英語ブログにも同じようなことを書いたんだけど。
巷にはライフコーチやらまるで何かの教祖のようにあがめられている自己啓発系のリーダーなどがあふれている。
先日書いた女性のビジネスグループでも、数人のメンバーが、北米で人気のある、某ビジネスコーチのコースにハマっているようだ。誰をフォローして誰のオンラインセミナーに参加するのか、ある意味ブランドのようにも思えてくる。
私も、数は多くはないけど数名、メンター(これって、日本ではあんまり良い印象の無い言葉だと聞きましたが、ここでは英語本来の意味で、信頼できる指導者、という意味です)と慕う人がいる。でも私の慕う人達はセレブぽい人ではないし、オンラインの世界で有名な人であっても私自身が実際に会って私自身の目で「この人は尊敬できる」と感じた人が殆どで、コースやセミナーを通じて慕っているわけではない。
私は一対一の、意義のあるつながりを大切にするタイプなので、ベストセラーの本を出しているような人が数万人のファンの一人と本当にしっかりと接することなんて無理だとわかっているし、実際にカンファレンスのキーノートスピーチなどでいわゆる「ロックスター」な人達に実際に会ってがっかりしたことは何度もある。
先に書いた某ビジネスコーチも、サイトを見る限りとても良いプログラムを提供しているようで、そのへんは偏見なしに興味があるのだが、いまいち右にならえで良いのか疑問にも思う。
最近は、いろいろなことをオンラインで友人やフォロワーに聞けるようになって、とても便利だ。美味しいレストランからおすすめのアプリまで、TwitterやFacebookで簡単に他人の意見を聞くことができる。
そんなときに、陥ってはいけないのが、何かに関してどう思えば良いのか、を聞いてしまうこと。
ある人物や事柄に関して、同反応するのか。他の人はどう思っているのか。
◯◯ってどうよ?って聞きたくなる気持ちはわかるけど、気になるなら、自分でしっかり宿題をやって、自分で判断してほしい。
自分の頭でものを考えることの大切さ。
たとえ今流行の人物であっても、自分でこの人は素晴らしい、と思えるのであれば、他人にミーハーと呼ばれようと関係ないと思う。
他人が私のことをどう思おうが、それは私の知ったことではないのだから。
自分の頭でものを考えよう。