今朝聴いていたポッドキャストで不確実性(Uncertainty)の話題が出ていたので、今日はそのことについて。
私も、昔は不確実なことが大嫌いだった。先が見えないと不安で、怖くて、どうしてもこの先どうなるのか知らないと気が済まなかった。
幸い、すこし前にこのことに関しては学んだので、今では不確実なことがあっても、embraceできるようになった。不確実なことがあっても、逃げたり怖がったりせずに、あえて向かっていくような。
私は仕事で日本の方と触れ合う機会が多いが、アメリカやカナダのクライアントさんに比べて日本の人の方が断然不確実性が苦手な人が多いようだ。ちょっとでも先が見えないこと、結果が分からないことがあるとものすごく不安性になる人が多く感じる。
確実なことを求めるのは人の性だと思うので、ある程度は仕方が無いことだと思う。しかし確実性を追い回して人生の全てを細部までコントロールするより、すこしくらい先が見えなくてもなんとかなるさ、と思って生きている方がストレスも少ないし、生きている、と実感することができる。というか、生きるって、そういうことじゃないかと思う。
心配するのも無駄で、人間が、こうなったらどうしようと不安に思うことの99%は実際には起こらない。最悪のケースを想定していしまうのも、生き残るための人の性だと思うが、想定している自分達が正しいことはあまりない。
少し前に信じることと確信との違いを学んで、これは私の人生の中でもかなり上位に入る学びだった。自分が書いたブログの中でもかなり好きなポストだ。
もしあなたが、先が見えないと不安と思っているなら、すこしはレリゴーしてみて欲しい。先が見えないからって死ぬ人はいない。すこしくらい冒険心があっても良いと思う。なるようになるさ、と思っているとストレスもだいぶ減る。