村上氏のアドバイス - Day 41

今日も例によって何を書いたら良いのか途方にくれる日だった。

FacebookやTwitterやnoteやMastodonをうろうろしてネタを探すも何も見つからず。

そんなときにふと、昔どこかで村上春樹氏のエッセイで読んだことを思い出した。

私は13歳の時に初めて「ノルウェイの森」を読んだ。感動した、という記憶はないが、きっと気に入ったのだろう、なぜならそれ以来かれこれ30年、彼の本は殆ど読んでいるから。今思い返してみると「ノルウェイの森」の内容は13歳には向いてない気もするが。

「ノルウェイの森」は今でも好きで、もう何回読み返したかわからない。でも一番好きなのは「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」かな。最近出た「騎士団長殺し」も好き。

カナダに引っ越してきた時に彼の本はいくつか処分したけど、それでも今でも沢山彼の本を持っている。英訳されていない昔のエッセイとか。

そういったエッセイの中でー残念ながらどのエッセイか全く覚えていないのだけどーものを書く時にどうするかというような話があったと記憶している。全くのうろ覚えなので、間違っていたら申し訳ないけれど、村上春樹氏は、ものを書く時はとにかく机に座っていつでも書ける準備をしなさいと言っていた気がする。30分ほどしても全く何もインスピレーションが湧かない場合は仕方がないけど、とにかく毎日机に向かうことが大事なのだと書かれていたと思う。

今日はそんな日だった。全くアイデアが浮かばないままパソコンに向かって、今これを書いている。明日は明日の風が吹くので、明日何か良いものが書けるといいけど。

村上春樹氏といえば、大昔、まだネットやメールがまだそこまで普及していなかった頃に、編集者さんを通じてファンレターのようなものを出せた時代があった。私の長男の日本語名は村上春樹氏から取ったのだけど、いちどそれをご本人にメールで伝えたことがあった。当時はまだメールを出してくる人も今ほど多くなかったのだろう、彼から「ご出産おめでとうございます。きっと健康で、忘れっぽい男の子になるでしょう。」という返信が来た。