世界征服の第一歩: WDS2013レポート(1)


ポートランドから帰ってきました。初めてのポートランド、というかオレゴン州自体初めてだったので楽しかったです。シアトル経由で行ったのですが、シアトルからポートランド行きの機上からは美しい山々が見えて(レーニア山、セントヘレンズ山など)感動でした。ビクトリア/バンクーバー島も自然は美しいけれど、あんなに高い山はないので。

mountainsポートランドは噂に聞いていた通り、綺麗で楽しく、ちょっとquirkyな、不思議な魅力のある街です。ビクトリアも思いっきりウエストコーストで、ヒッピーな人も多いけれど、そしてシアトルも大好きな街だけど、シアトルともビクトリアとも違って、さらに変わった魅力のある街でした。

小さい街に住んでいる私がちょっと大きめの街にでて感心することは、街中の至る所にパブリックアートがあること。ポートランドのダウンタウンでは沢山の銅像をみかけました。これは最終日のアフターパーティのあったパイオニアスクエアで。こんな傘をさしたおじさんの像と写真を撮ってきました。

さて今回のポートランド行きの目的はWorld Domination Summit、世界征服サミットに参加することです。前回のブログに書いた通り、悦子さん堀さんがお見えになるのは知っていたのですが、オレゴン動物園を完全に貸し切って行われたオープニングパーティでは、沢山の日本人の方とお会いする事ができました。多分、お会いできなかった人も含めると全部で15人くらいはいたんじゃないかな。

openingparty

1年目は500人、2年目の去年は1000人、それが今年は2800人と3倍近く参加者が増えたとの事で、とにかく周りは人、人、人。オンライン、オフラインの友人で来ていると知っていても会えなかった人がやはりいました。このサミットでは「新しい友人を作る」ことを目標にしている参加者も沢山居るので、ちょっとぼーっとしているとすぐに知らない人から「Hi! I’m…」と手を差し伸べられます。それはそれですごく楽しいんですけどね。おかげで私も沢山新しい友達ができました!

wds

サミットの形式としては、午前中と午後の最後のセッションは全員シアターに集まって特別スピーカーの話を聞き、午後の数時間はいくつかあるワークショップの中から好きなものに参加することができます。ワークショップに興味が無い人でも、参加者主宰のミートアップに参加したり、ツアーに参加したり、自由に過ごす事ができます。

audience

全てのスピーカーが素晴らしかったのですが、ここでいくつか私にとって個人的に心に残ったセッションをご紹介します。

Darren Rowse
オーストラリア人のダレンは、オンラインメディアで仕事をしている人なら名前を知らない人が居ないくらい、Probloggerとして有名です。Problogger.netDigital Photography Schoolという二つのサイトを運営していて、現在では完全にブログだけで収入を得ているプロブロガーとして知られています。
でも今回の彼のスピーチは、プロブロギングのことではありませんでした。について語ったのです。
彼の5歳の頃の夢は、スーパーマンになることだったそうですが、大人になるにつれてだんだんと誰でもありがちな、普通の生活に慣れてきてしまいます。ある日彼は、ガールフレンドにふられた時に言われた言葉にショックを受けます。「I just don’t want to have an ordinary life (私は普通の人生を送りたくないの)」と言われ、最初は「僕もだよ!」と思ったそうなのですが、そのうち、彼女の言った事の真意がわかって、このままではいけないと思うようになったそうです。

ダレンは「今日いまこそが、未来を作るもとになっている。だから今日から、夢にむかって一つでもできることをやっていかなくてはいけない。」と教えてくれました。最後には WDSが用意してくれたというスーパーマンの衣装を来て登場し、会場は大喝采。
そして彼は「今となりに座っている人に、あなたの夢はなんなのか話して下さい」と語りかけます。夢を言葉にするのはちょっと恥ずかしかったりしますが、私もがんばって「日本と世界をつなぐ仕事をしたい」と言いました。そしてダレンは「その夢を1日10回は他の人に伝える事」と語ってくれました。そうする事で、自分の夢に責任を持つ事が出来るからです。

超有名ブロガーなのに、気取ったところがないその様子に、好感をもった人は沢山いたようです。セッションのあとも会場で気軽に写真撮影に応じてくれました。彼は以前プロブロガーのサイトで、オーストラリア、クイーンズランド観光大使ブロガーを募集したことがあるので、「私も応募したのよ」と伝えると「またやる予定だから是非応募して」と言ってくれましたよ。

この日の夜はポートランドを流れるウィラメット川のクルーズに参加してきました。クルーズのあとは堀さん、悦子さん、そしてわたる君とディナー。色々と日本の未来(それは大げさか)やオンラインメディアなどについて色々語りましたよ。楽しかったな〜。

WDSレポート、パート2につづきます。

 

 

Disney Wonder、 2013年初のバンクーバー-アラスカ線開始

 

 

 

disneywonder

久しぶりにバンクーバーに来ています。ディスニーのイベントに参加するためです。Disney Wonder

ディスニークルーズラインは2011年からアラスカクルーズをDisney Wonderという客船で提供しています。2012年にはシアトル発でしたが、今年はまたバンクーバー発が復活し、5月から3ヶ月、5日間から7日間のアラスカクルーズが楽しめます。

この日はバンクーバーに戻って来たワンダー号の、2013年初めての航海を記念して、船のツアーとパーティに参加してきました。

巨大スクリーン

ワンダー号は2700人収容可能で、デッキは11、プールは3つ。子供たちが遊べるクラブやティーン向けラウンジなどは7つもあり、まさに船自体がディズニーパーク。船内のデコレーションも、もちろんパークに負けないほど沢山の細かい飾りや仕掛けが施されています。船全体がディズニーパークのようです。上の写真はデッキにある巨大スクリーン。ここで常にディズニーの番組やキャラクターを見れます。

これは入ってすぐのロビーにあるリトル・マーメイドのアリエル像。かわいい!

アリエル

面白いのは、ゲストは3つのレストラン(Triton’s, Parrot Cay, Animator’s Palate)を毎晩交代で利用できるのですが、サーバー(ウェイター)さんもゲストと一緒に、レストランを各自まわるのです。普通はサーバーは一つのレストランで働いて、そのレストランの料理を熟知しているというのが売りな訳ですが、Disney Wonderでは各サーバーは各レストランの料理だけでなく、自分のテーブルのゲストの事も覚えていてくれるので、違うレストランに行った時にいちいち自分の食事の好み(好き嫌い、ベジタリアン、グルテンフリーなど)を伝えなくても、サーバーが覚えていてくれて、おすすめなどをしてくれます。ディスニーならではのサービスですよね。

charlie

これは船内のスパ(エステ)のツアーをしてくれたチャーリー君。思いっきりゲイの彼はイケメンで(つけまつげが綺麗だった!)話も面白く、女性ばかりの私たちのグループを楽しませてくれました。ちなみにスパにはカップルでマッサージを受けられる部屋もあり、バラの花びらが素敵!

スパこれは船内にあるシアター。本格的です。

theatre

是非、この船でアラスカクルーズに行きたい!!

ツアーのあとはパーティに行ってきました。

Balloons

私は数年前にディズニーランドでWorld of Colorが始まった時に、メディアとしてパークに行って以来、このようなイベントに招待されますが、毎回毎回、ディズニーのサービスと徹底したブランディングには頭が下がります。このコンフェティ、見て下さい。。。

Confetti

ミッキーの形!そしておみやげも沢山。。。

minnie

夫と写真も撮ってきました。

写真撮影最後はみんなで外にでて、出発するワンダー号を見送りました。

Wonderあいにくの雨で、みんなびしょぬれになりながらも見送ったのですが、Vineでビデオ撮影をしていたら、ちょうど汽笛が!ディズニーならではの汽笛、聞いてみて下さい。

「星に願いを」ですね。さすがディズニー。すごい。

いつか、必ず家族でディズニークルーズでアラスカに行ってやる〜と思わされた1日でした。

TelTell東北ツアー(2) 復興と「あきらめない」日本人 & ブロガーミートアップ

東北ツアーの第一部はこちらをご覧下さい。

気仙沼をあとにして、南三陸町へ向かいました。ここは防災庁舎跡が生々しく残っています。もうすぐ披露宴を挙げる予定だったという、最後まで避難のアナウンスをされた女性職員の方のことを考えると、無念で胸がいっぱいになってしまいました。

次は北上川沿いに石巻方面へ。東北自体初めて訪れましたが、この川沿いの自然の美しさには息を飲まれるほどでした。カリと2人で、こんなに美しい自然が、恐ろしいものに変わることもあるんだよね、という話をバスの中でしたのが印象に残っています。

Kitakami river

ここ、大川小学校では全生徒の七割を津波で失ったとのこと。沢山の人達が手を合わせに来ていました。親として、胸が詰まります。

Okawa school

慰霊碑も出来ていました。合掌。

Okawa school2
caroline

そのあとは大原でボランティアをしているイギリス人のキャロラインに会ってきました。オンラインで知り合って友達になり、偶然彼女が大原にいる時に私が今回のツアーで近くに来ることになったので特別にスケジュールを変更して寄ってもらいました。「ヘルプが来るまで待っていたらいつまでも復興はできない」という信念のもと、個人で募金を集め、大原でバス停や公園を作っているキャロライン。震災以来、年に数回イギリスで募金を集め、日本にやって来てはお手伝いをしています。 私も見習わなくてはと思わされました。彼女に直接募金をしたい方は是非彼女のサイトまでどうぞ。

Yahoo ustream

その後石巻市へ移動し、ヤフー復興ベースにお邪魔してきました。ここはヤフージャパンが実際にオフィスを置いて、石巻の復興を様々な形で支援するというスペースですが、ここではUstreamの放送をして、カリが復興支援室 室長の須永さんをインタビューしました。復興ベースの主なプロジェクトは復興デパートメントというオンラインショップ。そのことについてこのビデオで紹介しています(英語)。

あっという間の2日間でしたが、これで東北ツアーは終わり、東京に戻ります。私達がこの2日間で見たものは氷山のほんの一角でしかないことは十分理解しています。たったの2日間ですが、その間共通していた印象というのはやはり、事態が大きすぎて、どこから手を付ければ良いのか、と言ったような無力感でした。それでも、ほんのちょっとの復興に向けて、毎日がんばっている人がいる。それがせめてもの救いでした。Ustreamでジョンが言っていましたが、この程度の震災が起こったらもう他所に移ろう、という国や文化は一杯あると。でも日本人はあきらめない。それは素晴らしい事だと言っていたのが印象に残りました。

日米ブロガーサミット

 東京では松村太郎さんmehoriさんg.O.R.iさん、ソーシャルおじさんこと徳本昌大さん高橋学さん、家電ちゃんこと西岡舞子ちゃんなど他にも沢山の方とブロガーミートアップでご一緒できてとても嬉しかったです。日本のブログ界のことを何も知らないのでトンチンカンな質問をしていたと思いますが。。。ここでは、北米に住む人間として、北米の一般市民はすでに日本の震災のことを忘れかけているし、自分たちの問題(アメリカならハリケーンサンディや、経済危機など)のほうがいっぱいっぱいで、遠い日本のことまで気が回らない人が多い、という話をしました。そのような風化を防ぐには、ドーンと大胆なことをやらないと駄目だ、というのがジョンの意見でした。ソーシャルメディアの大物を日本に呼んで、大きなイベントを、、、というアイデアも出ました。また、TelTellのアプリを復興ベースで使えるようにすれば、海外の一般の人でも被災地の人の生の声、何が本当に必要なのか、などという情報を得る事に利用できるのでは、といったアイデアも出ました。非常に有意義なミーティングだったと思います。これをさらに次に繋げていけたらと思っています。

group

最後にホテルで助けあいジャパンの野田さんと一緒に撮った一枚。毎年この並びで一緒に撮ろう!と約束しました。野田さん、本当にお世話になりました。

カリ、ジョンと日本に行くのは今回二度目でしたので、彼らの仕事ぶりには慣れていましたが、やっぱりテクノロジーに詳しい2人には色々教えてもらって勉強になりました。ジョンは今回の日本滞在中に私の写真の先生になってもらいましたし、カリとは今もチャットでいつも近況報告しています。 また、一緒に日本に行ける事を楽しみにしています。TELTELLの皆さん、徳本さん、ありがとうございました。

TelTell 東北ツアー (1) 気仙沼へ。

助けあいジャパンTELTELL東北ツアー

暖かい沖縄をあとにし、東京へ戻りました。日本滞在の後半は、東北の被災地を回ります。

ソーシャルおじさんとして最近大活躍の徳本さんから、TELTELLコンシェルジュというアプリを体験しながら日本を旅して下さいと言われた時、真っ先に浮かんだのが東北の被災地のことでした。助けあいジャパン野田さんとは震災直後にTwitterで知り合い、助けあいジャパンで翻訳のボランティアをさせていただいたのと、二人とも地元が佐世保ということもあり、仲良くさせていただいています。去年全日空のお仕事でカリとジョンとで来日した際にも、ホテルまで足を運んで下さり、震災を風化させない為にも、是非海外の人に被災地を見てもらいたい、と熱く語って下さいました。

なので、「被災地を訪問することは可能ですか?助けあいジャパンの野田さんにお願いできないでしょうか」とご相談したところ、快諾いただき、実現しました。

TELTELLコンシェルジュのデモ

東京は冬に戻ったかのような冷え込み。沖縄とは正反対です。早速初日は、TELTELLコンシェルジュを作られているアールシステムさんにて、商品のオリエンテーション。TELTELLコンシェルジュは、AppleのFacetimeを使って、オペレーターさんと直接つながれる翻訳アプリ。私は自分の仕事でもあるので、翻訳、通訳にはちょっとうるさいです。Googleなどの機械翻訳は全然使えないこともあり、常々、翻訳には「ひと」が不可欠だと思っていました。

TELTELLコンシェルジュ オペレーター

このTELTELLコンシェルジュは、ちょっと何か聞きたい時に気軽に、プロレベルの通訳さんに気軽にアクセスできるので、非常に便利だと思いました。例えば、海外旅行に行く時、わざわざ通訳を雇えるような余裕のある人は少ないと思いますが、このアプリを持っていれば、空港、レストラン、ショッピング、地元の人との会話など、いつでもアクセスできます。とはいえ、実際に使ってみるまでは私もどうなのかな?という感じでしたが、数名のオペレーターさんが実際にカリとジョンの為に通訳をしているのを見て(動画がもうすぐGeekbeat.TVにアップされるはずですのでチェックしてみて下さい)、オペレーターさんのレベルの高さに驚きました。日本人ではないオペレーターさんも沢山居ましたが、みなさん日本語、とくに敬語が素晴らしい。「少々お待ち下さい」と言われたあとに英語でちゃんと通訳して下さいます。

早速このアプリと共に新幹線で一関へ。

翌日起きてみると一関は雪!それでもみんな助けあいジャパンさんが用意して下さったバスに乗り込みます。カリフォルニアから一時帰国されていた松村太郎さんも参加して下さいました。出発前に撮ったビデオはこちら。

第18共徳丸・気仙沼

ちらつく雪の中、気仙沼へ向かいます。最初に着いたのは、大型漁船第18共徳丸の打ち上げられた場所。ニュースなどでその写真を見たことはありましたが、実際に巨大な船を目の前にすると、みんな思わず沈黙してしまいました。

下敷きになった車

よく見ると、車が下敷きになっています。。。

shrine

亡くなった方々へのお供えものや花、千羽鶴なども沢山ありました。たまらず涙。しっかり手をあわせてきました。

この共徳丸は、私たちが見学に行った日には取り壊しが決定、と伺ったのですが、その後も保存するかどうかで色々と意見が分かれているようですね。被災者の方にしてみれば、見るたびに辛い思いそさせられる方も多いでしょうし、複雑な問題です。共徳丸の周りは、ほとんどが何も無い空き地状態で、まだまだ先は長いなという印象でした。

復興屋台村 気仙沼横丁

その後、復興屋台村 気仙沼横丁という仮設市場にて、大漁丸というお店の女将さん、幸江さんにカリとジョンがTELTELLを使ってインタビューしました。

TELTELL 大漁丸インタビュー

津波のあと、避難していた知り合いの方の家ごと流されたなど、大変な思いをされたようすを話して下さいました。今はご主人と大漁丸を切り盛りされていますが、是非沢山の人にお店に来てほしいと言っていました。明るくて元気な幸江さんに、これから先はまだまだ長いけど、復興の希望を少しだけ、少しだけですが見れた気がしました。気仙沼に行かれる方は是非寄ってみて下さい。

ここで私は気仙沼のキャラクター「ホヤぼーや」グッズを購入。可愛いですよね。

Hoya boya

次は南三陸、大原、石巻へと続きます。

暮らすように滞在できるリゾート 星のや 竹富島 

竹富島では星のや 竹富島に滞在させていただきました。

星のや 竹富島

石垣島からフェリーで10分。竹富島に着くと、星のやさんのバスが迎えてくれました。約7分ほどで星のやへ。着いて最初の感想は、心が洗われるようなすがすがしさ。

星のや 竹富島 お茶

チェックインを待つ間、お茶とお菓子を出してくださいました。

早速部屋に案内されましたが、着いてびっくり。一人一部屋では無く、一人一軒でした。琉球石灰岩の手積み石垣や琉球赤瓦を使った伝統的な竹富島の建築様式を尊重して作られた客室は、風通りも良く、暑い沖縄の気候を十分考えて建てられています。

決まった玄関は無く、空いている引き戸から自由に出入りができます。客室には自由に使えるサンダル、傘、懐中電灯(夜のお散歩用)など揃っていてとても便利。

最近のホテルはどこもカードキーですが、ここでは本物の鍵を渡されるところが新鮮で良かったです。外出する時はちゃんと戸締まりを確認して。。本当に自分の家のような気がしました。

客室にはいってすぐの私のリアクションはこちら。結構感動しています(笑)

敷地の真ん中にはプールが。普通、リゾートのプールというと、床は明るい色で、ロゴが入ってて、という感じですが、床が暗い色で塗られているのは、泉をイメージしているからなんだそうです。素敵。早朝、ラウンジから撮ったプールの写真です。

この「ゆんたくラウンジ」には24時間楽しめるちょっとした図書館、コーヒーやジュース、インターネットスペースの他にギフトショップやバーもあります。プールの見える窓に面したエリアはのんびり足を伸ばせるようになっていて、とても居心地が良かったです。

プールのみえるラウンジ

20秒のラウンジの様子のビデオはこちら。早朝だったので、まだ誰もいません。

スタッフのみなさんも微笑みを絶やすこと無く、素晴らしい日本風のおもてなしで迎えて下さいました。一緒に行ったジョンも、「ここのスタッフは常にスマイルしている。素晴らしい。」と言っていましたよ。

星のや 竹富島 バスタブ

客室、レストラン、ロビーなどは全てシンプルかつ洗練されたデザインで統一。

客室には星のや特製の月桃バーム(私は気に入ってもう一つ購入して帰りました)、お散歩に使えるかわいらしいバッグ、お風呂で使えるハーブバスなど、アメニティにも大満足。

星のや 竹富

リゾート内はまだ新しいものの、竹富の村を忠実に再現しています。道が白っぽいのは珊瑚の砂を使っているからで、これは夜道でハブがでても月明かりが反射して見やすいようにという竹富島の知恵が生きているのだそうです。ガイドさんも仰っていましたが、暑い夏は夕方から外出するのが沖縄では普通なのだそうです。

竹富島の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、村の文化を守るべく、厳しい条例が設けられています。そんな中、星のやは、従来の村の人々の生活、文化を守り、島になじむリゾートを作ったと言えるでしょう。

お食事も素晴らしく、沖縄の新鮮な食材をふんだんに使った創作料理が出されました。

車エビとホタテのタルタル

朝食は日替わりの新鮮なジュースが楽しめます。美味しかったのはスイカとホットペッパー(唐辛子?)のジュース。

星のや 竹富の日替わりジュースバー
星のや 朝食

昼間は自転車を借りて島を探検したり、ビーチまでお散歩したり、夕日を見るバスツアーに参加することも出来ます。時間がゆっくりと流れるこの村では、まるで村民の一人になったかのようにのんびりと滞在を楽しむことが出来ます。

意外だったのは、子連れのファミリーが結構多かったこと。自然が一杯の竹富島は、子供達と思い出を作るのには最高の場所だと思いました。次は私も是非子供達を連れて行きたいと思います。

これで私の沖縄訪問記は終わりです。このような素晴らしい旅を実現させてくださったANA沖縄観光コンベンションビューロー、そして星のや 竹富島さんに心より感謝いたします。

沖縄、また会う日まで、待っててね!

豊かな自然と文化のくに-ANAと沖縄の旅(2)

ハイビスカス


無事、おととい日本から帰国しました。あっという間の、怒濤の10日間でした。

忘れないうちに、ここに書き留めておこうと思います。

沖縄初日のことはこちらに書きましたが、その他にも本当に沢山の場所を回らせていただきました。沖縄観光コンベンションビューローさん、本当にありがとうございます。全て書き出すスペースも無いので、印象に残ったものを書き出してみると。。。

沖縄美ら海水族館

チンアナゴ
チンアナゴ マグネット

ここはやはり沖縄観光の目玉として外せないでしょう。巨大水槽に泳ぐ8.5メートルものジンベイザメとマンタはいつまでみてもあきません。私のお気に入りは英語ではガーデンイールというそうですがこれ。日本語ではチンアナゴというそうです。ガイドさんに教えてもらって売り切れ続出という人気のお土産をかろうじてゲットしました。これ、マグネットなんです。可愛いでしょ?

外には公園、アスレチック施設、ビーチ、植物館もあり、家族で丸一日過ごせる場所ですね。美ら海水族館の詳細はこちら。

万座毛

象の鼻のような形の崖。すごい迫力で、これは思いがけずハマってしまった観光地でした。歩けば10分程度ですが、景色が素晴らしく、沢山写真を撮りました。

竹富島

その後石垣島経由で竹富島で向かいました。竹富島は、うわさには聞いていたけどなんてチャーミングな島なんでしょう。コンビニや派手な看板などは一切無く、数十年前にタイムスリップしたかのよう。この島での有名な観光アトラクションのひとつは水牛車ツアー。お仕事が終わったあとの水牛さんたちは、アフターファイブは放牧されて自由に草を食べていました。

水牛車ツアー

水牛車ツアーはガイドのおじさんが興味深い話を沢山してくださいました。水牛は頭が良くて、1、2回回るだけで村の道を覚えるだとか、村では水牛車が優先権があり、車が来たら車のほうが引き返したり、水牛車に道を譲ったりしなければいけないそうです。この日私たちを引っ張ってくれたのは「なっちゃん」。角につけたハイビスカスが可愛い。

水牛のなっちゃんと

その後村の散策をしましたが、いたるところにハイビスカスなどが咲き乱れ、パパイヤの木などもあり、本当にのどかで綺麗な村です。

竹富島のポスト

その後竹富島では私とニールはシュノーケルも体験しました。珊瑚礁が本当に綺麗でしたよ。

竹富の海

石垣島

竹富のあとは石垣島に戻り、川平湾などを観光。素晴らしい眺めでした。この日はあいにく雨が降って来たので雲が出ていますが。。。

川平湾

それからランチに食べた石垣牛の美味しかったこと!テキサス出身のカリとジョンも絶賛していました。

石垣牛の丼

素晴らしい、豊かな文化を誇る沖縄。私は特に信仰心が強い訳ではありませんが、沖縄の先祖、自然崇拝には強く納得できるものがありました。あんな素晴らしい自然に囲まれていたら。自然に畏敬の念が出て来てあたりまえですよね。

御嶽(うたき)、ヒンプン、石敢當、シーサー、亀甲墓、琉球石灰岩、ガジュマルなどなど、沖縄に来て学んだ現地の文化や自然はとても興味深く、また是非今度は家族で沖縄を訪れたいと思っています。是非、次のバケーションでは沖縄まで足をのばしてみてください。

ANAと沖縄の旅-1

今、沖縄に来ています。

去年、ANA(全日空)のブランドアンバサダーとしてお仕事させていただいたのですが、今回はその第2弾ということで、前回と同じアンバサダーチーム -ソーシャルメディアコンサルタントのニール・シェーファー、アメリカで絶大な人気を誇るテック系ウェブTV、Geekbeat TVのホストのカリ・ルイスジョン・Pとの4人で、今年はなんと沖縄に旅することになりました。

九州出身の私ですが、沖縄ははじめて。でも、出発直前に色々予習して、その時点ですでにすっかり沖縄が好きになってしまいました。

着いた翌日から早速観光開始でしたが、盛りだくさんの内容でした。

首里城

Shuri Castle

沖縄に来たら見ずには帰れない、首里城。未だに修復中の部分も多かったですが、色々勉強になりました。

この衣装は、当時首里城に務めていた人達の格好なのだそうです。

Shuri-kimono

ガジュマルの木

Gajumaru

沖縄1日目の第一印象がこのガジュマルの木。名前は知っていましたが実際に見るのははじめて。アメリカ人のカリも、素晴らしく美しいと絶賛していました。全然知りませんでしたが、ガジュマルってどんどん根が増えて来るため、移動しているようにみえてWalking Treeと呼ばれているそうですね。

また、ふと入ったお土産さんで「Pig Riding」と書かれたTシャツを見つけ「沖縄では豚に乗ったりするんですか?」などという私の馬鹿な質問に、「ガジュマルの木に住んでいるキジムナーという妖精です」とお店の人が教えてくれた。ちょっと調べてみると、赤い髪の、子供の姿をした妖精で、木を大事にする人には繁栄をもたらすが、その逆に木を傷つけたりするとバチがあたるそうです。お土産屋さんにもキジムナーのキャラクターグッズが色々ありました。可愛い言い伝えですよね。

おきなわワールド

おきなわワールドは、沖縄の文化を学べるテーマパークですが、ハブ館があったり鍾乳洞があったりと内容は盛りだくさん。ここではハブ酒のリキュールを飲んでみました。Geekbeat.TVの映像です。

また、小さな村を再現したコーナーでは紙すきや三線、焼き物などの体験コーナーもありました。これは琉球グラスの体験コーナーのビデオ。

このあとはリゾートホテルを見学に行ったり、沖縄でももっとも神聖といわれる聖地、せーふぁうたきも見て来ました。盛りだくさんの沖縄旅行。まだまだ続きます。#ANAOkinawaのハッシュタグを探してくださいね。

ボーイング 787ドリームライナーとカスタマーサービス

Ambassadors-787

ANAのブランドアンバサダーの旅に関しての英語ブログ第2部、アップしました

羽田のメンテナンスセンターとCAアカデミー(この時、ガイアの夜明けさんの撮影が入りました)を見学させていただいたあと、羽田から岡山まで、ボーイングの最新機、787ドリームライナーを体験することができました。

機内の様子は英語ブログにいろいろ写真を載せているので、(もっと見たい方にはG+にもアルバムがあります)見てみてください。

Dsc01331

でも何が一番感動したかと言うと、岡山に向けて離陸する直前に、滑走路わきに作業服を着た人達が、私達の飛行機に向かって手を振ってくださっていたことです。

興奮した私は思わず、前の席に座っていたジョンさんに「見て見て!手振ってる!」と声かけたのですが、ジョンさんも「こんなの凄い。アメリカじゃあこんなサービス絶対ないよ。写真撮れば良かった!」と感動していました。ジョンさん曰く、日本は細かいところでの気配り、Attention to Detailsが凄い!とのコトで、それは私も同感です。

人(お客様)をいい気分にするのは、実はこんなちょっとした気配りだったりするんですよね。

Okayama

アドベンチャーはAから始まる。。。 ANA(1)

Dsc01246

2月にANAのブランドアンバサダーとして東京に行っていたのですが、その時のことをようやくアップすることができました。(英語です)

私と一緒にLAから成田へ向かったのがお友達のニール シェーファーさん。リンクトインのエキスパートとして有名な方です。以前からTwitterでは時々お話させていただいていましたが、ビクトリアにも去年の夏来てくださって、そして今回一緒にANAのブランドアンバサダーに選ばれて、何か縁を感じます。日本に15年住んでいらしたので、日本語はぺらぺらです。

サンフランシスコからも二人、アンバサダーが来ました。アメリカでとても有名なテック系、ガジェット系のウェブ番組、GeekBeat.TVのホストのカリ ルイスと ジョンPさん。彼らの番組はテンポがよく内容盛りだくさんでもちろん番組のクオリティも非常に高く、今回一緒にお仕事できるのを私も楽しみにしていました。カリには去年の11月のLA でのブログワールドで会って居ますが、ジョンさんは日本で初めて会いました。でもメールでずっと打ち合わせをしていたので初対面という感じはしませんでしたね。

さてこのANAのインスピレーション オブ ジャパン(以下IOJ)という新しいキャビンサービス。私達はビジネスクラスだったのですが、180度完全にフラットになるシート、クラス内最大規模のスクリーンと非常に快適でした。カナダに住んでもう13年になるので日本にはしょっちゅう帰っていますがやはり日本のサービスは素晴らしい。

一緒に行ったジョンさんもしょっちゅう「サービスが凄い。細かいところへの気配りが素晴らしい」と絶賛しておりました。

機内でのCA さんのサービスも文句無し。英語ポストにも載せましたがちょっとしたビデオを載せておきます。隣に座ってたニールさんが寝ていたので彼の姿を見せられなかったのが残念。ww

ANAブランドアンバサダーチームがTVに!

Ana_tour_team

2月の半ばから10日ほどまた日本に行ってきました。全日空のブランドアンバサダーとして、新しいサービス、Inspiration of Japan(IOJ)をプロモする為です。

一緒に行ったのは、カリフォルニア在住、LinkedInのエキスパートで日本語ぺらぺらのニール・シェーファーさん、ダラス在住のテック、ガジェット系超人気Web番組、Geekbeat.TVカリ・ルイスジョン・Pさん。

日本にIOJのビジネスクラスで飛ばせていただき(言うまでもなく超快適。写真はここにあります。)、到着翌日は羽田のANAメンテナンスセンターやCAアカデミーを見学、さらに最新機のボーイング787(ANAが世界で初めてこの飛行機を飛ばしたのです。)にて岡山まで日帰り体験もさせていただきました。

さらにその翌日には汐留にある全日空の本社にてソーシャルメディア担当のみなさんと、FacebookやGoogle+マーケティング、そしてIOJに関して沢山お話を聞くことができて、本当に、素晴らしい体験をすることができました。

そんな中、TVの取材の方が同行されることがいくつかあり、「ガイアの夜明け」に、もしかしたら使わせていただくかもです。。。。というお話だったのですが、昨日、Twitterでニールさんから連絡があり、「出てるよ!」とのこと。ほんの数分でしたけどね。

ここで観れます。31分あたり。

ブランドアンバサダーを使って、ソーシャルメディア上の影響力を利用してプロモをするというやり方は日本ではまだ少なめなのでしょうか? でも、日本もカリスマブロガーとか沢山居ますよね。

ANAのIOJに関してはまた後日詳しく書くとして、このガイアの夜明け、航空業界の最新事情、非常に興味深く観させていただきました。もともと旅行好き、飛行機に乗るのが好きな私ですが、航空業界というのはものすごく興味深いところですよね。CAアカデミーなんて、一人で興奮してましたもん。やっぱり、日本人の女の子にとって、CAというのは多かれ少なかれあこがれの職業だったりする訳です。それが北米では必ずしもそうではない。全然、「憧れの職業」というイメージではないので、同行したカリとジョンも、「なんでそんなに興奮してんの?」という感じでした。はは。

それにしても世界に誇れる日本のサービス。ニールさんは日本に15年住んだこともあるので慣れてらっしゃいますが、カリとジョンは今回日本初めて。完全に付き添い通訳状態でしたが、とっても楽しかったです。行く先々で「日本はこんなことまでするのか!素晴らしいサービス!」と感動されてました。

日本滞在記、まだまだ続きますのでお楽しみに。