エンパシーとシンパシーの違いとは

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ブレネー・ブラウンと学ぶLiving Brave Semester、3週目が終わりました。

ここで1週間のお休みがあるので、少しゆっくりめにビデオを観たり、課題に取りかかったりしています。この1週間で、遅れを取り戻そうとしている人も多いと思います。

日本からの参加者で集まっているFacebookのグループでも、なかなか意義のある深い話し合いができていて、とても嬉しく思っています。コースに参加していなくても、ブレネー・ブラウンの提唱する「心からの生き方」に共感する人なら誰でも参加できますので、お気軽に参加表明して下さい。参加されたらひとこと自己紹介をして頂けると嬉しいです。

3週目のテーマは「Empathy」、また誰にvulnerableな心の内を打ち明けるのが良いのか、そして自己に対する思いやりの重要さについても学びました。

何か悲しいこと、辛いことがあったときに勇気を出して打ち明けたときに、相手の反応が「ふーん、そんなのたいしたこと無いじゃん、私の方がもっと大変なんだから!」と言われたら、誰だって、もうvulnerableになって打ち明け話なんて二度とするものか、と思ってしまいますよね。または「えー、それ超かわいそう。なんか惨めじゃない?」なんて反応をされたらただでさえ辛い思いをしているのに、さらにshame(恥)のスパイラルに陥ってしまいますよね。

3週目のレッスンでは、そういうことが起こらないように、どうやって打ち明ける相手を見極めるか、そして、自分が打ち明けられた立場の時にいかにエンパシーを持って接するかについて学びました。

エンパシーとは、共感する力。英語でエンパシー、シンパシーとよく言いますが、この二つの単語は同じ意味なのか?というテーマでブレネーが説明してくれたのですが、こちらの可愛らしいアニメーションのビデオがブレネー自身の声で、とてもよくわかる説明になっているのでご紹介します。

The Power of Empathy from Gobblynne on Vimeo.

このビデオによると、エンパシー(共感)とは、実際に、打ち明けている人がいる暗い場所まで降りていって、「それは辛いね。私もそれがどういう気持ちなのかよくわかるよ」と言うこと。シンパシー(同情)は、その人と同じレベルに降りていかず、上から目線で「えー、可哀相」と、あくまで自分には関係ないというスタンスを取っていることを指します。

このビデオのクマのように、自分がいる暗い場所まで降りてきてくれる人こそ、自分の辛い感情を打ち明けるのに適した人であると思いますし、自分も、愛する家族や友人にはこのように接しなければいけないな、ととても良いリマインダになりました。