次世代の、有意義な人との繋がりとは?—30日毎日ブログ Day 10

FacebookとTwitterでちょこっと書きましたが、今週から、新しいポジションにつきました。ビクトリア発のスタートアップ、TicTalkingでコミュニティマネージャーとして働くことになったのです。

TicTalkingってなに?数日前にも書きましたが、インタレストグラフ系のSNSで、Facebookのように名前や住んでいる場所を公開せずとも、興味のあることだけで繋がることができます。TicとはThings In Common(共通のこと)そしてもうひとつToc—Topic of Curiosity or Concern(興味のあること、または関心事)。これらのTicやTocを通じて世界中の人とつながれるのです。「出会いたいと知らなかった人と出会える」というのがキャッチフレーズのひとつです。

それだけなら、他にも似たようなSNSはあるのですが、TicTalkingはそれだけではありません。日本でも震災以降、ただ単にネットで繋がるだけでなく、本当にCareしてくれる人ともっと深いレベルでつながりたいと思う人が増えてきているのでは、と思うのですが、心配事、チャリティなどでも同じことに興味のある人を探せます。例えば地球温暖化やガン、自然災害、アフリカの孤児など。。

TicTalkingが他のSNSと違うところは興味のあることを通じて世界中の人とつながることで、仮想通貨を貯めることができ、最終的にはそれを自分が大事に思っているチャリティや団体に実際のお金として寄付することができるのです。次世代の有意義な人とのつながりを促進するSNSとして、今非常に注目を集めています

英語ができなくても、翻訳機能が既についていますので、日本語でタイプしても相手のそれぞれの言語に自動的に翻訳されます。もちろん、翻訳の正確さはまだ進歩の余地ありですが。

現在はまだアルファテスティングですが、招待状をいくつか持っていますので、現在日本語でテストして頂ける方を招待したいと思っています。もうすぐベータ版も出るので、興味のある方はサインアップしてくださいね。

今週末ビクトリアで行われるSocial Media Campにて正式にローンチするので、今週はその準備に大忙し。その際に、#TICGAMEというゲームをやります。SMCに参加していなくても、世界中のどこからでもプレイ可能で、優勝者にはすごい賞品が用意されていますので是非Twitterで@TicTalkingをフォローしてくださいね。

ゲームの詳しい内容はこのブログにアップしますので、お楽しみに。

 

インタレストグラフ系の最新SNS—30日毎日ブログ Day 4

私が住んでいるビクトリアは一般的には観光で成り立っている街で、リタイアして老後を過ごす人たち、学生、または公務員ばかりと思われがちですが、実はビクトリアはテクノロジー産業も盛んです。私の周りでも、スタートアップに関わっている人をが沢山いますし、Flickrの創業者のスチュワート・バターフィールドはビクトリア出身って知っていましたか?

今日はそんなスタートアップのひとつであるTicTalkingのオフィスにお邪魔してきました。あいにく写真を取るのをすっかり忘れていたのですが、ビクトリアでも最も新しいビルのひとつであるAtriumにオフィスを構えたこの会社、どんなビジネスだと思いますか?

それは、インタレストグラフ(興味のあるものでつながる)系のSNS。今はまだアルファテスト中だそうですが、Facebookだと知り合いで繋がっていてもアップデートが興味のないことばかり書かれていてつまんない、なんてこと無いですか?TicTalkingは「興味のあること」を鍵にして繋がっていくので、会ったこともない人と友達に慣れるんだそうです。これは結構面白い。しかも、Ortsboという優れた翻訳機能を内蔵しているので、アフリカでもフランスでもブラジルでも、世界各国の人と興味のあることについて話ができるのです。

実は他にもここに書ききれないくらいいろいろと興味深い話を聞いて、ただのSNSではなくいろいろと面白い機能も追加する予定だそうなのですが、来週あたりにブランドをローンチして、正式なローンチはこの冬なので、まだまだ企業秘密が沢山あるみたいなので今日はこの辺まで。

それでも興味がある人はウェイティングリストがありますのでサインアップしてみては?

ブログワールド2013はラスベガスへ!

SXSW(サウスバイサウスウエスト、通称サウスバイ)と並んでおそらく北米でもっとも大きなソーシャルメディアカンフェレンスであるブログワールド(正式にはブログワールド&ニューメディアエキスポ)が、次回のカンファレンスはラスベガスに戻ることになる、と発表しました。

ブログワールドは2010年まではラスベガスで年に一回やっていたのですが、去年、2011年からNYとLAに分けて年に2回開催するようになりました。私も、2010年のラスベガス2011年のLA(こちらは英語です)と2年連続で参加しています。

非常に大きなカンファレンスなので全部のセッションを見るのは不可能ですが、とにかくネットワーキングには最適なイベントで、私もこのイベントで実際にあって親しくなった業界の友達が何十人も居ます。

ソーシャルメディアは世界中の人達と友達になれる素晴らしいツールですが、未だに、実際にオフラインで会うことの重要さはまさにプライスレスだと言えるでしょう。

NYでのブログワールドは6月の5−7日ですが、残念ながら私はスケジュールの都合で参加することができません。なので、秋のブログワールドLA の日程が発表されるのを楽しみにしていました。昨日、Twitterで、「明日ブログワールドに関する重大発表がある」と聞いたので、何事かと思っていたら、ラスベガスに戻って開催、しかも、日程は秋ではなく、来年の1月6−8日だということです。

1月に移動ということで、すこし時間に余裕ができたので、参加する側としても嬉しいですね。しかも!ブログワールドの最終日は超大規模な展示会CES(コンスーマー エレクトロニクス ショウ)の初日と重なるので、私のように遠くから参加する人は交通費が節約できてとっても助かります。もちろん、私もブログワールドとCESの両方に参加するつもりです。ブログワールドの公式ブログに私もコメントしましたが、これは主催者のリックはじめ、チームの素晴らしい決断だと言えるでしょう。

ビバ!ラスベガス!今からすごく楽しみです。参加される方、是非連絡下さい。現地でお会いできることを楽しみにしています!

ProBloggerにてクイーンズランドへの旅を当てよう!

 ProBloggerことDarren Rowseといえば英語圏のソーシャルメディア業界では知らない人はいないくらい有名なカリスマブロガーです。

彼のブログ1日のページビューが8万5千から10万!!といい、ブログの広告収入だけで月収が2万ドルもあるというまさにプロブロガーの名前にふさわしい人です。

私も1度か2度Twitterで会話をしたことはありますが、実際に会って話したことは残念ながらまだありません。2011年11月のブログワールドには来てましたが、私は彼のセッションは見に行けなかったので。。

そんなダレンが、昨日のブログで一大発表をしました。彼はオーストラリア人なのですが、クイーンズランド観光協会と協力して、10人のブロガーをクイーンズランドに無料招待するというのです。

期間は2012年6月5日から10日までで、このコンテストにて選ばれた10人は無料でオーストラリアに招待され、美しいグレートバリアリーフ等、クイーンズランドの様々なアトラクションを体験することができます。宿泊費などの経費も全て含まれているというのですから太っ腹です。

しかも、ただの観光ではなく、プロブロガーのダレンと、ブログでいかに収益をだすか、などについて直に質問ができる特別なトレーニングセッションも付いてくるというのですから、ソーシャルメディアでビジネスをしている人には夢のような賞品と言えるのではないでしょうか。

もちろん、これだけの素晴らしい体験が完全にタダでできる訳ではなく、選ばれた10人のブロガーは、この体験をもとにブログを書いたり、ツィートしたり、ビデオを作成したり、などとソーシャルメディアを駆使してクイーンズランドのPRをすることが条件になっています。

コンテストの締め切りは今月17日(オーストラリア時間深夜12時)までで、18歳以上の人ならどの国からも申し込めることになっています。もちろん、日常会話程度の英語はできたほうが良いでしょう。

ソーシャルメディアを使ってクイーンズランドの宣伝ができる人というのが条件の要ですが、必ずしもブログの読者数だけをみて勝者を選ぶ訳ではない、とブログには書かれています。むしろ、どのような方法でクイーンズランドのプロモーションをするつもりなのか、そのあたりのクリエイティブ性が問われるようです。

私は有名人でもなんでもありませんが、先月ANAのブランドアンバサダーとして日本に行ってきました。その旅の間中、私と他のブランドアンバサダー達は旅の一部始終をツイートしたり、FacebookやGoogle+に写真をアップロードしたりしました。その度に、日本やANAのことを全く知らない人達からも、「そこはどういうところなの?是非行ってみたいわ」「そんなの、始めて見たわ」等、沢山の反響があり、オンライン、オフライン問わず、いろんな人から「日本の旅の様子、楽しくみせてもらったよ」と感想をいただきました。

私は他にもディズニーDoveとも同じようなキャンペーンで仕事をしたことがありますが、日本の企業もANAに見習って、もっと大規模なキャンペーンをやってはどうでしょうか。特に震災後、日本への観光客は減っています。去年の10月に、観光庁が外国人観光客を1万人招待というニュースが話題になりましたが、予算が通らず、ボツになったとか。。1万人も呼ばなくていいから、せめて50人でもソーシャルメディアでのインフルエンサー(それこそオーストラリアからダレンとか、アメリカ、カナダ、ヨーロッパも含め)を呼べば効果はすごくあると思うんです。

日本側で誰か「やりましょう!」と言ってくれる人が居れば、私のほうからインフルエンサー選出から問い合わせ、細かいことでもなんでもやりますよ。いやマジで。

話がそれましたが、私もこのクイーンズランドのコンテスト、応募してみようと思っています。オーストラリア、まだ行ったこと無いので。。。

皆さんも、奮ってご応募下さい。詳細は、こちらから。Good luck!

 

 

PinterestのTOS騒動まとめ

今やものすごい勢いでユーザーが増えているPinterest。私ももちろんやっていますが、中毒というほどではないですね。深く考えずに、ビジュアルで、「あ、これ良い」と思ったものをどんどんピンして行くだけ、というその気軽さが受けて、大人気です。

私の周りでも男女問わずファン(中には中毒者も!)が多いのですが、2月の末あたりから、ぼちぼちと、「ピンタレストって大丈夫?」という不安の声も出てきました。

コトのはじめは弁護士で写真家でもあるKirstenさんが、ふとしたことでTerms of Service(以下TOS)を読む機会があり、そのことを彼女自身のブログに書いたことです。

How I tearfully deleted my pinterest inspiration boards 「何故私が涙ながらにピンタレストのインスピレーションボードを削除したか」というタイトルですが、この2012年2月24日のポストによると、ピンタレストのTOSには以下のことが書かれています。

−ユーザーがピンしていいのは自分が著作権を持つもの、または著作権保持者に許可を得たものに限る

すでにここで アウトですよね。自分が著作権を持っているものをピンしている人なんて、全体のごくわずかでしょう。このポストの中で、Kirstenさんは、自分が著作権をもたない画像をピンすることが、著作権の侵害になるのか、について過去の裁判などに基づいて意見を述べられていますが(例えば、サムネイルならOKとか。。でもピンタレストはサムネイルではなくフルサイズの画像を使っているのが殆どなので意味無し)結局、結論は出ていません。

そして、最も話題になったのがこの部分。

−ユーザーは、万が一裁判になった場合、ピンタレストとその親会社(Cold Brew Labs)を裁判にて保護し、その際の弁護士、裁判費用を全て負担することに同意する

例えばどこかの写真家が、私が彼の写真をピンしたことは彼の著作権の侵害であるとして私とピンタレストを訴えた場合、ユーザーの私は裁判にてピンタレストと私を保護して、その際の費用は全て私が負担するということです。

これ以下、Kirstenさんは「それでは、実際にピンタレストのユーザーが著作権侵害で訴えられる可能性はどのくらいあるのか?」について意見を述べられていますが、可能性のあるなしに関わらず、ピンタレストを使っている時点で、上記に同意したことになるのです。

この記事はその後バイラルになり、いっきに「ピンタレスト使ってても大丈夫?」といった不安の声が多数あがり始めました。

さらに、私の友人のウエディングフォトグラファー(私は彼の写真も沢山ピンしていたのですが)からは、「こんな記事を読んだから、しばらくピンタレスト辞めるよ。ボードも削除したから。ごめんね。」というメッセージが届きました。

このPR Dailyの記事は上記のKirstenさんのポストを紹介しているのですが、それと同時に、同じTOSの中に、ピンタレストユーザーは、ピンしたものは、全てピンタレストに使用料無料のライセンスを譲渡することに同意する、とあります。このライセンスが許可するものは、ピンしたもののコピー権、さらには販売権なども含むということで、これがフォトグラファーの友人としてはたまらない、とついにボードを削除するに至った経緯のようです。確かに、自分の作品をピンタレストに勝手に売られたら困りますよね。。

さて上記のKirstenさんの件ですが、後日談があります。彼女のポストがあまりにも反響が大きかった為、一応ピンタレストに「こんな記事を書いたんだけど」と打診した所、なんとピンタレストのCEOのベン シルバーマン本人から電話が来たそうです。

そのことに関しては My Date With ben Silbermann – Following Up And Drying My Tears という3月19日のポストにありますが、ベンから電話があり、1時間以上電話で話をしたこと、とても感じの良い人だったこと、さらにKirstenさん自身に、これからピンタレストはどうすれば良いかアドバイスを聞いてきたことなどが書かれています。彼女自身、「多分私のアドバイスなんて本当は必要ないんだろうけど、それでもどうしたら良いか私の意見を聞いてくれるところに非常に好感が持てた」と記しています。この電話の時点で、ベンはピンタレストのTOSを変更することを考えていると明かしたそうです。

そして昨日、3月23日、ピンタレストが新しいTOSを発表しました。これが有効になるのは4月6日からですが、今回の変更点は以下のようになっています。

-ピンタレストがピンされたものを売る権利がある、という部分を削除

-利用規程(Acceptable Use Policy)を改訂し、自虐を促すようなピンを認めないこととする

-著作権侵害を報告しやすくするためのツールを公開

-APIとプライベートボードは近日公開予定

著作権侵害の裁判の際の費用負担などについては何も触れられていないし、これだけ?という気もしないでもありませんが、そんなにすぐに大幅に変更するのも大変でしょうし、少なくともピンの販売権が無くなったことは、フォトグラファーやアーティストの人達には朗報だと言えるでしょう。

これからも先行きが気になるPinterest。また何か進展があったらアップします。

北米のリーダーを囲んだソーシャルメディアカンファレンス

。。。というのを日本でやれたら良いなと思って密かに計画をたてています。

未だに、日本と北米でのソーシャルメディアの理解度、捉え方にかなり温度差があるな。。。と気になっています。北米では、マーケティングの観点から行くと、Facebookの「いいね!」の数やTwitterのフォロワー数、Google+のサークルされている数というのはあまり大事ではなく、いかにオーディエンスと繋がるか(エンゲージするか)の方がはるかに大事というのは結構浸透してきていると思うのですが、日本はまだ「いかにしてFacebookのファンの数を増やすか!!!」などばかりに気を使っている会社が多い印象があります。

ソーシャルメディアのおかげで、私も沢山のThought Leader と呼ばれる人達と友達になれたので、そういう人達を日本に招いて北米のソーシャルメディアの最新情報を話してもらえたら良いなと思っています。

 

Dove Canadaとお仕事。

久しぶりにソーシャルメディアギグのお話が。

来週トロントへ飛び、そこでDove Canadaのオンラインミュージックビデオに出ることになりました。もちろん、私一人では無いです。私以外に14人のReal Women(モデルでない普通の人)を招待してあるそうで、撮影するのはSinging In The Rain(雨に唄えば)だそうで、振り付けなどは当日習うので全く予想つきませんが、楽しみです。

一緒に選ばれたのはTwitterでよく話しをしている女性がほとんど。何度か以前仕事をしたメンバーもいるので、また会えるのが嬉しいです。

LAのセレブスタイリストがみんなの髪をスタイルしてくれるそうで、これもいったいどうなるのか楽しみです。

当日はいろいろとライブツイートすると思うので、http://twitter.com/#!/YukariP をチェックして下さいね。

Blissdom Canada 2010

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

すっかり報告が遅くなってしまったけれど、10月末に参加したBlissdom Canadaについて書いておこうと思います。

2010年はおそらく今までで最もエキサイティングな年になりました。Twitterのおかげで5月にはトロントでONEというキャンペーンに参加することができたし(その時の記録は英語ブログに書いています)、6月にはディズニーランドにも招待されました。

トロントには結局仕事で2回行ったものの、どちらも約24時間の滞在だったので、次行くときはもうすこしゆっくりしたいなあと思っていた時に、 Blissdom Canadaの事を知った。でも、仕事のスケジュールや子供の事を考えているうちにあっという間にチケットは完売。

縁がなかったのかなあとがっかりしていたら偶然Twitterでチケットを売っている人を見つけて、運良くゲットすることができました。

というわけで10月末某日、WestJetにて(実は利用するのは今回初めて)トロントへ。

カナダで初めての女性のためのソーシャルメディアカンフェレンスということで、すっごく期待して行ってきましたが、結論から言うと、期待を大きく上回る大成功だったと思います。

このBlissdomというカンファレンスはアメリカではかなり有名な女性のためのカンファレンスで、今回カナダで初めて開催されたわけですが、最初の年ということもあり、参加者はおおよそ200人程度。

2日間に渡って色々なセッションが用意されていたのだけど、超大規模だったブログワールドとは違ってセッションは二つのストリームに分かれているだ け。セッションのトピックは、いかに自分独自のコンテンツを創っていくか、コミュニティサイト(ポータルサイト、グループブログサイトなど)についての ディスカッション、仕事と家庭のバランス、ブログを使ってどのようにして稼ぐか、女性起業家とカナダのビジネスの基礎について、、、などなど興味深いもの ばかり。かなり勉強になりました。

「女性の為の」カンファレンスということだったけど、ただの女性じゃなくて、Mommy Bloggerという今北米では最も影響力のあるブロガー層に特に的を絞っているなという感じを受けました。私も一応ブロガーの一人として企業とお仕事を したことがありますが、基本的に私は自分の事をMommy Bloggerとは認識していないのでそこまで企業から色々仕事のお話が来るわけではありませんが、話を聞いてみるとママ向けサイトなどをやっているブロ ガーの所にはとにかくありとあらゆるマーケティングのお話が来るそうで、中には完全にリサーチを怠ってコンタクトしてくる企業もあるとかで、盛り上がった セッションもありました。

各セッションももちろんとても勉強になったけど、何よりも素晴らしかったのが、ONEキャンペーンの時に会った友達はもちろん、Twitterでいつも会話しているけど一度も会ったことの無い友達20人以上、このイベントで会うことができたこと。

それ以外にも、このイベントで初めて会ってさっそくTwitterでフォローしあって、Facebookでも繋がった新しい友達も沢山できて、改めてソーシャルメディアのパワーを実感。

夜はスポンサー主催のパーティにも色々参加して、ネットワーキングも沢山できました。

極めつけは最終日のアフターパーティ。ハロウィン直前ということもあり仮装パーティだったのですが、みんな凝っててすごかった。

女性パワー溢れる2日間で思いっきりインスパイアされて帰ってきました。

Blissdomのサイトに載っているスライドショーを載せておきますね。

ブログワールド 2010

参加してからもうすでに数週間が経ってしまったけれど、今回初めて、ラスベガスで開催されたブログワールドに行ってきました。ブログワールドは、World’s Largest Social Media Conferenceと自負するだけあって、参加者4000人以上、スピーカーは300人というものすごい規模。

ビクトリアという小さな街に住んでいる私が、何故今回このブログワールドに行くことになったかというと、今Twitterでは知らない人はいないほどの有名人、Scott Strattenから、彼の本, “Unmarketing”の出版記念パーティをベガスでやるという招待を受けたからで、ベガスに一度も行ったことがない私としては、これはもう最高の言い訳になるというわけ。仕事と家庭の事情で、最後まで、行けるかどうか微妙だったものの、なんとか都合がつき、チケットを手配。それでも、一緒に行く予定だった女友達はキャンセル、しかもビクトリアにてどうしても参加したいイベントがあった為、ブログワールドに参加できたのはたったの1日だけ。残念でしたが、仕方がない。

もちろん、ベガスに1日だけ滞在するなんてことは不可能なので、ブログワールドの数日前にベガス入り、初日はCirque du Soleilのショウ、Mystereを観に行きました。

2日目はオンラインの靴屋さん(今は靴だけでなく洋服や家庭用品も売っていますが)、Zapposのヘッドクゥオーター(HQ)を見学に。

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このZappos、とにかくカスタマーサービスの素晴らしさで有名で、会社もみんな楽しそうに仕事をする人ばかり。とにかく、「お客さんを幸せにする」ことが会社の一番のモットーのようで、いやあ、見学する私もハッピーになりました!

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↑これがオフィス。それぞれのチームで好きなようにデコレーションして良いんです。こんなオフィスだったら毎日仕事に来るのが楽しみになりそう。

さてその日の夜はLuxorホテルにてSocialRewardsのパーティ。ここでなんと二人の日本人の方に声をかけられ、意気投合。一人はカリフォルニア在住の立入勝義さん。 もう一人はSocialRewardsの創始者のMike Uesugiさん。

翌日はいよいよブログワールド初日。

一番最初の基調講演は私が今回ブログワールドに来るきっかけとなったScott Stratten

実は彼には10月の頭にビクトリアのソーシャルメディアキャンプというカンファレンスで会っているので、このスピーチを聞くのは2回目だったのですが、彼はやっぱり話が面白いので、同じ話を聞いても笑ってしまう。

そのあとはTwitterで友達になったJay BaerAmber Nuslandのトークを聞きに。 彼らは共同でNow Revolutionというソーシャルメディアのビジネス本を執筆して、2月に発売予定なので、その本から抜粋されたケーススタディなどが多かったです。Jay Baer氏は自ら「Hype-Free SocialMedia Strategist」と自己紹介していますが、ちょっと勘違いしているソーシャルメディアの ”ロックスター” が巷に溢れる中、彼は淡々と仕事をしてくれる人として今じわじわと評判が高くなって来ている人です。

途中で再度立入さんと合流してランチをご一緒させていただきましたが、周りを見回しても、これだけ沢山人がいるのに日本人らしき人が一人も居ない?!? ランチで同じテーブルになった人の中にはSamsungからソーシャルメディア担当として韓国から派遣されてきた人までいるのに、日本人は私も入れて3人ですよ。 カナダから来た日本人は私だけみたいだし。。。

日本は日本なりのソーシャルメディアを自分たちでやっている。。。というイメージが私にはありますね。悪いことじゃないとは思うんですけど、やっぱり島国だからかな?でも世界で一番大きいソーシャルメディアカンファレンスで、日本から誰も来てないってのはちょっとびっくりしましたね。

、、と長くなってしまいましたがこれからいろいろとカナダでの生活について、北米のソーシャルメディアについて書いて行きたいと思います。よろしくお願いします。