【はみライ#123 ジェンダーにとらわれないオーストラリアでの自由な暮らし】

はみライポッドキャスト123回 ジェンダーにとらわれないオーストラリアでの自由な暮らし。
ゲスト:箕島綺譚さん
はみライ123回 ジェンダーにとらわれないオーストラリアでの自由な暮らし。
ゲスト:箕島綺譚さん

すっかりサボっていたポッドキャストの詳細ですが、今回から、はみライ文字起こしチームのボランティアのみなさんのおかげで、トランスクリプトができました!!!なので、ポッドキャストを読むことができるようになりました。

200以上あるはみライのエピソードを全て文字起こしするのは大変な作業です。とりあえず、紹介が滞っているエピソード123から順番に文字起こしをしていく予定です。

このエピソードのゲストは箕島綺譚(みしまきたん)さん。2020年9月15日に配信されたエピソードなのでパンデミック1年目ですね。。。現在とはだいぶ状況も違うと思いますが、ご了承ください。

このエピソードの文字起こしは久保直子さんがしてくださいました。直子さん、ありがとうございます!

はみライ文字起こしチームでボランティアしても良いよ、という方、ぜひご連絡ください。

それでははみライ123回、お楽しみください。


This is はみだし系ライフの歩きかた。I’m Yukari Peerless.

周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト、はみだし系ライフの歩きかたWelcome to Episode 123. 皆さんこんにちは。ピアレスゆかりです。

あっという間に9月ももうすぐ半分ですね。恐ろしい早さで時間が過ぎていきますが、我が家も今週から学校が始まって、久しぶりのルーティンに戸惑いながらも、引き続き手洗い、消毒などを続けていっています。昨日はですね、モントリオール在住のツイッターのお友達が、彼女のお子さんの学校で、コロナ感染者が出たとつぶやかれてたんですが、まあ感染者の生徒さんは恐らく自宅隔離だと思うんですが、それ以外の生徒は症状がある人は自宅待機ですが、それ以外の生徒は普通に登校っていう話をされていて、びっくりしたんですけども、まあこれもコロナ禍のニューノーマルっていう感じなんでしょうね。あと今カナダのBC州は、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン州の山火事の影響で、煙が北上してきてて、Hazeって言うんですかね、太陽を隠してしまうくらい空気が濁ってます。外に出ると、太陽が出てるのは分かるんですけど、全体的にこう空がオレンジ色で、煙の匂いがするんですよ。ほんとね、アポカリプス感が、もう世界の終わり感が半端ないんですけども、空気が悪いので、できるだけ窓を閉めて外に出ないように、あとはジョギングなどの運動も外でしないようにという風に言われているんですけども、もう2020年すごいことになってますよね。皆さん大丈夫でしょうか?

それから先週お話ししたブレネーブラウンのブッククラブですが、アンケートにお答えいただいた皆さん、ありがとうございます。今週中に、開始日などについてのメールをお送りしますので、Inboxをチェックしてくださいね。

いくつか、忙しいので参加できるか分からないというコメントを頂きましたが、もちろん皆さんお忙しいと思うので、100%必ず参加できない人は来ちゃダメとか、そういう風には思ってませんので、私のこのブッククラブで私が求めているのは、完璧さとか参加率100%とか、そういうのではなくて「やる気」ですので、迷ってる方はぜひご連絡ください。

さて今週のゲストは、箕島綺譚(みしまきたん)さんです。綺譚さんとは、ツイッターで以前日本の差別を考えるっていうイベントで、通訳をして頂いたことからお友達になりました。綺譚さんは、オーストラリアのメルボルン在住で、ジェンダー的には男性でも女性でもない、いわゆるノンバイナリの方です。綺譚さんメイクがすごく素敵で、私も教えて欲しいぐらいなんですけれども、いや大変にお美しい方です。それでは早速綺譚さんとの会話をお楽しみ下さい。

ゆかり:今週のゲストは箕島綺譚さんです。よろしくお願いします。

箕島綺譚さん(以下、綺譚):よろしくお願いします。箕島綺譚です。今メルボルン在住で、主にゲームのローカライジング、翻訳の仕事をやっている者で、私は日本語で言うとXジェンダーと呼ばれる、ノンバイナリな人間ですね。小さい頃から日本のアメリカンスクールに通ってて、多分うちの親の教育方針がかなり変わってるかなと、大人になって思ったんですけど、そこまでジェンダーロール、男はこうである、女はこうであるみたいなものの押し付けがなかったんで、子供の時から何て言うか普通に小さい頃に、5歳ぐらいの時に、親から聞いた話なんですけども、将来なりたいものは何かって聞かれた時に、仮面ライダーとセーラームーンになりたいって言ってたみたいですね。

ゆかり:(笑)両方?

綺譚:そう、両方ですね。だからそれが変だよって言われた覚えもないし、実際おもちゃとか買ってもらう時に、ウルトラマンとか仮面ライダーとか、特撮は全般に好きだったんですけど、セーラームーンとかも好きだったんで、セーラームーンの変身ペンダントみたいなコンパクトみたいなやつとかも買ってもらってたんで、まあ唯一そのジェンダーロール的なものを言われてたのは、父親の代わりになるような大黒柱になれと。ちゃんと稼いで、家族を養えるようになれ、くらいしか言われてないんで、あとはほんとに好きなようにやれみたいな(笑)。成績がよければ何でもいいって感じでしたね。

ゆかり:うんうん。で、ご家族にはお姉さんとか妹さんとかはいないんですか?

綺譚:妹がいるんですけど。自分が17の時に母が他界して、それまではジェンダーとかセクシュアリティーに関してそこまで気づきがなかったというか、逆にすごく恵まれた環境にいたと思ってたんで、普通に小さい頃から男が好きだからみたいな感じのことは言ってたんですけど、特に咎められず(笑)生きて来たんで。で、母親が死んだ時に今までの色々な歩んできた人生は何なんだろうかみたいに思い始めて、そこから、その当時まだノンバイナリとか、英語で言うgender queerとか、言葉がそこまで普及してなかった時代だったんで、自分は男も好きだし、ゲイなのであろうか?みたいな感じだったんですけど、うーん何かまあだから決まらないというか、そのラベルを自分で付けたくはないっていう風に思ってたんで。で、二十歳の時に色々家庭内で、何て言うんですかね、衝突があって、まあこれはここにいても埒が明かんと思って、メルボルンにその当時クイアな友達とかオンラインの友達が(いて)、メルボルンはすごくLGBTQのコミュニティが大きいし、サポートもいっぱいあるし、絶対来たほうがいいよっていうふうに言われて、それだったら自分でお金貯めて進学するかって思って、二十歳の時に家を出て、家族と縁を切りましたね。

ゆかり:おお。そうなんだ。

綺譚:そうですね。

ゆかり:あの、綺譚さんはアメリカンスクールに通ってたって言ってました?日本で?

綺譚:そうですね、アメリカンスクールですね、日本の。

ゆかり:ああ、なるほど。じゃあ英語はそこで?

綺譚:そうですね。5歳の時から通ってて、高校卒業まで13年間ずっといたし、うちの親も二人とも留学経験者で、日本の外で働いてたんで、うちの母親とは日本語で喋って、うちの父親とは英語で喋るみたいな感じでしたね。

ゆかり:ご両親は二人とも日本の方?

綺譚:そうですね。二人とも日本人です。

ゆかり:なるほど。でもそうですよね、なんか綺譚さんと喋ってると、英語の方が話しやすいっていうイメージがある。

綺譚:うーん。やっぱり何て言うんですかね、普通に英語漬けな状態で育ったし、あとLGBTQの情報に関しても、ほとんど海外からの情報を見て、学んできたっていうところがあるので、また友達もLGBTQの近い友達とかは全部日本人以外の人だったんで、やっぱり英語でのほうが表現しやすいっていうのはありますね。

ゆかり:わかりますわかります。で、私は綺譚さんとはどこで知り合ったんだっけ?あのイベントですよね?「日本の差別を考える」っていうイベントをやった時に、多分ジェイシーさん経由だっけな?

綺譚:えーと、僕が覚えている限りでは、初めにツイッターでゆかりさんがやってるっていうのを見て、応募して、そこからジェイシーと会ったみたいな感じですね。まあ今は普通に友達ですけど(笑)。

ゆかり:何かあれで結構みんな友達になったよね。

綺譚:そうですね。

ゆかり:そう、だから私、綺譚さんとDMする時はいつもだいたい英語だもんね。

綺譚:そうですね。

ゆかり:私もでもそれは分かる。私は日本人だからもちろん話す表現の自由さとかで考えると、もちろん日本語の方が表現はしやすいんだけど、英語の方が早いっていうのはある、すごく。日本語だと何かこう「お疲れさまです」とかつい書いちゃう(笑)。英語だったらなんか“Hey”とか言ってなんかすごい簡単にできるんだけど。うん、それは分かります。いやいや。で、綺譚さんは通訳、翻訳?

綺譚:今はもう主に翻訳ばっかりですね。

ゆかり:ゲームのローカライゼーション?

綺譚:ゲームの。そうですね。

ゆかり:なるほど。

綺譚:簡単です(笑)。簡単って言ったらあれなんですけど、医学的な翻訳とか、技術的な翻訳に比べてみれば、まあ簡単な方ではあると思うし。

ゆかり:わかります。私もそういう翻訳はできないので(笑)。法律とかね。

綺譚:はい。そういう何かパラリーガルとかそういうの全然分からないし、みたいな感じですね。

ゆかり:そっかそっか。で、オーストラリアにやってきて今何年目ぐらいですか?

綺譚:大学で3年いて、色々訳あって日本に一旦帰ったんですけど、そこでちょっと仕事をしてて、その時に日本の社会の色々な差別とか、ジェンダー、男尊女卑的な考え、あとtoxic masculinityに触れて、これは精神衛生上よくないと思いまして、まあ何年かはがんばったんですけど、こうへトロセクシャルである体で毎日いることが苦だったんで。

ゆかり:あ、こう何て言うのかな、ヘテロの人として生活してた。会社とかでは。

綺譚:そうですね。

ゆかり:それはつらい、うん。

綺譚:なので、自分を出さずに普通に黙々と仕事に専念するみたいなことをやってたんで、なんかコミュニティもないし、疲れたっていうような感じになって、メルボルンに帰って来ました。

ゆかり:うんうん。日本はでもまあゲイ・レズビアンコミュニティは多分それなりにあると思うんですけど、ノンバイナリの人にはまだ難しい感じなんですかね?ちょっと私もわかんないけど。

綺譚:うん、まあ僕もそこまでゲイコミュニティとかにあんまり踏み入ったことがないというか。日本のクラブとかは全然行ってないんですけど、メルボルンのクラブとかに行ったときに感じたのが、結構見た目重視なところがあるっていうか。それでいて僕は当時二十歳で単身メルボルンに来た時に、トランスの女性の方々にすごくお世話になったんで、LGBTコミュニティの中でもシスvsトランスで差別があるし、ゲイの人だからといって男尊女卑的な考えをしないというわけでもないですし。なのでゲイコミュニティとかの中に存在するミソジニーとかトランスミソジニーに対して違和感を持って、私のコミュニティはここではないなってことはその時思ったんですよね。

ゆかり:うん、何かそのへん難しいですよね。こう外の人から見てると、こう・・・

綺譚:お前ら全員同じやろみたいな(笑)

ゆかり:そうそうそう(笑)。LGBTQコミュニティあそこにあるから、あそこに行けばいいじゃんみたいに多分みんな思ってると思うんだけど、必ずしもそうじゃないし、それを私はクイアの人じゃないからちょっと説明できないかも知れないけど、似てるような案件でいうと、例えば海外に住んでる日本人で、あそこに行けば日本人コミュニティあるよって言われて、行っても合わない人とか絶対いるし。だから日本人同士ってだけでそんな仲良くなるってわけでもないし。もちろんね、気が合う人も中にはいるんだけど、なんかそれと同じような感じでしょう?だからクイアだからってみんながみんな同じような考えで、みんながみんな気が合うわけでもないと思うし。で、私もカナダで一番やっぱり多いのは、ゲイの友達だけど、それはみんな大部分はいい人だけど、何となくこう面と向かっては何も私には言わないけど、ボーイズクラブで、なんかあんまり女の人とは遊びたくないっていう一部のゲイの人も私は知ってるから。うん。まあすごい女性が好きで、日本であんまり好きじゃない言葉だけどオネエっていうけど、なんかそういうタイプのゲイの人たちもいるし、逆にいや僕たちは女性興味ないから、僕たちだけで遊びますっていうタイプの人たちもいるし、うん、色々いるよね。

綺譚:そうですね。なので何か、全員が全員同じでもないし、日本でよくメディアを見てて思うのはトランスの女性とか、女性っぽいっていうか今言ったようなオネエ系のゲイのひとがごっちゃになってるっていうか。ジェンダーの概念とセクシュアリティの概念がごっちゃになってるんで、みんな同じだろうみたいな感じで思われたりとかしてるなっていうふうに思うし、僕の場合とかはノンバイナリなんで、まあトランスの女性の場合だったら、性転換手術とかホルモン治療とかを受けて、戸籍上でも女性に変えたりとかっていう風にするとは思うんですけど、まあ僕の場合はそれとはまた違うし。確かにメイクとか美容とかは好きではありますけど、普通に筋トレとかも好きだし、何て言うんですかね、可愛いものも好きだし、ものすごく暴力的な(笑)と言ったらあれですけど(笑)

ゆかり:マッチョな(笑)

綺譚:うんまあそうですね。そういうものも好きだし、僕はメタルがすごく好きなんで、メタルとかパンクとかハードコアとかもよく聴くし、でも同時にBritney Spearsとか普通にポップとか、ジャニーズとかも好きなんで。まあ両方とも(に)排他的ではないというか、共存し合えるっていうか、なんか日本ではあまり少ないなっていう。

ゆかり:なんかこう、(日本では)ステレオタイプがあってこういう人って(いうの)にはまってないとだめ、オネエ系とか。別にメイクするからトランスジェンダーってわけではないしね。

綺譚:そうですね。僕の場合はもう中学校くらいから普通に化粧はしてましたけど。化粧し始めたのはそれくらいですけど、さっき言ったように親の方針がすごく自由だったんで、特になんか大丈夫なのかとかっていうふうに言われなかったですね (笑)。まあ自由すぎてちょっとあの放置するところが多かったかなとは思うんですけど(笑)、今思えば全部プラスの方になって。

ゆかり:うんうん。いや、恵まれてると思います。ええと、オーストラリアでは第3のジェンダーみたいなのは認められてるんですか、今?こうパスポートで変えられるとか。

綺譚:僕が知る限りでは、Xに変えられるっていう風には聞いていますね。

ゆかり:うん。多分カナダもできると思う。

綺譚:なので、日本では今できないんで、普通に戸籍でも男性女性っていう風に書かれているので、まあ戸籍上男なんですけど。まあそれは日本国籍であるゆえ仕方がないなっていう風には思ってるんですけど。

ゆかり:そうね、それはちょっとどのぐらい時間かかるんだろうって感じですよね。

綺譚:かなり先のことでしょうね(笑)。

ゆかり:うーん、そうか。え、でもオーストラリアで英語圏では綺譚さんの代名詞はthey?

綺譚:ええと、heかtheyですね。まあそこまで僕の場合はあんまり厳しくないって言うか。

ゆかり:こだわらない?

綺譚:こだわらないですね。なのでまあtheyが分かる人で同じノンバイナリとかクイアな人であればまあtheyを使ってほしいっていうのはありますけど、まあそこまでストレスにはなってないんで、何でも大丈夫ですっていう感じです。

ゆかり:本当に人それぞれですよね。何かそういうのがすごい大事な人もいるし、何でもいいって人もいるし。Queer EyeのJonathanもノンバイナリだけど、確か彼は代名詞はheって言ってた気がする。その代名詞のtheyを日本語でどうするのかっていうのがもう・・・

綺譚:まあそうですね、もうどうすんねんみたいな(笑)。

ゆかり:もう全然違う第三の言葉を作らないとだめでしょう?

綺譚:そうですね。例えば僕が二十歳ぐらいの時は結構ノンバイナリの人の間で、まだtheyじゃなくて、まあ今もあるかも知れないですけど、ze (ズィー)とかエックスイーとか新しい、今まで辞書的になかったものとかが発生したりとかして、まあ今も使ってる人は多分いると思うんですけど。

ゆかり:私それ知らなかった。

綺譚:はい。まあ僕もノンバイナリですけど、たまになんか多すぎないかっていう風には正直思ったりすることはあるんですけど、まあその人がそういう風に呼んでほしいって思うなら全然それで呼ぶんで。

ゆかり:そうね。うんうんうん確かに。そっかじゃあ今はオーストラリアで結構楽しく暮らしている感じ?自由に。

綺譚:自由に暮らしていますね。ここでは友達もいるし、本当にクイアのコミュニティがでかいので、ノンバイナリとかトランスの人の人数もかなり多いです。なので、大学に行ってた時も大学の先生とかもそれを知ってるし、大学の先生自体レズビアンとかゲイの教授の人が多かったんで、とてもサポートしてもらえる。

ゆかり:もうなんか当たり前すぎて、big dealじゃないでしょう?

綺譚:はい。全然そのカミングアウトとかしなくてもいいし、みたいな(笑)。

ゆかり:うん、なんかあの人ゲイなんだってとかもう誰もそんな話しないしね(笑)。

綺譚:しないですよそんなこと。わざわざそんな(笑)。

ゆかり:そうそうそう、それがネタにならないって言うか、もう大体わかるしね。わざわざあなたゲイですかって聞かなくても、まあその人のアイデンティティが何かは分かんないけど、この人クイアコミュニティの人だなっていうのは大体ね、わかるしね。まあわかんない人も中にはいるけど。

綺譚:はい。あとは例えばカミングアウトしなくても、僕のボーイフレンドがとか、私のガールフレンドがっていう風に言っても、ふーんみたいな感じで終わるんで(笑)。

ゆかり:うんうん。女性の人がmy wifeとかね、男の人がmy husbandとかって言っても、「ええっ!」とか誰も言わないしね。

綺譚:なんないですよ(笑)。

ゆかり:確かに確かに。それはいいよね。こう、自由で。そうかじゃあもう移民してるんですか?綺譚さんは今。

綺譚:ええと、今ワーキングビザでこっちに来てて、後々は永住権かpermanent visaからcitizenship、まあcitizenshipはうーんI’m not sure yet. まだ決まってない。

ゆかり:まあ日本人としてはそのへん微妙な問題なんで。

綺譚:まあ永住権ぐらいは取れればいいかなって言う。多分アメリカとかよりは比較的オーストラリアとかニュージーランドの方が取りやすいとは思うんですけど。

ゆかり:あ、そうなんだ。

綺譚:今はちょっとコロナの件もあって、多分permanent visaのアプリケーション自体、申請自体がちょっと止まってる状態なので。

ゆかり:多分どこもそうですよね、今ね。

綺譚:そうですね。なのでとりあえず今のビザを延長して、その間にちょっとpermanent visa、永住権の準備をしようかなっていふうに思ってる感じです。

ゆかり:なるほど。いいな。メルボルンは今コロナはどんな感じですか?

綺譚:今まだロックダウン中ですね。というのも、3月くらいから6月くらいまで初めのロックダウンがあって、3週間ぐらい解除されたんですけど、そしたら今度は7月のあたまくらいに、1日400件くらい新しいコロナの件数が出て、これはやばいっていうふうになって、24時間以内にもうロックダウンしますっていう通達が来て、そこからもう2か月ずっとロックダウンですけど。今月のとりあえず終わりまではロックダウンはしますけど、今月の終わりになってそのロックダウンを延長するのか否かっていうのはまたその時に決まるっていうような感じですね。

ゆかり:そうか。だってニュージーランドはもう完全に回復して、私もニュージーランドの友達がいて、普通のシアターパフォーマンスも始まるとか言ってて(笑)なんかこの人たちだけ全然違う世界って感じなんだけど(笑)。オーストラリアはまだまだ。まあアメリカは今すごいけど、カナダとかと同じような感じで。

綺譚:はい。しかもメルボルン、まあビクトリア州がオーストラリアの中でも一番件数が多かったみたいなんで、尚更ロックダウンとかに関しては厳しい処置をとってるなっていう風には思いますけど、まあ仕方がないですね。

ゆかり:じゃあ外ではみんなマスクしてる感じですか?

綺譚:そうですね。あのmask mandateがあるんで、マスクしてないと警察官の人たちもいるんで、チェックしたり。

ゆかり:すごい。あ、そっちは冬ですよね?

綺譚:今ちょうど春になるところですね。

ゆかり:あ、春か(笑)。あ、そうこっちが寒くなってきてるからね。うーん逆だもんね。

綺譚:そうですね。なので、とりあえず一日一時間はエクササイズができる。で、家の半径5㎞以内であれば if you need to do something essential…

ゆかり:うん、買い物とか。

綺譚:買い物とか、例えばご両親が介護が必要であったりとか、パートナーが介護が必要であったりとか、そういうことであれば、半径5㎞以上出てもいいっていうのはあるんですけど、それ以外は、仕事で必然的にどうしても家から出なくてはいけないとかっていう場合以外は、もう全部リモートワークとかでっていう感じですね。

ゆかり:へえ!じゃあレストランとかも開いてないの?

綺譚:開いてないですね。

ゆかり:テイクアウトは?

綺譚:全部テイクアウトです。

ゆかり:テイクアウトだけね?イートインとかはできない、中では食べられないんだね。

綺譚:食べられないです。

ゆかり:ふーん。じゃあ結構厳しいですね。

綺譚:そうですね。まあ厳しいけどもうだいぶみんな慣れたっていうところはあるかなっていうのはありますね。

ゆかり:そっかそっか、いやあ大変。なんかそれだけ話聞くとここより大変そうな感じがする。こっちはレストランも今のところ開いてるから。でもなんかセカンドウェイブが来てなんかもう一回閉まりそうな(笑)。こっちはナイトクラブも開いてたんだけど。

綺譚:そりゃすごい(笑)。

ゆかり:なんか私が住んでるところの州の保健省の人が、ナイトクラブを閉めちゃうと若い人たちがアンダーグラウンドに行っちゃうから(笑)ナイトクラブは一応開けたらしくて

綺譚:なるほど?!(笑)

ゆかり:でもね、それでセカンドウェーブみたいな感じで、今また件数が増えてきてるから昨日なんかeffective immediatelyでナイトクラブは閉めなさいって言われて、だから言ったじゃんてみんなで(笑)そう。まあアメリカとかに比べればまだいい方だけど、まだまだ。

綺譚:アメリカやばいですからね。

ゆかり:うん、かなりやばい。じゃあそれでは質問コーナーに移りたいと思います。ええとですね、じゃあこれまでで直面した最も大きな試練はなんでしたか?そしてそれをどうやって乗り越えましたか?

綺譚:うーん、まあ多分一番大きい試練だったのが二十歳の時に家族と縁を切って、一人になった時にこれからどうするか、みたいな感じでは思ったんですけど、まあどうにかなるだろうっていう風な感じで(笑)。それまであんまり家から出たこともないし、温室育ちみたいな感じではあったんですけど、まあやるしかない。

ゆかり:すごい

綺譚:まあどうにかなるであろうっていう風に・・・まあメルボルン自体がそこまでなんかクイアだから差別されるとかっていうこともないし、基本的な人権は守られているんで、すぐに仕事とか探せたんですけど、それまでのちょっとの間、所持金が7万円ぐらいしかなかったんで、当時、ちょっと困った時はありましたけど。所持金10円とかになった時がありましたけど(笑)。

ゆかり:(笑)すごい!

綺譚:でもその時は友達が助けてくれて、クイアとかトランスの友達が助けてくれたんで、ちょっとアルバイト先がなくなってしまって、それでちょっとの間、一か月くらい仕事が全然できない間があって、その時に大学の先生とか友達とかに助けられたこともありますけど。それくらいですね。あとは試練という試練は、そこまで試練っていうふうに考えないようにはしてますけどね。あまりこう考えすぎてしまうと逆になんかそれが壁となってしまうっていう風に思うんで。

ゆかり:大げさにとらえず。うんうんうん。すごいすごい。

綺譚:やればどうにかなるだろうみたいな(笑)感じですね。

ゆかり:そうか、素晴らしい。それではLightning Roundで質問に行きますけど、あまり深く考えずに答えてください。

綺譚:わかりました。Rapid-Fire(笑)。

ゆかり:Rapid-Fire(笑)。じゃあ何にしようかな。What is your favorite Japanese food? 好きな日本の食べ物は何ですか?

綺譚:えー好きな日本の食べ物は結構いっぱいあるんですけど、多分とんかつか焼肉のどっちか。

ゆかり:おお焼肉!メルボルンは日本人は多いんですか?コミュニティは?

綺譚:日本人は結構多分多いと思いますね。まあ中国人に比べれば少ないとは思いますけど。今住んでる所がもうチャイニーズコミュニティみたいな感じなんで、まあAsian Communityがすごい大きい。普通に外出ても多分中国語で書いてある方が多いぐらいの所ですね。

ゆかり:あ、そうなんだ。へぇー。

綺譚:なので近くに普通にAsian Groceryみたいなところもいっぱいあるし、なので日本の食べ物とか、カップ麺とか、まあコンビニで買えるようなものはほとんど買えるっていう。

ゆかり:ああすごい。いいな。羨ましい(笑)。

綺譚:あと町中に行けば普通に日本食とかもかなり多いんで。

ゆかり:レストランとかあるんだ。

綺譚:そうですね。あとテイクアウトとかも普通に日本食できるところがあるんで。

ゆかり:こう、普通に美味しいの?

綺譚:そうですね。日本人の方がやってたり、料理長が日本人の方のところが結構あるんで、まあそこまで、テイクアウト自体がちょっと高いんで、僕は自炊してるんですけど、たまに。

ゆかり:メルボルンっていうのは外食は高い方?

綺譚:高い方だと思いますね。普通に多分KFCとかあのケンタッキーとか行っても、多分一食普通に買ったら1500円とかするんじゃないですかね。

ゆかり:ああ、カナダもそんな感じかな。アメリカとかめちゃめちゃ安いもんね。

綺譚:安いですからね。何でこんな量が、みたいな(笑)。

ゆかり:あとシンガポールとかもものすごい安いって言うけど、結構私が住んでるところはやっぱり15ドル・・・で、もちろんその外食ってレストランに行くともっとするしね、テイクアウトじゃなくて。で、その割にそんなこうめちゃめちゃ美味しいってわけでもないから、経済的なことを考えると、なんか家で作った方がいいかもっていう感じはする。

綺譚:そうですね。ファーストフードはかなりそう思います。日本の方がファーストフードは美味しいし安い。

ゆかり:日本はだって食べ物がめちゃめちゃ安いもんね。コンビニでものすごく美味しいものが安くで買えるし。ああ行きたい日本。はい(笑)じゃあ次の質問。今何を読んでいますか?もしくは最後に読んだ本は?

綺譚:ええと今特に読んでる本はないんですけど、友達が誕生日にJeffrey Dahmerってミルウォーキーの食人鬼って呼ばれてた・・・。僕がホラーとかスプラッターとか、そっち系も好きなんで。

ゆかり:そっかそっか、そっち系か。私True Crimeが好きなんだけど、ちょっと微妙にジャンルが交差しますよね、そこで。私は何かホラーは苦手なんだけどTrue Crimeが好きなんだけど。

綺譚:ああ、なるほど。僕はスリラーとかそういう系が全般好きなんで、友達がJeffrey Dahmerについての本を誕生日プレゼント、あ、誕生日じゃなくて、すみません、メルボルンに来たanniversary giftでくれたんで、それを読もうかなって言う風に思ってますね。

ゆかり:面白い。なんかユニークなギフトだけど(笑)、でもそういうのが好きだからくれたのね?

綺譚:そうですね。

ゆかり:なるほど、面白そう。じゃあ3番、座右の銘は何ですか?

綺譚:えっと座右の銘はGive me liberty, or give me death.

ゆかり:Okay! 自由が好きな人なの?

綺譚:そうですね。まあ自由に生きたいし、自分の生きているあり方にとやかく言われたくないって。

ゆかり:わかるわかる。私もそんな感じ。縛られたくない人でしょ?

綺譚:そうですね。とても縛られたくないです(笑)。

ゆかり:(笑)私も嫌ですそれは。それいいなあ。Give me liberty, or give me death. Okayじゃあ覚えておこう。じゃあ4番。何が怖いですか?What are you afraid of?

綺譚:うーん、怖いもの。怖いものは特に・・・

ゆかり:怖いもの好きなんですね?

綺譚:好きですね。まあホラーとかそういうおばけとか好きなんで、怖いものって言ったら夜中に家宅侵入されるとか(笑)

ゆかり:そりゃ怖い(笑)

綺譚:それくらいですかね(笑)。突然害が及ぶとか

ゆかり:うん、それは確かに。

綺譚:車でひかれるとか

ゆかり:うんうん。そういうのを読むのはいいけど、自分が巻き込まれるのはいやですよね。えー何かこう心霊現象とかそういうのも好きですか?

綺譚:ああ、そうですね。すごく好きですね。あと怪談とか大好き。

ゆかり:怪談怖い・・・私怖いのだめなんだけど、ちょっと気になるっていうのはある。私今、TikTokにハマっていて。

綺譚:あ、そうなんですか(笑)?

ゆかり:TikTokにも色んな人がいるから、それがおもしろくて、なんかDeep Cleaning TikTokとかになると、メイドさんとかが掃除の仕方を教えてくれるし。

綺譚:それはいいですね。

ゆかり:あとなんか、Pool Cleaning TikTokっていうのがあって、今日のプールはこれですって言って、めちゃめちゃ沼みたいに汚い緑になってるのが、最後には青い綺麗なプールになったりとか(笑)、その色んな人が色んなことをやってんのが面白いんだけど、その中にやっぱりHaunted House TikTokっていうジャンルがあって(笑)。みんな最近になってカメラをつけられるでしょう?こう夜中に音がするとか、なんかね、家が怪しいからカメラを設置してみましたとかいって、夜見るとポルターガイストで、戸棚が開いたりとかして、怖いんだけど見ちゃうんですよ、そういうの(笑)。おすすめ。

綺譚:わかりました(笑)。Haunted House TikTokいける(笑)。

ゆかり:じゃあ5番。これまでに人に言われて心に残った言葉はありますか?いいことでも悪いことでも。どっちでもいいけど。

綺譚:心に残ってること今思い出せるのは、自分が誰かにしたことは忘れなさい。誰かにされたことは覚えてなさいっていう。それが一番多分今まで心に残ったって思いますね。

ゆかり:それは誰に言われたんですか?

綺譚:日本にいたときに先輩に言われたことなんですけど、自分がしたことをあまりそれに対して固執をしていたら、あいつにはあんなことをしてやったのにとか、そういう風な概念が生まれてしまうし、それは良くないと。で、して頂いたこととか、してもらったこととか、助けてもらったことは感謝して覚えておいた方がいいっていう風に言われて、そうだなってその時思いました。

ゆかり:それいい言葉ですね。恩は忘れちゃだめってことか。

綺譚:そうですね。

ゆかり:なるほど、素晴らしい。じゃあ6番。無人島に一つだけ持って行けるとしたら何を持って行きますか?

綺譚:うーん、鍋。

ゆかり:(笑)

綺譚:(笑)鍋か、入れ物、大きな容器を持ってくかなと思いますね。

ゆかり:何か作る?

綺譚:何か作ったり、あとは水を汲んで、例えば水のある所が自分の本拠地としている所から遠かったりとかしたら水を溜めたり、あとはもし水源がなかったとしたら、雨降った時に溜めたりとか。

ゆかり:そうだね。それなんか超基本だけど、超大事ですよね。

綺譚:そうですね。とりあえず(笑)。

ゆかり:なんか本当に何もなくて、漂流とかして何も持ってなかったら、何がいるかって言ったらなんかのコンテイナーがいるっていう気がする、確かに。うんうん。その答え初めて聞いたけどかなり大事(笑)。ちょっと覚えておこう。じゃあ7番。どんなことがあなたを脆く感じさせますか?What makes you feel vulnerable?

綺譚:うーん、最近はあんまり思うことはないんですけど、メルボルンにいるんで、まあカミングアウトするとか、自分の素性を言う時はそう思いますね。

ゆかり:なんか日本で特にそうじゃない?

綺譚:そうですね。日本では特にそうなんで。

ゆかり:なんかこうリアクションされるでしょう?日本だと。

綺譚:はい。まあ僕は自分からカミングアウトは全然しないんですけど。日本にいたときはしなかったし、別にしたところでメリットがあるわけどもないし。(笑)

ゆかり:わかる。なんか全然メリットないような気がする、日本だと。

綺譚:はい。なので普通に一青年みたいな、まあ青年ていう年でもないですけど今は(笑)、としてやってましたね。今の仕事でも、多分ゲームの業界自体が結構cut and dryな人が多いんで、全然プライベートのこととか話さないし、もう仕事だけやってお疲れさまでしたみたいな感じなんで、まあそこが逆に全然干渉してこなくていいなって思うんですけど。

ゆかり:なるほど。8番。自分の力で変えられることが一つあるとしたら何を変えますか?

まあ一つだけ変えられるとしたら人種差別とLGBTQに対しての差別を撲滅する、ですかね。

ゆかり:うんうん。人種差別ね。この間の“日本の差別を考える”のイベントでもお手伝いしてもらったんですけど、こう綺譚さんがそういう人種差別、レイシズムに関してpassionateなのは、それはどこから来てるんですか?何で?自分が差別されたからとかいう感じでもないですよね、多分。

綺譚:うんまあ特に僕が差別されたことはあまりないですね。メルボルンに来てももちろん差別的な人はいますけど、僕は個人的にはそういう目に遭ったことはないんですけど、僕が高校生の時に、その時の担任の先生がとてもpolitically radicalな人だったんで、その時に資本主義の悪とかマルクスとかエンゲルとかを教えてもらって、差別的なものはあるという風なことを捉えて、それがLGBTQの差別でもあるし、労働者階級とか社会経済的階級の差別もあるし、全部それが繋がってて交差してるっていうことが分かって、あかんやんみたいな(笑)。

ゆかり:うんうんうん。なるほどね。

綺譚:なのでLGBTQの差別も人種差別と交差してるし、経済的な階級の差別とかも全部繋がってることなので、許せんっていう風に思って、そうなりましたね(笑)。

ゆかり:なんかこの間のイベントでやっぱ似たような考えの人と繋がれたのは私もすごく嬉しかった。綺譚さんとかジェイシーさんとかドーンさんとか、ね。ツイッターにみんないるもんね、大体(笑)。

綺譚:そうですね。大体(笑)

ゆかり:英語を喋るJapan・・・何だろうね、あのグループは何て言えばいいのか分からないけど(笑)。大体みんな日本のことに関してみんな怒ってるね(笑)。日本どうするん?っていう(笑)感じの意見が結構多いけど。

綺譚:そうですね。日本やばいよ(笑)

ゆかり:そう、日本やばいと思ってるグループが結構いる

綺譚:日本まじやばいよ、みたいな(笑)。

ゆかり:ほんとほんと、ね。まあ脱出できる人は脱出してくださいって感じだけど。

綺譚:そうですね、早く。

ゆかり:早くね。若い人は。ほんとほんと。9番。今ハマってるものは何ですか?

綺譚:今ハマってるものはゲーム実況にハマってますね。YouTubeの。

ゆかり:ゲーム実況。何かTwitchとか?

綺譚:えーと大体YouTubeでしか見てないんですけど。たまたまYouTubeのお薦め欄みたいな所にHanae Natsukiって人気声優の人がいるんですけど、それが出てきて僕はアニメとか見ないんで、誰?みたいな感じだったんですけど、なんか鬼滅の刃とか東京喰種とかのアニメのとても人気のある声優さんなんですけど。その人のリアクションが面白くて、ホラーゲームをしてる時のリアクション、ビビりリアクションみたいなのがすごく面白くて、それにハマって今は結構色んな実況を見てますね。

ゆかり:へぇー。あれも何か独特の世界でしょう?私もちょっとわかんないけど、私の子供が結構あれにハマって見てるけど。

綺譚:ああ、子供は結構見ますよ。

ゆかり:うん、子供YouTube大好きだから。じゃあ最後のクエスチョン。今何に感謝していますか?

綺譚:えーと、生きてることに感謝してます(笑)。まあ今まで生き延びれたことにも感謝してます。まあそれは友達がいて、コミュニティがいて、恵まれた環境にあって、そこまで比較的ノンバイナリであったとしても苦労をせずに、今は自由に生きてるんで。まあ人生の前半戦に色々ありすぎたんで(笑)、今はゆるく、ゆるくいきたいみたいな。

ゆかり:うん。ちょっと落ち着いて、リラックスって感じ?

綺譚:そうですね。なので仕事もそこまで一日何時間とか決まってやってるわけじゃないので、納期がこの日程で、これが仕事のファイルですって感じでもらってやるんで、まあ仕事をやりたくない日は全然しないし、仕事やる日でも2時間とか3時間したらもういいや、みたいな感じで。まあそれでも多分日本のサラリーマンの平均的なお金は貰ってるんで。

ゆかり:ふーん、すごい。

綺譚:だから一日六割、七割はゴロゴロしてます。

ゆかり:(笑)YouTube見たりとか?

綺譚:YouTube見たりとか、あとずっとツイッター見たりとか(笑)。

ゆかり:いいなあ。何かいい人生って感じがする。楽しそう。

綺譚:何か17歳の時にFight Clubっていう映画を観て、それに感化されて、絶対企業では働かんわっていう風に思ったんで、その時はフリーランスはあまり考えてなかったんですけど、とりあえず企業では働きたくないっていうことなんで、今それが叶ってフリーランスでゆるく仕事をしながら自由に生きてるんで、とても感謝してますね。

ゆかり:素晴らしい。いやーいいな、なんか自由で。羨ましいです。多分羨ましいって思う人いっぱいいると思う。綺譚さんのような生活を(笑)。

綺譚:何か日本の企業で働いてた時に、忙しすぎるしそれに見合った給料貰えてないし、みたいな。

ゆかり:うんうんうん。わかるわかる。

綺譚:うん。残業も多いし、人の扱いが荒いみたいな。何でここまでせなあかんねん、みたいな(笑)。

ゆかり:うんうんうん、そうだね。ほんと、日本はやばいと思います。

綺譚:やばいと思う。

ゆかり:(笑)なんかこう最後にこれは言っときたいみたいなことはありますか?

綺譚:今ボランティアで無償の英会話レッスンをしてるんですけど

ゆかり:ああ!そうだね、宣伝してください。

綺譚:はい。今第二次応募がもう終わるんで、15日まであるんですけど、継続的に応募は受け付けているので、特に日本人の方で、LGBTQであったり、フェミニストの人であったり、女性の方であったり、英語を覚えたいけど金銭的な余裕がなかったり。僕が日本で英語の教育がお金がある人とない人でできていない部分がある、公共の教育、学校でもそこまでレベルが高くないし、世界には通じないと思ってるんで、英語をとにかくモチベーションが高い人、っていうか英語をどうにかしたいっていう風に強く思う人とか、英語圏の情報を取り入れてアクティビズムをしたいっていう方にぜひ頂きたいですね。

ゆかり:後でじゃあリンクを送ってください。貼りますので。

綺譚:はい、わかりました。

ゆかり:皆さんぜひ興味のある方は綺譚さんに連絡してみて下さい。やっぱり英語ができると道が広がるからね。ほんと、脱出したい人とかもできるし。うんうん。素晴らしい。

綺譚:まあ僕は英語ができたおかげで今の人生ができてるんで、もちろん両親にも感謝なんですけど、普通にアメリカンスクールに行かせてもらったんで。

ゆかり:うん、そうだね。いや素晴らしい。ありがとうございました。

綺譚:いえいえ。

ゆかり:今週のゲストは箕島綺譚さんでした。ありがとうございました。

綺譚:ありがとうございました。

さて、綺譚さんとの会話いかがでしたでしょうか。綺譚さんが提供されている無料の英会話レッスンについては、ショウノートにリンクを貼っておきますが、簡単に説明すると、18歳以上の方、高校生は不可です。職業不問。大学生でもOK。国籍、学歴不問。ZoomかSkypeが使用できる方でツイッターで綺譚さんをフォローされている方。そして基本的にLGBTQIA + Community、そしてトランスジェンダー、Xジェンダーの方を優先するとのことです。もし興味のある方はぜひこちらのリンクをチェックしてみて下さい。

さて今週のポジティブですが、今週の私のポジティブはですね、最近ハマっているフルイドアートというものです。私は水彩をこの3年ぐらいやっているんですけれども、今ハマっているのがフルイドアート、fluidってこう流れるようなみたいな意味ですかね?あとPour Painting、Pourっていうのは注ぐって意味ですけど、注ぐようにして作る、アクリル絵具をキャンバスに注いで制作するアートのことですね。で、これ今うちの次男も一緒にハマっていて、一緒にできるアートの趣味ということでとても楽しいです。あとこのアートで何が面白いかというと、科学なんですね。絵具がキャンバスの上でどう混ざるかっていうのはそれぞれの絵具の色と粘度、粘度って粘着の粘の度合いって意味ですけど、viscosityって英語で言いますけど、絵具によってその濃さが違うので、キャンバスの上で混ざりやすかったり混ざりにくかったりとか。あとは絵具にシリコンオイルを足すとセルっていうんですけど模様ができたりするんですけど、なんか全てこう科学って感じで、水彩とは違う楽しみ方ができるので、とても面白いです。私も今、色々YouTubeなどでビデオをみて勉強してるんですけども、アーティストによっては色々こう秘伝のレシピみたいのがあるみたいで、絵具とですね、えっとポーリングミディアム (pouring medium)っていうんですけどその絵具だけじゃ綺麗に流れないので、絵具に加える媒体みたいのがあるんですけど、それに水を加える人もいたり、あと工作用の糊とかを加える人もいるらしくて、あとまあシリコンオイルを入れる人もいるし、何か色々レシピがあるみたいで、なかなか面白いですね。またあの先日ツイッターでもつぶやいたんですけど、私が絵具やらキャンバスやらを買っているアートショップの店員さんのカスタマーサービスがまた最高なんです。で、これまで覚えている限り、3回電話で注文したんですよ。私今パンデミックなのでお店に行きたくないので、かと言ってオンラインだとものすごく時間がかかるんですけど、一番早いのは直接お店に電話して、これとこれとこれ買いたいって言ってクレジットカードでお金払ったらもうあとはピックアップ、ノーコンタクトピックアップっていうのができるので、それを今の時点で3回くらい使ったんですけど、3人とも違う店員さんで、3人ともこのPour Painingをやったことあるって言ってくれて、ちょっと今この辺が上手く混ざらないんだけどとか、この辺どうすればいいのかなみたいなことを相談すると、3人ともすごい色々コツを教えてくれて、あ、それだったらこれ買ったらどう?とか、このアイテムお薦めとか色々教えてくれて、すごい助かりました。もの凄く参考になりましたね。まだまだ試行錯誤の状態なんですけども、作品はインスタにあげているのでもしよかったら見てみて下さい。

それでは今週も聴いていただいてありがとうございました。はみだし系ライフの歩きかたは、プロデューサー・ホストのピアレスゆかり、そしてクリエイティブディレクターの大塚ゆうこさんとで制作しております。番組に関する感想は、ぜひリスナーさんのコミュニティ、Facebookのはみライコミュニティにてシェアしてくださいね。メッセージはインスタグラム、yukaripeerless、もしくははみライのインスタアカウントhamidashikeiでお待ちしております。はみライへのサポートは一回限りのPayPal、もしくは月ごとのサポートはPatreonで可能です。番組のスポンサーは随時受け付けておりますので、こちらもショウノートをチェックしてみてください。

それでは今週も黙らない女、男でいてくださいね。

Be brave, be kind, but don’t be silent. Your voice matters. Stay safe everyone, and thank you for listening.