今夜は最近知りあったばかりのすごくカリスマティックなアーティストのイベントへ行ってきた。
ただのアートオープニングではなく、みんなで輪になって座りアーティストの話を聞いたあと、自由に意見交換。
先住民のアーティストだったのだが、彼はここ(ビクトリア)出身ではないので、自分の出身でない場所で創作を続けることについて色々話してくれた。
ある女性は、アメリカ出身、ナバホ族の先住民だがカナダに住んで7年になるとかで、自分の土地でない場所で先住民アーティストとして創作することに関して、いろいろと葛藤があると話していた。
ふと考えてみると、私だって日本人で日本語でブログを書いたりポッドキャストを作ったりの創作活動をしているけれど、私が住んでいるここは私の土地ではない。
色々考えさせられた。
アートはやはり多くの人の人生にとって大切であるということ。
アーティストはみんな様々な葛藤を抱えているということ。
自分の造ったものが気に入られなかったらどうしよう。
というか気に入られようと思うこと自体多分だめなんだろう。
自分の土地でない場所で製作をする権利があるのだろうか。
自分の造っているものは価値のあるものなのか。
みんな考えている。
でも答えは、きっと、造り続けること。