【1000冊紹介する 015- Dare to Lead 】- Day 38

ブレネー・ブラウンのDare to Lead 読了。いつもなら一冊の本については1回のブログポストに収めるのだけど、この本はすでに読んでいる途中での感想を2回に分けて書いているので、(「自分にとって大切な価値観は?」「価値観を知ることがその人を知ること」)よろしければそちらもどうぞ。

ブレネー・ブラウンの本はThe Gifts of Imperfection,から Daring Greatly(「本当の勇気は「弱さ」を認めることRising Strong (「立て直す力−感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップ 」)、 Braving the Wildernessと取りあえず全て読んできてどれも好きだが、個人的に一番好きなのはBraving the Wildernessだと思う。それまでは、Daring Greatlyだったけど。

今回の本は、タイトルからもわかるように、リーダーシップに関する本だ。

正直に言ってしまうと、これまでのブレネーの本を読んでいる人なら、この本はスキップしてしまってもいいかと思う。なぜならこの本には何も新しいことは書かれていないから。この本は、ヴァルネラビリティを受け止めて、それでもあえて挑戦するDaring Leaderになりたいと思う人への、まとめ本のような感じになっている。

私がブレネー・ブラウンという人が好きな理由は、彼女がストーリーテラーだからだ。これまでに読んだ彼女の本のなかで、今でも心に残っている話はたくさんある。「ビー玉のともだち」(信頼に関する話)や、喜びを受け止めることを恐れて最悪の状況ばかりを想定していた人の話、そして「自分で勝手に造り上げているストーリー」に関する、湖で泳いだ時の話など。他にもたくさんある。彼女はほんとうに、生まれながらのストーリーテラーだなあと毎回感心させられる。

この本に特に真新しいことが書かれていなかったことは少し残念だが、そのかわり、とても良いストーリーをいくつかシェアしてくれている。ひとつは、ブレネーがずっと楽しみにしていた、娘の高校最後のフィールドホッケーの試合を見に行けなくなった時の話(エンパシーに関するレッスン)、そして、これも「自分で勝手に造り上げたストーリー」に関する、ブレネーの夫のスティーブさんとの「Ham Fold-Over Debacle (ハムサンド事件)」は、思わず笑ってしまった傑作。いったいどういうストーリーなのかは読んでのお楽しみだが、どうしても気になる人には、実際会った時にお話することにする。それにしても毎回思うけど、スティーブさん、良い夫すぎる。

ブレネー・ブラウンのこれまでの研究結果のまとめとして1冊で読みたい人にはおすすめかも。私自身にも、良いおさらいになった。おさらいしたことを忘れずに、「恐れながらも、同時に勇気を出す」冒険に出たいと思わせてくれた一冊。

クリエイティブなことを続ける

前回のブログからすっかり時間が経ってしまいました。あっという間に5月、2018年もあと一月で半分ですね。

この5ヶ月の間何をしていたかというと、今年の3つのキーワードを念頭に置き、様々なクリエイティブなことに挑戦していました。

1.水彩画

2017年から本格的に始めた水彩画。もともと絵を描くことは好きでしたが、大人になって絵の具を買ったきっかけは、2016年にオンラインで取っていたブレネー・ブラウンのコースでした。そのコースでもクリエイティブなこと、アーティスティックな表現は大切とされていて、コースの一部で絵の具を使って描くエクササイズがあったのがきっかけです。

コース終了後も暇をみつけては絵を描き、インスタグラムに投稿していましたが、去年の春に#the100dayprojectというプロジェクトをインスタグラムで発見しました。絵に限らず、何かしらクリエイティブなことを100日続けてインスタグラムに投稿するというものですが、100日はおろか、30日ブログチャレンジなども過去に失敗している私は、あまり期待はせず、とりあえずやるだけやってみようと思い、始めました。

子供や夫が起き出す前の静かな時間に一人早起きしてコーヒー片手に絵を描く、これが日課になるまでそんなに長くはかかりませんでした。自分自身のストレス解消にもなるし、とにかく絵を描くのは楽しい。そして信じられないことですが100日無事に終えることができました。

その後、水彩のオンラインショップ「水彩屋」をEtsyにオープンし、絵を買って頂いたり、特別オーダーなどもいただくようになりました。

今年は、私にとって2回目の #The100dayprojectに再度参加し、現在38日目です。


また、先週は、生まれて初めて、自分の絵の個展(!)というものを開かせていただきました。友人が経営しているコミックブックショップの奥にある小さな小部屋でのアートショウですが、オープニングの日には沢山の方に来て頂きました。ビクトリア在住の方は、今月一杯は展示されているので、ぜひ観に行ってみてください。

2.ラジオ

私は数年前にYouTubeでのビデオ番組もやっていたことがありますが、最近はポッドキャストをよく聴くようになり(ほぼ毎日、1日中聴いています)、ラジオ番組への関心が高まってきました。ビクトリア大学には、CFUVというコミュニティラジオ局があり、そこでは大学の生徒はもちろん、一般市民でもボランティアをすると無料でトレーニングが受けられるので、去年の秋から早速ボランティアをしています。まだまだ自分1人で番組を持つレベルではありませんが、番組のホストとして出演したり、またラジオ劇番組で始めて声優の経験もすることができました。私はどちらかというと音楽番組よりもストーリーテリングのできるポッドキャストや報道プログラムに興味があるので、引き続きボランティアを続けて行きたいと思っています。

3.ポッドキャスト

ラジオ局で放送のためのトレーニングを受けつつ、個人ではネットで簡単に配信できるポッドキャストも始めました。私が普段聴いているポッドキャストは99%英語なので、日本語で、自分が興味ある分野(フェミニズム、レイシズム、カルチャー、アート)などについて語るポッドキャストがあれば、、、と思っていたのですが、見つからなかったので自分で作ることにしました。福岡在住で、いつも仲良くしてもらっているライターの須藤美香さんをパートナーにお迎えして「はみだし系ライフの歩き方」というポッドキャストを始めました。

Facebookページを基本のハブにしていますので、ページを「いいね」してくださるととても喜びます。

週に1回の更新ですが、今のところネタが切れることもなく、現在の時点で6話リリースしています。noteの方で詳しい解説も載せています。

また、こちらは最近配信が滞っていますが、夫と一緒に英語でのポッドキャストも始めました。こちらもよかったら聴いてみてください。

4.映画のエキストラ

これもひょんなところから飛んできた案件なのですが、去年2日ほど某映画の背景のエキストラとして仕事をしました。セリフなし、本当に背景でちょろちょろしているだけの仕事で、ほぼ1日拘束されますが、とても楽しかったので今年も同じ映画の続編がビクトリアで撮影されると聞き、応募してみました。

なんと今回の映画ではただの背景ではなく、映画の一部として結構重要な「脇役」を仰せつかり、特殊メイクあり、衣装あり、カツラありのすごい事に。セリフはないのであくまでエキストラの1人ですが(セリフがあると時給もぐっとあがり、「キャスト」に格上げされるらしい)、1週間ほど毎日12時間以上労働で(映画の撮影なので待ち時間がものすごく長い)したが、他のエキストラの皆さんとも仲良くなり、映画制作に関しても勉強になることばかりで、とても良い経験になりました。ビクトリアはバンクーバーほど映画の撮影が多くないので(これでも増えてきているほうですが)、フルタイムでエキストラをやっていくのは大変そうですが、これからも機会と時間があれば続けたいと思っています。

とりあえず今のところこれだけですが、まだ正式に発表はできないものの、舞台関係の次のプロジェクトの案件もまわってきています。

「はみだし系ライフの歩きかた」でも少し話しましたが、私は「見切り発車」型です。水彩の個展でも、まだまだ初心者なのに個展のオファーに「YES」と言ったのは「Brave(勇気がある)」だと沢山の人に言われました。特に日本人は謙遜の文化なので、「私なんてとても〜」と遠慮してしまいがちですが、私はあえて「もちろん何十万ドルで作品が売れるプロのアートのレベルでないことは分かっているけど、自分の作品を世に送り出すことが大事」だと思っています。

今年の3つのキーワードの一つは”Move”ですが、やはり、このようにして様々な場所で創造活動を続け、人に会っていくと、自然にフラグが立ち、新しい道が開けたり、オファーが来たりするものです。

こちらもポッドキャストで紹介した(ブログでも紹介しました)エリザベス・ギルバートのBig Magicのように、人は創造するために生きているのだと私は思うのです。これからも、創造し続けていきたいと思っています。









頭のなかの自分

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この数日間、ちょっと落ち込んでいました。

自分が常に人に言っていることが、思いっきりブーメランで自分に返ってくることがあります。
「他人の言っていること、やっていることは気にするな。自分のことだけに集中しろ」と。
良い意味でわがままになれと。

でもこの数ヶ月、ちょっとしたスランプ状態だった私は、仕事で大成功している友人や、素晴らしい大舞台に立っている友人を見て「私はとてもじゃないけどあんなにはなれない」と感じていました。何故自分はあんなに活躍できてないのか、と自己嫌悪に陥ってしまったり。

これが自分の心にグサっと突き刺さるときと、かすり傷程度で済むときがあります。

この数日は、かすり傷ではすまない方でした。

「何故私は他の人のように普通の仕事ができないのか」「いい年していつまでも何をやっているのか」

などという、「頭の中の自分」に叱責されたことがあるのは、私だけではないと思います。

そうして思わずFacebookで弱音を吐いてしまったのですが、沢山の友人や、尊敬している先輩に暖かい励ましをいただいて、思わず涙ぐんでしまいました。

中でも特にはっとしたのが「停滞は飛躍の前の準備期間」「ジャンプをする前にいったんかがむようなもの」というコメント。自分でも知らず知らずのうちに焦って、空回りをしていたんですね。

私が敬愛するブレネー・ブラウンがよく書いている「欠乏感」というものと同じです。

朝起きて最初に思うことは「睡眠が足りない」そして「時間がない」そしてそれが「お金が足りない」「運が足りない」「幸せが足りない」となり、きりがありません。

私も、そのような欠乏感と焦りにとらわれ、それがさらにいらだち、自己不信などに繋がっていっていたようです。

このような場合の一番の対処法について、ブレネーは「Give Gratitude」つまり感謝の気持ちを持つことが大事であると説いています。私も、自分はなんと素晴らしい友人や先輩に恵まれているのだ、と気づき、思わず目頭が熱くなったのでした。

この日、ほんとうに偶然なのですが、エリザベス・ギルバートのFacebookページにて、Rayya Eliasという作家(二人は親友らしいのですが、Rayaaの名前は私も今回初めて知りました)と共にシドニーのオペラハウスでやった対談のビデオを見ました。ギルバートは「食べて、祈って、恋をして 」の世界的ベストセラー作家ですが、その後も不完全ながらも人間らしく生きよう、と読者やファンに語りかけ続け、圧倒的な人気を未だに誇っていて、私も大ファンです。私は彼女が創造性について語ったTEDトークが大好きで、今でもよく見返しています。

Rayyaは実はドラッグ中毒者という過去があるそうで、その当時のことを書いたメモワールを出版し、今は作家として成功している人だそうですが、ビデオの始めの方で、彼女が書いたエッセイを朗読しています。ビデオ自体一時間近くあるので、全部見る時間がないという人はせめて彼女のエッセイを聞いてみて下さい。(4分10秒あたり)

Dear Head、で始まるエッセイは、Rayyaが自分の頭に対して語りかけるという手紙形式を取っています。「あんたの頭の中に居るのは、どんな危険なエリアを夜一人で歩くよりも最悪だった。特に私が一人の時は。」「なぜならあんたの頭の中にいるということは、どんな事をしてでも、自分はこの皮膚の中に存在する価値がないくだらない負け犬だと自分を説得することを意味したから」どこに居たって、他の人たちは常に自分より頭が良く、教育もあり、才能のあるアーティストやミュージシャンで、自分だけが誰よりも劣っている、と感じていたというRayaa。

ドラッグにはまり公園のベンチで寝泊まりしていた時にお姉さんが助けに来てくれ、ホテルに泊まったそうなのですが、彼女の「頭」が「自分は助けられる価値のない人間だ」と自分を説得したため、お姉さんが寝ている間にホテルを抜け出したというエピソードを正直に語っています。

その後ドラッグをやめ、音楽や芝居をプロデュースし、本も出し、一見すると平和で幸せな人生のようですが、Rayaaはそれでも「頭」のネガティブな語りは続くと言います。シドニーのオペラハウスでトークのイベントの招待が来たときも「私はこんなイベントに招待されるにふさわしい人間なのか」「尊敬する友人とステージに立つなんてできるのか」と不安がよぎったと言います。
他の人のことはわかんないけど、こういうことは私にはしょっちゅうあるの」というRayaa(私も!)。

頭の中のネガティブな語りというのは誰にでもあるものだと思います。このRayyaのエッセイでとても良かったのは、最後の締めが「今となってはあんた(Headのこと)からの挑戦を受ける準備はできているわ。Remember, Head, I &%$king own you.」 となっているところ。ネガティブな語りは簡単に止めることはできないと思いますが、少なくとも、それに反抗する勇気があれば充分だと思うのです。ネガティブな考えが頭をもたげてきたら「そうかしら?あなたが正しいとどうして言えるの?」と問いかけましょう。それが最初の一歩。そして、愛する友人や家族の励ましの言葉を思い出して下さい。こんなに沢山友人がいる人が、「生きる価値のないくだらない人間」であるはずがないでしょう?

このあとのトークも「恥の文化」や「創造性」についてとても興味深い、正直な話が続きます。人は誰でも、クリエイティブであると私は信じています。創り出すものはなんでも良いのです – 音楽、アート、文章、写真、社会活動など。 If you’re not creating something, you are destroying something. Usually yourself. (「何も創造していないということは、同時に何かを破壊しているということ。たいていの場合自分自身。」)というくだりもとても印象に残りました(34:00ごろ)

自己不信に陥ったり、頭の中の自分に叱責されたりするのは、誰にでもあることです。
そういうときは、信頼できる友人や家族に正直に悩みを打ち明けるのも良いと思います。でも、「自分の弱い部分や、胸の内をさらけだすなんて、とてもできない」と思う人もとても多いと思います。
でも、愛する友人や家族が何かに対して恥じていたり、自信をなくしている時、人と比較してしまっているとき、決して彼らに同意するということはないと思います。きっと「何を言ってるの、あなたはこんなに素晴らしい人なのに!」と褒めるでしょう?
でも、それが自分の問題となると、とたんに自分に厳しくなりますね。
これをブレネー・ブラウンは「心のもろさ(Vulnerability)のパラドックス」と呼んでいます。
もろさとは、他人の中に最初に探すものであるが、自分の中では絶対に見つけて欲しくないもの
ブレネーは、そんなときこそ、「Be seen」、つまり勇気を出して自分をさらけ出して本当の自分を見せてみようと言っています。私も何回か挑戦して、少しづつ上手になってきました。上に書いたFacebookでの弱音も、意図したものではありませんでしたが、最終的には Be seenされた結果と言えると思います。

少しづつ、一緒に練習してみませんか。









Daring Greatly: 挑戦する勇気

あっという間に2013年も最初の2週間を過ぎようとしています。ご挨拶が遅れましたが、今年も宜しくお願いしますね。

私の周りには新しい仕事、新しいプロジェクト、新しく子供が産まれる人などが沢山居て、巳年らしく、脱皮して新しい事にチャレンジするぞーというエネルギーがみなぎっています。私ももうすぐ新しいプロジェクトが始まるので楽しみです。(詳細は後日)

さて、新年というと、いろいろと目標を決める人が多いと思うのですが、何か決めましたか?私の周り(オンラインでもオフラインでも)では「毎年新年に目標決めても数ヶ月経つと忘れちゃうんで意味無し」という人や、「新年だからって何故新しい目標を決めなくちゃいけないの?思いついた時にやれば良いのよ」という人も居て、最近のトレンドとしては、「1年の抱負」というのはあまり人気がないみたいですが、やはり新年を大切にする日本人としては、何か抱負、目標を決めたいなと思う私です。

私もいくつか目標を決めましたが、今日はその中でも今年一番フォーカスしたいものについてお話します。
年末に、TEDTalkで非常に有名なブレネー・ブラウン(Brené Brown)の最新著書Daring Greatlyを読み、非常に感銘を受けました。少なくとも、この数年で読んだ本の中では、最も重要な本だと思います。日本語訳がいつ出るのかわかりませんが(注:翻訳版は「本当の勇気は「弱さ」を認めること」)、彼女のTEDトークはここで見れます。(日本語訳付き)

彼女は今では様々なカンファレンスに引っ張りだこのスピーカーで、北米では今更彼女の紹介をするまでも無いのですが、彼女の本職はテキサスの大学の研究者で、主に人間の弱さと恥について研究している人です。私は彼女のTEDトークを見てとても感動して、彼女のブログを読んだり彼女の本を読んだりしていましたが、この最新刊にはまさにうちのめされました。

彼女の話す「弱さ」—英語ではVulnerability(ヴァルネラビリティ)と言いますが—とは私たちが日常で生活して行く上で誰もが経験する、「不安感」や「もろさ」の事です。その弱さとは一体どういうことなのか、例をあげると:

—助けを求めること

—ノーということ

—自分のビジネスを立ち上げること

—夫や妻をセックスに誘うとき

—ガンにおかされた妻と遺言状の準備をすること

—子供を亡くした友人に電話をすること

—離婚後初めてのデート

—仕事をクビになること

—恋に落ちること

—彼氏を初めて親に紹介するとき

—怖がっていると認めること

—人のうわさ話をしている人をとめること

—許しを乞うとき

—新しいことを始めるとき

—3回の流産のあと また妊娠すること

—公共の場でエクササイズするとき

…きっと誰でも経験があると思います。私だって、パーティで知らない人ばかりの時、Vulnerableに感じます。学校で、授業について行けていないときに先生にあてられないかドキドキすること—それもヴァルネラビリティです。


ブレネーは、こういった弱さに勇気を出して立ち向かうことこそが、Wholehearted Livingへの近道だと言います。それでは、Wholeheartedとは一体どういうことでしょうか?
日本語に訳すると「心からの生き方」と言えるでしょうか。ブレネーによる、Wholehearted Livingのガイドの一部を紹介すると、
—他人がどう思うかを気にしないこと
—完璧であることに執着しないこと
—確かさを求めないこと
—人と比べないこと
—心配性を克服すること
—自分を疑わないこと
—自分をさらけだすこと

などだそうです。

本の内容についてはいくらスペースがあっても書ききれないので、是非本を読んでみてください。タイトルのDaring Greatly というのは、セオドア・ルーズベルトのスピーチから取ったそうで、ちょっと長いですが抜粋すると:
“It is not the critic who counts: not the man who points out how the strong man stumbles or where the doer of deeds could have done better. The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face is marred by dust and sweat and blood, who strives valiantly, who errs and comes up short again and again, because there is no effort without error or shortcoming, but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions, who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end, the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least he fails while daring greatly…”

「重要なのは批評家ではない: 強い男がつまづいたことを指摘したり、もっと良くやれたはずだと言う人間ではない。称賛に値するのは実際にアリーナの中で、塵と汗と血で汚れた顔で勇敢に奮闘し、何度も何度も間違いを犯し、目標に及ばないものの—何故ならあらゆる努力は失敗と欠点無しにはあり得ないからだ—それでも行動を起こす人間である;熱心さと情熱を持ち合わせ、価値のある信念に自分を費やし—最良の場合には最後には勝利の達成を、そして最悪の場合には、少なくとも 勇敢に挑戦しながら失敗したと知っている。。。」

失敗しても、恥をかいても、それでも勇敢に挑戦する人間の方が、それを指差して批評したり笑ったりする人間よりもずっと「心から」生きている人間なのだ、というブレネーのこの本には、ある意味人生変わっちゃうくらい感銘を受けました。なので、私の2013年の目標の一つは「Practice Wholehearted Living – 心からの生き方を実践する」ということです。

まずはぜひ上のビデオを観てみてください。日本ではまだまだ人間の弱さに関する対話が少ないと思うので、このブログででも、ソーシャルメディア上でも、興味のある人と色々話せたら良いなと思います。