先日、どなたかがFacebookで薦めていらしたのを見て(これが誰だったのか全く思い出せなくて心苦しいのですが)BK1で購入した、「秋元康の仕事学」(NHK出版)。
ほんの軽い気持ちで購入して、軽い気持ちで読み出したのですが、これが目からウロコの連続で。
普通、仕事で何か企画しないと!って時は色々ネットで調べたりトレンドをチェックしたりしますよね。秋元氏はそういうことをいっさいしないと。
本の「はじめに」の部分にも書いてありますが、秋元氏は「企画のリュックサック」なるものをもっていて、日常で気になったこと(「あの人の傘のさし方は面白いな」とか「みんなの水の飲み方が違うな」など)に「付箋」をつけておいて、想像上のリュックサックの中に放り込んでおくという。
「企画の入り口は 『気づく』こと」
企画力のある人は、単なるお茶汲みの仕事でも、それぞれの体調にあわせて違ったお茶を出して挙げたりできるような人のことだそう。
−これはすごく勉強になりました。
それではそのような「気づき」ができるような人になるにはどうするかというと、どんな1日も無駄にしないように生きる、ということなんだそうです。
一行日記を勧めてらしたので、私も毎日、その日何がおこったか、書き留めることにしました。今までは全く書き込みのない手帳のページも多かったのですが、これからは毎日何かしら書き込んで行こうと思っています。