10月に開始したブレネー・ブラウンブッククラブ、順調に続いています。
メンバーはあれよあれよという間に17名になり、毎週みんなで楽しく読み進めています。
この第1期で読んでいる本、Daring Greatlyは「勇気を出してアリーナに出よう」という本です。そして、「自分の感情を見て見ぬふりせず、しっかりと向き合おう」という本でもあります。
親がカウンセラーだったり、感情の大切さを学んだ人でない限り、私達はどこで生まれ育ったに関わらず、多かれ少なかれ「感情を外に出さない」ようにしつけられた人が大半ではないでしょうか。私も、子供の頃は泣くたびに「泣くな」「泣いても何も解決しない」と言われて育ちましたし、男性は特に泣くことや感情をさらけだすことへのバリアーが高いのではないでしょうか。これは日本だけの現象ではないと思います。英語でもBoys don’t cryというフレーズがありますし、実際今参加しているアメリカ人とのブッククラブでこのトピックが出たときも、みんな「感情は抑えるものだと教えられて育った」と言っていました。
なのでこの本で感情、もろさをさらけだすことがいかに大切かということを学んだ私達は、できるだけ感情について話すことにしました。ブッククラブの最初は、それぞれにHow are you feeling?の質問をして順番に答えていきます。
普段、感情を抑えた生活をしている人でも、このブッククラブでは感情をさらけ出すことを薦められるので、普段会社や学校では話さないような深い話をシェアしてくれるメンバーが増え、そしてそういったプライベートな感情をシェアすることで、お互いの信頼が増し、まるでグループセラピーのようなとても親密なスペースができあがりました。
今読んでいる本は、12月で読み終える予定ですので、1月から、新しい本で第2期のブッククラブを開始します。
第2期のブッククラブでは、ブレネー・ブラウンのRising Strongを読んでいきます。これは、日本語では「立て直す力」という邦題で出版されていますが、ブレネーのDaring Greatlyを読んで勇気を出してアリーナに出て行き、感情をさらけ出したあと、失敗したら、転んだら、どうやって立ち上がるか、という本です。Rising Strongに関しては、こちらに詳しく内容を書いています。
ブッククラブの開始日は日本時間1月24日(日)朝10時から1時間です。北米にお住まいの方は1月23日の夜になります。週一回、1時間15分程度のZoomです。参加出来ない週でも、毎週録画しますので、後日録画をメンバーのみ公開のリストで観ることができます。
ブッククラブの連絡事項やディスカッションは、非公開のFacebook Groupをつかって行います。
ベースにする本は英語で読んでいきますが、翻訳本がでているので、日本語と読み比べて進めていくことも可能です。また、英語の表現などで分からない部分があればそれもグループ内で質問していただけます。
定員は20名です。第1期のブッククラブに参加してくださっている方を優先しますので、実質あいているスペースは3,4席ですので、早めにお申し込み下さい。
第2期の参加費は$25です。1回数ドルですが、これは、お金を払った方がコミットできるだろうと思うからです。
お申し込みはこちらから。
また、来年いつになるかわかりませんが、再度、Daring Greatlyから読み進めるグループを、希望者がいれば開催したいと思います。興味のある方は、こちらからメールを送って下さい。