量でかけると、天井のスポットライトが外れてきたのには一同びっくり!さらにすごいのは、このスピーカーの上にのせてある5セントコインが全く動かないこと。パーティの翌日にもこのコインはそのままでした。

Deep Eddy ウォッカ

South by Southwest フェスティバルで有名なオースティンから、自然に味付けされたというDeep Eddyのウォッカが振る舞われました。私のお気に入りは紅茶味のウォッカ。レモネードと混ぜたカクテルはおいしくてつい飲み過ぎてしまいそうで危険。

cheero バッテリー

revoltech

パーティの間中、沢山のガジェットが抽選で会場にいる人達にプレゼントされていましたが、日本からはあのcheeroダンボー君バッテリーや、リボルテックを提供してくださいました。会場でも「あのロボットのバッテリー超可愛い!」と人気でしたよ。

CEAボット

おそらくこのギークハウスで最もクールなガジェットが、このCEAボットでしょう。iPadをこの一輪ロボットに取り付けて、専用のアプリをダウンロードすると、その場にいなくても自分の意思でロボットを移動することができるんですね。この日も、イギリスにいるGeek Beatファンが、リモートで参加していました。すごい!

ダリア・マスク

dariaこの夜のハイライトは、G+で大活躍中のアーティスト、ダリア・マスクがハングアウトでライブをしてくれたこと。本当は生で参加してくれる予定だったのですが、人気急上昇中の彼女、急遽スケジュールの都合でハングアウトでの参加になりましたが、超可愛い!歌上手い!会場をトリコにしておりました。カリもそうだけど、可愛いだけじゃなくて、本当に良い子っていうのはやっぱりハングアウトなんかをやるとわかりますよね。日本からのインタビューなどのお問合せは私までご連絡下さい! 音源がずれているのがちょっと残念ですが、当日のライブの様子はこちら。彼女のパーソナリティはよくわかってもらえると思います。

レーザーハープ

イギリスからはるばるやってきたスティーブ・トンプソンは、レーザーで演奏する、レーザーハープの名手。
早速、ドクター・フーのテーマ曲を演奏してくれました。私もやってみたい!

コルベット・スティングレイ

車はあまり詳しくない私ですが、スタジオ内に展示されていたこのスティングレーはカッコよかったです。
このほかにもエスカレードやキャディラックELRもスタジオに展示されていました。

これ以外にも、書ききれないほど沢山のクールなものがあるギークハウス。

基本的にはオープンドアポリシーということなので、ダラスに行く予定の方は是非寄ってみて下さい。(たまに留守にすることがあるのでできたら前もってツイッターでもなんでも良いので一言連絡下さいとのことですw)

ダラスでとっても楽しい週末を過ごさせてくれたGeek Beatの二人に感謝です。

また絶対一緒に日本に行こうね、と言っているので、日本でイベントにGeek Beatの二人を呼びたい方は是非ご連絡下さい!私、完全に日本向け窓口化しておりますので、インタビューの依頼などもお気軽にどうぞ。

夢を公言して、スーパーヒーローになろう! #WDS2014(2)

Hot air balloon #WDS2014

WDS2014レポートのパート2です。ート1はこちらをどうぞ

Michael Hyatt

Photo Credit: Armosa Studios
Photo Credit: Armosa Studios

いかにも成功しているビジネスマンといった雰囲気のMichael。ビジネスの話をるのかな?と思っていたら、子供の頃のお父さんとの思い出から、彼の話ははじまりました。

いつも自分のことを大事にしてくれた、最高のお父さん。。残念ながらその後、彼の人生はアルコール中毒という辛い道をたどります。

ティーンエージャーの頃、パーティから遅く帰宅したある夜、泥酔したお父さんが家の外の歩道に寝ているのを見て、「絶対に彼のようにはならない」と誓った、というくだりは胸にぐっとくるものがありました。

Michaelは彼の父親のそんな人生をDrifting Life、流されていく人生だと説明します。目標もなく、そのときの状況にただ流されていく人生。

それと反対なのが、Driven Life、突き進む人生とでも訳せるでしょうか。仕事やお金、成功だけを目標とした人生で、一部の人の基準では成功している人生なのかもしれませんが、意味のあるつながりや、やりがいを見つけられず、ほとんどの場合ストレスとむなしさでいっぱいになってしまう人が多いようです。

それとは別にMichaelが薦めるのが、Designed Life、自分でデザインしていく人生です。それではどのようにして人生をデザインしていくのか。

Michaelは自分自身に問いかけるべき3つの質問を教えてくれました。

1.自分は他人の記憶にどういう人として残りたいか?

2.自分にとって大切なものは何か?

3.今日できる勇気ある決断は何か?

私はこの答えをWDSのノートにしっかりと書き留めました。あなたの答えはなんでしょう?

もうひとつ、最後の方で彼が言ったことで印象に残った言葉があります。

 “How are you doing with what you’re given?”

人生とは必ずしも公平ではありません。恵まれた環境に生まれた人も居れば、そうでない人もいる。彼は、それでも自分が与えられたものを最大限利用して生きるべきだと説いていました。

Dee Williams

#WDS2013 Dee Williams

DeeはPortland Alterantive Dwellings (PAD)の共同創立者です。オルタナティブな住いってどんなものでしょう?それ84スクエアフィート(約5畳)の広さの家(!)です。ベッドも、キッチンもすべて込みの5畳一間のお宅で、DeeはこれをTiny House と呼んでいます。

子供の頃は農園で育ち自然に囲まれて暮らしていたというDee。兄弟とスーパーヒーローごっこをしてよく遊んだと言います。でも、大人になるとみんな、自分たちがスーパーヒーローであることを忘れてしまいますよね。そこでDeeはデルタ航空の赤いブランケットをマント代わりにして、スーパーヒーローのポーズを教えてくれましたw

体調を崩したことをきっかけに、自然に囲まれてシンプルな生活をしたい、と望むようになったDee。彼女の家は冬は寒いけれど、雨が降ると雨音が屋根を通して伝わってくる、素朴な家なのだそうです。

友人の家の庭にTiny House を置かせてもらっていたそうなのですが、その友人が亡くなってしまっていらい、しばらく何もする気が起きなかったという彼女。でも、

Simply showing up is a superpower

辛いときに、ただ姿を現すだけでもそれは十分にスーパーパワーなのよ。

本当にそうですよね。ただ一歩づつ足を前に進めていくだけでもそれは十分に意義のあることなのだと教えてくれました。

もうひとつ彼女が言った言葉で心に残ったこと。それは、

I’m a superhero. I need to pay attention” 

私はスーパーヒーローなの。ちゃんと気を配らないと。

上のMichaelの話にも似てきますが、毎日をただダラダラを過ごしていては、とてもスーパーヒーローとは言えませんよね。自分はスーパーヒーローなんだ!と自覚を持って生きよう、と決心した私でした。

Elise Blaha Cripe

Photo credit: Armosa Studios
Photo credit: Armosa Studios

Eliseはクラフトプロジェクトを紹介したり、実際にそのクラフト作品を売ったりするサイトを運営しています。ものを作るのが大好きというElise。でも人に、「お仕事はなんですか?」と聞かれるたびに、なんと答えればいいのか戸惑っていたといいます。このWhat do you do? という質問は、北米では初対面の人との挨拶の次にまず聞かれる質問です。(ちなみに、私もこの質問をされて困ることが多々あります)そのうち、I make stuff.という簡潔にして要を得た一文で済ませるようになったそうですがw

常に何か新しいものを常に作り続けて行くというのは、本当に大変なことだと思います。Eliseも、様々なプロジェクトを開始したものの、時には途中でインスピレーションがなくなってやめてしまったこともある、と言っていました。「途中でプロジェクトを中止するのは、必ずしも悪いことじゃないのよ」

また、失敗を恐れずチャレンジし続けることの大切さにも触れていました。パート1でご紹介したグリーンスムージーのJadahの言っていたことと重なりますが、不完全なままでもチャレンジしなさいと。Eliseは自分の娘が歩き始めるのを見ていて思ったそうです。どんな赤ちゃんも、「転んだら怖いから歩くの完璧になってから歩こう」なんて思わないですよね。バランスを崩して尻餅をつきながらも、とにかく歩き出す。なんて勇気づけられるお話でしょう!

Eliseのスピーチの前に、会場の全員に” I ________. “ とかかれたステッカーが配られました。Eliseも、自分の夢を公言することがとても大事だと言っていました。ポッドキャストを始めたかったけれど、どうすれば良いかわからなかった時も、「ポッドキャスト始めたい!」と公言したら、サイトの読者が、ポッドキャストの入門コースのことを教えてくれたそうです。そこで、彼女は、会場にいる私たちに、ステッカーの空白を是非、自分のやりたいことで埋めて欲しい、と言っていました。

私の夢は、本を出版して、世界中を旅しながら沢山の人達をインスパイアすること。さっそくインスタグラムで証拠写真を撮ってEliseにも送りましたよ。

他にも沢山の素晴らしいスピーカーが居たのですが、ご紹介するのはここまでです。もうすぐ、WDSのサイトにビデオがアップされる予定ですので、是非チェックしてみてください。


そしてイベントのあとはアフターパーティ。なんだか、こっちの方を楽しみにしている人も少なくないようですが、今年のアフターパーティはバスで少し離れたフィールドに移動して、なんとそこでは熱気球が待っていました!私は堀さんと一緒に乗ったのですが、ここに短いビデオがあります。

tinyhouse #WDS2014

フードトラックとバー、熱気球、展示されていたDeeのTiny House、そしてタロットリーダー(これは私は体験し損ねて残念!)そしてもちろんバンドも来ていたアフターパーティですが、私が一番楽しみにしていたのは毎年WDSのパーティで大活躍のDJ PrashantというボリウッドのDJ。ダンス上手くない人でも楽しめること間違いなし!超楽しいです。

WDS2014
Photo Credit: Armosa Studios

今年は郊外でのパーティだったこともあり、パーティの途中でインドの色粉が登場。チョークを砕いたような様々な色の粉を、3,2,1のカウントダウンで空に投げると、無数の虹色の煙が!そしてそのあとその粉を近くに居る人達の顔に塗ります!色まみれになりましたが、あ〜楽しかった!こちら証拠写真。

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新しい友達もできて、去年よりさらにパワーアップしてたWDS、来年も絶対に行きます。WDSに興味のある方は、是非こちらのFacebookグループにご参加下さいね。ポートランドでお会いしましょう!

どうやって、素晴らしい人生を生きる? #WDS2014 (1)

 

wds 世界征服サミット(World Domination Summit、以下WDS)に参加するため訪れた2度目のポートランドでしたが、真夏日並の気温で、すっかりカナダ人化している私は33℃でも大変でした。 Lifehacking.jpの堀さんサンディエゴの悦子さんという二人のWDS 同志に再会できたのも嬉しかったですが、今年は日本から数名初参加者もいて、WDSチーム・ジャパンがどんどん増え続けているのも頼もしいです。

私は金曜日に到着したのですが、その日はレジストレーションのあと、Body of Workという本を出版したPamela Slimのミートアップがあったので早速参加してきました。彼女のこのBody of Workという本は、自分の人生の中の様々な側面を結びつけている糸になるものをみつけて、それを単なる仕事ではなく、自分にとって大切なやりがいのある勤めとしよう、という本です。日本語版も是非早く出してほしいところです。

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今年初参加の美香さんと。撮影:堀(@mehori)さん

彼女には去年のWDSで悦子さんを通して知り合ったのですが、その後この本を読んで非常に感銘を受けた私は、本を持って行ってサインしてもらいました。

WDS2014 Audience

翌日から早速WDS開始!早くから並んで最前列を取りました。まずは主催者のクリス・ギレボーがでてきて簡単な挨拶をしましたが、ここでWDSがどんなイベントなのか、うまく表現されていた1フレーズがあるのでご紹介します。

How do you live a remarkable life in a conventional world?

型にはまった世界のなかで、どうやって素晴らしい人生を生きる?

「今までずっとこうしてきたから」「こういった仕事につくように、期待されているから」など、人は大人になるにつれて周りの期待や世間の慣習に従って生きていくようになります。周りがみんなそうしていると、それが普通に思えてくるのも怖い。

クリスは彼の最初の本のタイトルどおり、「常識にとらわれない生き方」を提唱するリーダーでもあります。彼の目標は世界中のすべての国を訪問するというもので、ありがちな「良い会社に勤めて、子供を育てて」という常識にとらわれず、ずっとオンラインで仕事をし、本を執筆したり、サイトを運営したりして生計を立てています。 WDSはこのような常識にとらわれない生き方を求める人達の集まりです。

またこのイベントには3つの価値観に注目しています。

Community (コミュニティ)

Adventure(冒険)

Service(奉仕)

WDSのスピーカーは、この3つの価値観に基づいた経験を話してくれることが多いです。

スピーカー全員の話を書き出すとスペースが足りなくなるので、特に印象に残った人の話を書いていきます。興味がある人は後日WDSのサイトに動画がアップされる予定ですのでチェックしてみて下さい。

A.J. Jacobs

Credit: Armosa Studios
Credit: Armosa Studios

日本では彼の「聖書男」というタイトルの訳書がけっこう売れたらしいのですが、私はほとんど知らない人でした。でも話は面白いし(『僕は一応ユダヤ人だけど、僕がユダヤ人っていうのは「オリーブ・ガーデン(チェーンのイタリアンレストラン)がイタリアン、っていうのを同じレベル』)、この本のテーマである、特に信心深くもない彼が、聖書に書かれているすべての教えを忠実に守ったらどうなるか?を実行した結果、周りのものや人への感謝の気持ちが高まった、というのはなるほどな、と納得させられるものでした。私も基本的には無宗教ですが、日々大切に生きて、感謝の気持ちを忘れないようにしようと常に心がけているので、そうだよなあ、と妙に感心。(後日談になりますが、彼の「聖書男」の原書「The Year of Living Biblically」を買ってきて今読んでいるのですが、読んでいて吹き出してしまうほど面白く、楽しませてもらっています。)

また、興味深かったのが、「自分は良い人になる」と考えるよりも、すこしづつ良いことをやるようにすると、次第に良い人になっていくというお話で、「形から入る」ことは普段あまり賞賛されないことですが、彼は、それは必ずしも悪いことではないよ、と言っていました。

Global Family Reunion #WDS2014

彼の現在のプロジェクトは、数ヶ月前に12番目のいとこと称する人からメールをもらったことがきっかけで始まった、グローバル・ファミリー・リユニオン。最近は家系図サイトを使って世界中の人達とコラボしながら自分のルーツをたどることができますが 、彼はこれで、世界のほとんどの人達はどこかでつながっているのだ、と説明します。ダニエル・ラドクリフや、ブッシュ元大統領などともいとことしてつながっていることがわかった彼は、有名人を訪ね歩いてもいるそうで、来年の6月にNYで行われる家族会(世界中の誰もが招待されているそう)は、アルツハイマーのファンドレイザーのイベントとして企画しているそうです。私も行きたい!

Jadah Sellner

Jadah Sellner #WDS2014

JadahはSimpleGreenSmoothie.comというグリーンスムージー愛好者のためのコミュニティサイトを運営しています。冒頭は彼女自身が10年前に書いたという詩の朗読からはじまります。お金もなく、上手くいかない恋愛を繰り返していたという過去の正直な告白からはじまりますが、スムージーのレシピを載せたインスタグラムを始めたことで、爆発的に人気がでたそうです。彼女は、成功する前はトニー・ロビンスが「Dream Big」と言っていても、どれだけ大きな目標を設定すればいいのか、見当もつかなかったと言っていました。たしかに、あまり大きな目標だと、逆にかないっこない馬鹿げたもののように思えて来ますよね。でも彼女はあえて「Say your dreams out loud」、夢を声に出して人に伝えることが大事といいます。夢を人に伝えることで、いろんな人達がちいさな助けの手をさしのべてくれるんですね。

Take Imperfect Action

二つ目のポイントは「Take imperfect action」、不完全でもとにかく行動を起こすこと。大きな目標があっても、ついつい細かいことにとらわれてしまって行動を起こさないままになっていませんか?ビジネスを始めたいけど、ウェブサイトができていない、など完璧主義者の自分が邪魔をして前に進めなくなっていませんか。結局それは夢に向かって進まないための言い訳になってしまっているんですね。そして行動を起こさないと何も始まらない。かくいう私も、本を書きたいとずっと思っていたのですが、「企画書がないから」を言い訳に、いつまでもぐずぐずしていたことをJadahのスピーチのおかげで気づくことができました。これを機会に、とにかく書き出す!ことから始めたいと思います。去年のWDSで、プロブロガーの Darren Rowseさんも「1日に一つで良いから自分の夢に向かって何かをやりなさい」と言っていたことを思い出しました。1日数行でも良いから、書くことにしました。

そして最後のポイントはLet Go。手放すべきものは潔く手放す。これは本当に難しいですよね。彼女も、グリーンスムージーの前には託児所のビジネスなどもやっていたそうですが、潔くあきらめて、次に進んだからこそ、今の成功があるのだと言っていました。

こちらも余談ですが私も彼女のサイトをチェックして以来、毎日グリーンスムージーを飲むようになりました。上のAJさんの話ではないですが、健康的な生活を送る!と意気込むよりも、とりあえず1日一杯はグリーンスムージーを飲む、と決めたら自然と健康的な生活になっていくのが面白いところです。

Shannon Galpin

Credit: Armosa Studios
Credit: Armosa Studios

ブロンドでモデルのように美しいShannonは、2013年度ナショナル・ジオグラフィックのAdventurer of the yearで、初めてアフガニスタンでマウンテンバイクに乗った女性として知られています。女性への抑圧が高いアフガニスタンでは、女性が自転車に乗ることは禁じられているのだそうです。

彼女自身、レイプの被害者であるという辛い過去を持つ女性ですが、今ではその経験をもとに、女性の自由を取り戻すための活動家として様々なプロジェクトに取り組んでいます。アフガニスタンの刑務所には、沢山の女性が収容されていますが、その理由のほとんどが、家族が取り決めた結婚相手から逃げ出してきたり、反発するような言動をしたからだとか。日本や北米の私たちからすると、ちょっと考えられない状況です。ある日そのような刑務所を訪ねたShannonは、そこの女性達がみんなそれぞれ沢山のストーリーを持っていることに驚きます。沢山の女性が彼女のところにやってきて、伝えたいと感じていることが山ほどあったというのです。

apathy #WDS2014

ShannonのトークのテーマはApathy、無関心さといかに戦うか、というものでした。女性に対する抑圧や暴力なんて、遠い国のアフガニスタンで起こっていることで、全く私たちとは関係ないことのように思えてきますよね。Shannonは日々その無関心さと戦っています。どうすれば人々の目をこの問題に向けさせることができるのか。そこで彼女が始めたのはストリートアートのプロジェクトです。

Banksy (バンクシー)は、世界でも最も名な匿名()のストリートアーティストとして知られていますが、私も彼の大ファンです。Shannonはバンクシーからヒントを得て、アフガニスタンでストリートアートを展示し始めます。社会問題がアートとして目の前に出てくると、誰もそれを無視することはできない、と彼女は考えたのです。

彼女の残した「Women’s Rights is not Women’s Issue」女性の権利は女性だけの問題ではない、という一言がとても印象に残りました。だって、誰にでもお母さんや娘、姉妹がいるんですものね。

(WDSレポート、パート2につづきます。)

世界征服を目指してふたたびポートランドへ

wds2014

今年もWorld Domination Summitの季節がやってきました。100万円起業の著者、クリス・ギレボーが毎年オレゴン州ポートランドで開催している世界征服サミットについては、このブログで何度もご紹介していますが、始めて参加した去年に引き続き、今年も二年連続二回目の出場、をしてきます。

今までいろいろとブログ、ネット関係のカンファレンスに参加してきましたが、名前は出しませんが「もうこのイベントは出なくても良いな」と思うイベントが増えていくことも事実です。毎年、同じメンバーで同じことを話すということが、だんだん無意味に思えてくるのですね。

その点、WDSは、だいたいの趣旨は『常識にとらわれない生き方』を選ぶ人達が集まるイベントですが、それ以外は、参加者の興味は非常に多彩で、「このイベントはこの手の人達が集まる」とひとくくりにいえないのがあえて魅力といえるでしょう。

私の住んでいるビクトリアも、カナダではかなり美しい街として知られていますが、ポートランドはまた違った意味で面白い街です。去年、ホテルからWDSの会場まで一人で楽しく散策したことが思い出されます。

メインイベント以外にも、ヨガやミートアップ、リバークルーズなど沢山のミニイベントが企画されています。そして今年もまた、同志のLifehacking.jp堀さん、そしてMy peaceful Familyの悦子さんと合流します。日本からも参加者が年々増えているようで、今年もチーム・ジャパンで集まれることを楽しみにしています。

ソーシャルメディアでのハッシュタグは#WDS2014で随時発信していきますのでお楽しみに。

完全ガイドでEvernoteを使いこなそう

Evernote基本&活用ワザ完全ガイド

先日仕事絡みで日本語の本が必要になり、日本のAmazonから注文することになりました。

日本からカナダに送るとなると、送料がけっこうするので、日本のAmazonから注文するのは年に数回でしょうか。せっかくだから、お友達の堀正岳さんいしたにまさきさん達が共著された「Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド」も注文しました。

Evernoteはほぼ毎日使っていますが、いまひとつツールを使いこなせていないというか、ツールの全貌が自分でも見えていないような気がしていたので、ちょっとおさらいするのに良いかも、と思ったのです。

さて注文した本が届き(いつものことですが、Amazon、はやっ!)Evernote本をパラパラと読み出すと、これが面白い。本書は6部に分かれており、第1章はEvernoteの基本の使い方など、初心者向けですが、第2章は「仕事」第3章は「趣味・遊び」第4章「日常生活」第5章「旅行・出張」第6章「トラブル・疑問」となり、全部で70のワザが紹介されています。

仕事でEvernoteを使うときはプレミアム機能の「名刺スキャン」(これは本当に便利。私はこれだけでプレミアムにする価値があると思っています。)やEvernote Web Clipper(こちらは無料です)には常日頃からお世話になっているのですが、「会議の録音」ができるというのは知らなかった機能で(今まではWordで取っていましたが聞き返すことってほとんどないんですよね)勉強になりました。

第3章の「趣味・遊び」では例えば英語の勉強をしている人の場合、どうやって効率良く学習記録を取り、弱点を克服するかが紹介されています。「読書記録を取る」では本の気に入った部分の書き取りをよくやる私としては、「なるほど、Evernoteで写真に撮れば良いんだ!」と目からウロコ状態でした。

電子書籍の場合も、気に入った部分をハイライトしたものの、そこからどうするかがいまいち解決していなかったのですが、Kindleのハイライト部分をEvernoteに持ってくるやりかたも紹介されています。なるほどね。

第4章の「日常生活」では、「買いたい、読みたい本リスト」や「息子や夫の服や靴のサイズ」などはノートを作って保管している私も、とにかくモノが増えがちな現代、片づけたものの場所や何が入っているのかや、子供の学校関係の書類や描いた絵などをどう片づけるか、などに関するワザが紹介されており、非常に参考になりました。

こちらに住んでいる日本人の友人に、『貸してあげるよ」と言っていたのですが、いやこれは下手すると一家に一冊あったほうが良い本かも、なんて気もしてきました。

何かと忙しい現代人の生活をオーガナイズさせてくれるEvernoteはやっぱりすごい。つい最近ユーザー一億人に達したのも納得です。

Evernoteいまいち使いこなせていない、という方、気になるけど使ったことないという方に是非おすすめの一冊です。

できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド (できるポケットシリーズ)

ANAがバンクーバー・羽田線就航

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去年、一昨年と、ブランドアンバサダーとして岡山や沖縄に飛ばせていただいていたANAが、今回ついに、カナダにも飛ぶようになりました!
カナダ在住日本人としては、非常に嬉しいニュースです。今までは、JALかエアカナダしか選択肢がなかったので。。

バンクーバーー羽田間の直行便就航を記念して、3月30日、バンクーバー国際空港にメディアツアーのメンバーが集まりました。
バンクーバーから東京に飛ぶのは、日本人だけとは限りません。移民の国カナダには、沢山のアジアからの移民が住んでいますので、東京を経由してアジアに向かう人達も沢山いると考えられます。よって今回のメディアツアーには、バンクーバーの新聞 Vancouver Sunを始め、Philippine JournalShing Tao Daily、そして日系の新聞ではおなじみバンクーバー新報の記者の方がお見えになっていました。

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空港に着いてチェックインしたあと私たちが連れて行かれたのは、なんと滑走路。地元のTV局のクルーも沢山来ていて、四角く仕切ったエリアからメディアは出ないようにと空港の係員から注意されます。「Active Taxiway」と書かれたサインもあり、実際に飛行機が飛んでくるのでうろうろすると危険ということですね。

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安全ベストを着て待つこと数分。羽田からやってきたANAの飛行機が見えました!ゆっくりとタクシーしながら、YVRが用意した特別エリアに飛行機がやって来ます。そして消防車のような二つの特別車から放水開始!水でアーチを作って、その中を飛行機がゆっくりと通って行きます。動画はこちら。

この儀式、Water Saluteというようで、新しい飛行機が空港にやってくる時に行われる儀式だそうです。また、パイロットが引退する時などにもこの儀式が行われるそうです。面白いですよね。

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このあとは到着ゲートにて、まさにこの飛行機で東京から到着したばかりのバンクーバー空港のCEOが挨拶をしました。鏡割りやリボンカットなども行われ、お酒、お寿司そしてバンクーバー名物のJapadogも振る舞われましたよ。

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去年沖縄に一緒に飛んだカズさんともつかの間の再会。このイベントの為にバンクーバー入りされたのだそうです。

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お祝いが一段落したあとで、私たちは搭乗。今度はバンクーバーから羽田に向かいます。現在羽田/バンクーバー間に使われている機種はB767-300ERですが、将来的には787を増やして行きたい、と広報課の野村さんが仰っていました。
ANAには何度か乗せていただいていますがあのテーマ曲が流れるなか搭乗。私のビジネスクラスのシートはこんな感じです。シートの幅は20インチ、シートピッチは50インチです。各シートのひじ掛け部分に収納されているテレビは9インチ。

businessclass

席に着くとすぐに客室乗務員さんが飲み物を持って来て下さいます。雑誌をもらったのですが、さすがに真新しかったのが印象的でした。さらに、タオルやチョコレートなどのお祝いの品も頂きました。嬉しかったのは手書きの折り紙カード。さすが日本のサービスだなあ。これ以外にもビジネスクラスの場合はロクシタンのアメニティセット、アロマセラピーのセットをもらえます。

note

ビジネスクラスの機内食はエコノミーと同じで和食、洋食を選べますが私は和食を選びました。こちらは前菜。

amuse

メインはこちら。

dinner

どちらも大変美味しく頂きました。他には福島のお酒などもいただきました。

快適な空の旅のあと羽田に到着。パート2に続きます。

 

「素敵」の法則

素敵の法則

プライバシー問題や「SNS疲れ」もあるFacebookですが、良いところはお友達のお友達などで素敵な人をみつけることが出来ることです。Facebookでは、まだ実際にお会いしたことはないものの、あこがれるような素敵なオーラを持った方のプロフィールに出会うことも多く、フィード購読させて頂いたり、気が合うようならお友達になって頂いたりしています。
パーソナルスタイリストの政近準子さんも、そんな素敵な方の一人です。
最近はYouTubeなどの動画コンテンツのエキスパートとして活躍されている熊坂仁美さん(彼女ともニアミスだけで、実際にはまだお会いできていないのですが!)のお友達としてある日紹介されていたのをもとに、フォローさせていただいていたのですが、彼女の投稿には「ふむふむ〜、なるほど」と頷くことが多く、今回、紹介されていた「素敵」の法則を読ませていただきました。

2014年もあけて半月ほど経ちましたが、今年も私はいくつかキーワードを決めています。1年の抱負、とまではいかないけれど、日々気をつけておきたい、今年フォーカスしたいこと。そのうちのひとつが「スタイル」です。
ファッションとは、「見た目だけ」「カッコだけ」ではなくて、実はものすごくパワーがあるものだということは、数年前にチャリティファッションショーに参加させて頂いた頃から感じていたことでした。ただの「着るもの」ではなく、何を着るか、その着るものが自分をどんな風に見せてくれるのか、そしてその結果自分をどういう気分にするのか。お気に入りの服というのは誰でも一着は持っているものだと思いますが、何故それがお気に入りなのか、そしてまた、「似合う」と褒められた時にどういう気分になるかを考えると、ファッションのパワーについては納得していただけるのではないでしょうか。

この数年間は個人的にも色々大変なことが多く、「洋服どころじゃない」というのが正直な感想だったのですが、今年は少しづつですが風向きが変わって来ているのも感じられることがあり、これは気合い入れてスタイルに挑戦しよう、と、今年のキーワードのひとつに選びました。

この場合のスタイルは、もちろん、ファッションや見た目だけのことではありません。自分だけの内面のスタイル、生き方を確立することも含まれます。

政近さんは、まさに「スタイルのある」女性だと常日頃の投稿から感じていました。今回本を読ませていただいて、「やはり、プロは違うなあ」と感心することしきりでした。「リトルブラックドレス神話の真実」など経験にもとづくお話はとても興味深かったです。

巻中には自分に何が一番似合うのかを見極める「ファッションテイスト診断」があるのですが、意外とこれが難しかった。。。自分が好きなファッションテイストはすぐわかるのですが、自分には実際何が似合うのか、というのはまた別ということですね。また後半には沢山のスタイリングのコツも紹介されていて、ためになります。是非いちど手に取ってみて下さい。

A Tale for the Time Being

英語で本を読む事のチャレンジに関しては色々なところで書いていますが、なんだかんだ言って唯一長続きしている趣味でもあります。毎年、年初めには「もっとエクササイズする」とか「家でもっと日本語を使う」とかいう抱負に必ず「◯册以上本を読む」というものが加わるのですが、読んだ本と册数を記録することだけは何故か毎年続いています。

今回読み終えたのはこれ。

A Tale for the Time Being by Ruth Ozeki A Tale for the Time Being by Ruth Ozaki

著者のRuth Ozekiは日系アメリカ人で、数年前に、当時の義理の母から彼女の「My Year of Meats」をプレゼントされたのがきっかけで知りました。アメリカでの牛肉生産のありかたを問うやや政治的な本でしたが、とても面白く読めました。
その後、本好きの友人が、Ruthと友達であることを知り、なんと彼女はここビクトリアからさほど遠くない島に住んでいるということを知りました。

日系人ということで親近感もあったのですが、彼女の新作、A Tale for the Time Beingは有名なブッカー賞にノミネートされたと聞き、これはすぐにでも読まなければと早速買ってきました。

小説家のRuthはある日ビーチを散歩している際に打ち上げられたジップロックバッグを見つける。ゴミだろうと、自宅に持って帰って捨てようと拾うRuth。帰宅してみて開けてみると、中に入っていたのはゴミではなく、キティちゃんのお弁当箱の中にはマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」をカバーにしたノートブックで、中には日本に住む15歳の少女、ナオの日記などが入っていた。。。という話です。

Ruthは日系人なので、少しづつナオの日記を翻訳しながら夫と読み進めて行くのですが、ナオの学校生活、残酷ないじめ、ブルセラオークション、彼女の104歳になる曾祖母、特攻隊で戦死した大叔父、鬱病の父親など、ナオの人生が日記を通して少しづつ浮き彫りになってきます。

その一方で、この日記がどうやって自分の住む島の海辺に流されて来たのか調べようとするRuth。東日本大震災の津波のせいなのか?それとも。。。?

物語はRuthの語りと、ナオの日記の章が交代で進む形になっています。ナオの章にはしょっちゅう日本語が出てきて、注釈がついているのですが、「これは使わないよ〜」という不自然な日本語が出てきて苦笑する場面も多く、今ひとつ入り込めませんでした。また、ナオの日記には、104歳になる曾祖母の人生を書く、と最初に書かれているのですが、結局それが書かれずじまいで残念でした。Ruthの章は、著者自身を主人公にして、夫とのやり取り、小さな島のコミュニティの人々との会話、彼らの性質(ゴシップ好きであるとか、それぞれ秘密の牡蠣取りの浜を知っているとか)などの島での生活の様子は、私が住んでいる州の話、ということを抜きにしても興味深かったです。嵐が来るとすぐに停電になるのでジェネレータは必須であるとか、郵便局が人々の情報交換の場所であるとか。。。とてもそんな辺鄙なところには住めない、と思いつつも、ちょっと住んでみたい気になったりもします。またRuthの作家としての苦悩も正直に書かれていて、会う人会う人に「新作の進み具合、どう?」と聞かれてうんざりするのは、作家でない私でもわかるなあ〜と同情してしまいました。

何世代にも渡って繰り広げられるストーリーは、いくつもの層で出来ています。話が進むにしたがって、絡み合った糸を解くように少しづつナオの日記の背景が見えてきます。最後の方では量子物理学の話がでてきて、ちょっとSFぽくなり、リアリズム小説だと思って読んでいたので違和感のあった私も、「ほう、こう来るか」と気分を変えて読み進めたら、そこまで気にならなかったです。

戦争の残酷さ、いじめの現実、鬱や自殺願望などのメンタルヘルスに関する問題など、心が痛む内容が多いのは事実ですが、禅の教えなどもあり、色々と考えさせてくれる、読み応えのある作品に仕上がっています。

ブッカー賞発表は数日後の10月15日。日系の作家として、是非応援したい本です。