今週は訃報をいくつか聞いた。もちろん、毎日どこかで誰がが亡くなっていくわけだが、今週いつもにまして色々と考えさせられたのは、オンラインでフォローしている死の研究者の方の家族が亡くなったという話を読んだからだろう。その人が「いつも死について考えているけど、だからといって誰かを失うことが楽にわるわけではない」と書かれていて、確かにそうだよな、と思った。
私は怖いとか暗いとか言われるかもしれないのであまり公言はしないのだけど、死についてよく考えるし、葬儀業界などにも興味がある。父を7年前に亡くしたが、幸い母はまだ元気なので、ここ最近は親しい人を亡くす辛さを感じずに済んでいる。でも、それは一時的なものだということはわかっている。いつか—それは明日かもしれないし、数年後かもしれない—またやってくる。愛する人が多ければ多いほど、その人を亡くす辛さもその裏返しとしてあるわけだ。
今日は、若くして亡くなった親をもつ子供達の意見を元に、子供達に残したいメッセージを録音できるアプリを作った女性の記事を読んだ。確かに良いアイデア。私も使ってみようかなと思っている。
最後の日がいつなのか誰にもわからないから、1日1日をめいっぱい生きようと思うし、出会う人達それぞれとの時間を大切にしないとな、と思う。