成功するための許可

先週は、ライフコーチというか、インスピレーショナルスピーカーのDanielle LaPorteの話を聞きに行く機会があった。バンクーバー在住の彼女は、The Fire Starter Sessions
という本を出版して、最近巷で人気のヒトである。私は数年前に私がメンターとして慕うChris Guillebeauの本The Art of Non-Conformity
(日本語では「常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」」)のブックツアーでバンクーバーに彼が来た時に、Danielleが司会をしていて、その時に初めて彼女のことを知ったのだけど、実際に彼女にきちんと会うのは今回が初めて。

メインイベントの前にカクテルパーティがあり、本にサインをしてもらう機会があったが、何故か子供の話で盛り上がり、彼女は8歳の息子さんが学校から帰って来るのを木の陰から隠れて見ているような心配性ママになりつつあるとのこと。ははは。

彼女は最近グングンと有名になって来ているヒトで、私は普段はインスピレーショナルスピーカーの類いは半分くらいしか信用しないので、彼女は実際会ってみてどんな感じなのか気になっていたが、ユーモアのセンスがあり、話が面白く、ファンじゃなくても十分楽しめるスピーチだった。

暗記して読むようなスピーチではなく、観客に質問を募って答えを出して行くという構成だったが、特に印象に残ったのが、
成功することに関して女性は何かと許可を求めてしまうということ。
夫がいて子供がいて、それでも何か自分自身の道で成功したい、と願うこと、仕事と子育てに追われて、自分自身の時間が欲しいと願うことに何故か罪悪感を感じる女性がいかに多いことか。
これは私自身もしっかりしていないと時々陥る罠であり、良いリマインダーになった。

これにはダニエルは、彼女の場合、クリエイティブなヒトなので、何か書きたいことが出て来た時にはそれを書くしか無いし、旦那さんも子供も最近では慣れていて、「ママはまたしばらく書くことに集中しちゃうから」と言えば納得してくれるらしい。そういう環境を作って行かないとだめってことですね。

我が家も、相方も私もものを書くのが仕事なので、4歳の息子は、基本的に、私たちが一心不乱にキーボードに向かっている時は話しかけてはいけないというのがルールになっている。もちろん、まだ4歳なのでなかなか難しいが。幸い大抵の場合私か相方がいるのでどちらかが忙しい場合は片方が子供の面倒を見れるので助かっている。

成功することに誰の許可もいらない。自分が決めた道を進むのみ。

自分の頭でものを考える

英語ブログにも同じようなことを書いたんだけど。
巷にはライフコーチやらまるで何かの教祖のようにあがめられている自己啓発系のリーダーなどがあふれている。
先日書いた女性のビジネスグループでも、数人のメンバーが、北米で人気のある、某ビジネスコーチのコースにハマっているようだ。誰をフォローして誰のオンラインセミナーに参加するのか、ある意味ブランドのようにも思えてくる。

私も、数は多くはないけど数名、メンター(これって、日本ではあんまり良い印象の無い言葉だと聞きましたが、ここでは英語本来の意味で、信頼できる指導者、という意味です)と慕う人がいる。でも私の慕う人達はセレブぽい人ではないし、オンラインの世界で有名な人であっても私自身が実際に会って私自身の目で「この人は尊敬できる」と感じた人が殆どで、コースやセミナーを通じて慕っているわけではない。

私は一対一の、意義のあるつながりを大切にするタイプなので、ベストセラーの本を出しているような人が数万人のファンの一人と本当にしっかりと接することなんて無理だとわかっているし、実際にカンファレンスのキーノートスピーチなどでいわゆる「ロックスター」な人達に実際に会ってがっかりしたことは何度もある。

先に書いた某ビジネスコーチも、サイトを見る限りとても良いプログラムを提供しているようで、そのへんは偏見なしに興味があるのだが、いまいち右にならえで良いのか疑問にも思う。

最近は、いろいろなことをオンラインで友人やフォロワーに聞けるようになって、とても便利だ。美味しいレストランからおすすめのアプリまで、TwitterやFacebookで簡単に他人の意見を聞くことができる。

そんなときに、陥ってはいけないのが、何かに関してどう思えば良いのか、を聞いてしまうこと。
ある人物や事柄に関して、同反応するのか。他の人はどう思っているのか。

◯◯ってどうよ?って聞きたくなる気持ちはわかるけど、気になるなら、自分でしっかり宿題をやって、自分で判断してほしい。

自分の頭でものを考えることの大切さ。

たとえ今流行の人物であっても、自分でこの人は素晴らしい、と思えるのであれば、他人にミーハーと呼ばれようと関係ないと思う。

他人が私のことをどう思おうが、それは私の知ったことではないのだから。

自分の頭でものを考えよう。

11年

911・米国同時多発テロから11年。11年前のあの日、あなたはどこで何をしていましたか?

私は当時ビクトリアに来て数年で、語学学校にて受付の仕事をしていた。上の子が3歳で、幼稚園に通っていた頃。

朝、仕事に行く準備をしている時ーちょうど朝の7時くらいに、近所に住んでいる友達から電話がかかって来た。当時はまだ携帯を持ってなかったはず。普通の家の電話にかかって来て、友達のジョーが「なんかすごいことになってる。TVつけてみて」と言ったのだった。。。

TVをつけると最初の飛行機が墜落したところで、もちろんすごい騒ぎにはなっていたけど、まだ混乱した状況だった。

その後子供を幼稚園につれて行き、私は職場に向かい、学校でもTVをつけてみんなで見ていた。

ビクトリアのダウンタウンのスターバックスとEddie Bauerがその日は休業していたのを覚えている。

当時の夫のお兄さんが仕事でニューヨークに言っていて、タクシーの中から2つ目の飛行機が突撃するのを目撃したらしい。結局からはニューヨークからカナダに戻れず数日足止めされた。

2001年9月11日。別の国に住んでいる、日本人の私にでさえ衝撃的な出来事だった。

今日はあの日から11年目。Facebookのストリームも、当時の思い出を語る人、写真、それぞれのブログ、ニュース記事であふれていて、なんとも言えない哀しみにつつまれる。あの事件で家族や友達を亡くした人は、どんな思いでこの日を迎えるのか。

写真は911で息子さんを失ったRobert Peraza氏の去年Ground Zeroにできた記念碑での様子ですが、何度見ても涙、、、です。

2001年9月11日の犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。

 

ビクトリアフリンジフェスティバル

ビクトリアで開催されていたフリンジフェスティバルが昨日、終わりました。

ビクトリアは全体的にアーツ好きな人が多く、私のまわりにも熱狂的なフリンジャーがいて、フェスティバル開催中は時間があればどれかのショウを観に行っている、という人もいました。

フリンジは応募者が多いため抽選で参加が決まるそうで、抽選にもれたためフリンジに参加できなかったので、自分たちでシンジフェスティバルというイベントを作ってショウをやった地元のパフォーマーで友達のMissie PetersDave Morrisという強者もいます。私達も彼らのショウ「Where’s My Flying Car?」と「Life and Death of Dave Morris」を観ましたが、ビクトリアの方はこれらのショウは再演される可能性があるので是非チェックしてみてください。

メインのフリンジですが、私達が観たのはトロントのMark Shyzerの一人芝居「Fishbowl」、オーストラリアの「The Ballad of Herbie Cox」友人の浜田あゆみちゃんが出ている「Wind in the Pines」そしてこれまた日本の流山児の「花札伝綺」の4作品で、数こそ多くはありませんが、しっかりと濃いフリンジ体験ができました。

フリンジ期間中は毎晩、イベントセンターにて各ショウのプレビューが観れたり(2分程度のティーザーだがこれを参考に観にくるお客さんが少なくなく私達もこれを参考にしてどのショウを観るか決めました)するフリンジクラブが開催されていて、パフォーマーと観客が一緒になって楽しめるようになっていました。

私はフリンジを観るのはこれで数年目ですが、パフォーマーとして参加するほうも、何年もやっていて世界中のフリンジをツアーするような人達はさすがにマーケティングもクリエイティブで、衣装のままで街中を歩き回ってチラシを配ったり、他のショウの為に並んでいる人達に「ハーイ!このあと○○で○時から僕のショウやるんで是非観にきてね」と話しかけたり。一緒に並んでいる知らない人とも「どのショウみた?」とおすすめショウの情報交換をするのも楽しみの一つです。

今回特に印象に残ったのはオーストラリアの「Ballad of Herbie Cox」でした。ダンスのオーディションで出会ったという夫婦の組み合わせなのですが、二人ともダンスがすごい。特に妻さんのほう!コンテンポラリーのダンサーですがとにかくため息。夫さんのほうは音楽もすごい。エドモントンでのビデオを見つけたので是非観てみてください。

 でも、なんといっても今年忘れることができないのが流山児事務所の「花札伝綺」です。2年前にビクトリアに来た時は私は見逃しているので、今回初めて流山児の作品を観ましたが、うちの夫はものすごく気に入って、なんと3回も観に行きました。私は2回行きましたが、毎回最前列で観させていただきました。寺山修司原作の、葬儀屋を舞台としたミュージカル(時々カラオケもありww)でしたが衣装がすごい!踊りがすごい!歌唱力がすごい!演技がすごい!、、、。うちの夫はLA出身で、もともとシアターが大好きなので、けっこう目は肥えていると自負していますが、花札伝綺のようなショウは観たことが無いとのこと。彼曰く、「3回観ても飽きなかったし、毎回ブレのないパフォーマンスなので、きっとものすごく練習しているに違いない。」とのこと。私よりもファンになり、いろいろと流山児のことをググっては数日間で私より詳しくなってました。私もTwitterで繋がらせていただいて、運良くTシャツを買わせていただきました。その時に劇団員のあまんさんに色々と劇団のお話を聞けて興味深かったです。次回ビクトリアにお見えになる際は是非宣伝などお手伝いさせてくださいとお願いしてきました。東京に行く時は絶対観に行きます!

フリンジが終わり、夏も終わり。。。とちょっと寂しいですが、秋は秋でまた色々とイベントがあるので楽しみです。