Workin’ Moms – Day 78

今私達がハマっているTV番組は“Workin’ Moms”というNetflixのドラマだ。タイトルの通り、4人の小さな子供を抱えるワーママをめぐるコメディドラマ。テレビを普段観ない私は全然知らなかったのだが、もとはカナダのCBCが制作した番組で、このたびNetflixにやってきたというわけ。オンラインで友達が見ている番組としてよくこの番組の名前を聞くようになったので、オットと一緒に観てみたら、かなり面白くてハマってしまった。

カナダで制作される番組ははっきり言ってアメリカの大予算ものに比べるとショボいことが多いのだが、これは女優さん達も演技上手いし(特にアン役のDani)、4人の全く違うタイプのワーママキャラを出してきているところなど、SATCを意識してるなーと思わずにいられないけど、その割にストーリーも面白くて、まだシーズン1だけどこれからもっと面白くなりそう。

番組はそのままでも充分面白いのだが、私にとって何が楽しみかというと、番組に登場する赤ちゃんたちだ。各エピソードは4人のママたちが、「マミー&ミー」みたいな、赤ちゃんサークルのようなセッティングで様々な—授乳のことや、セックスのことなど—を話すシーンから始まるのだが、その周りで赤ちゃんたちが座ったり遊んだりコロコロしていたりして超和む。

私は長男が21歳、次男が10歳なので、完全に、赤ちゃんがいるとすぐにだっこしたがる怪しいおばちゃん化している。初対面の人でも赤ちゃんがいるとすぐにベビーシッターしますよ、などと言ってしまう。そしてほぼ毎回マジ。自分はもう子供はいらないけど、赤ちゃんってなんであんなに癒やされるのだろうか。なのでテレビを観ていて可愛い赤ちゃんがでてくると、「Baby!」と叫ぶのが癖になってしまっている。

私は今でも映画・TV業界に入ろうかどうか悩んでいるのだけど、なぜこの業界に興味があるかというと、私は昔から舞台裏というものにすごく興味があるからだ。テレビや映画を観ていて、すごいシーンになると「これっていったいどうやって撮影したんだろう??」ということがものすごく気になるタイプなのだ。

なので毎回赤ちゃんが出てくるシーンになると、「撮影大変だっただろうなあ」と制作クルーの人達のことを考えずにはいられない。英語では「子供と動物とは仕事するな」とこの業界では言われる。不測の事態が起きて撮影に支障をきたしたり時間がかかったりするから。赤ちゃん1人セットにいるだけで大変だと思うけど、こんなに何人も赤ちゃんいたらさぞかし大変だろうなと思う。撮影の時間になったらお昼寝しちゃったりしてね。(話は逸れるけどブラッドレー・クーパー主演の「アメリカン・スナイパー」で明らかに人形の赤ちゃんを使っているのは、ちゃっちゃと撮影することで有名なクリント・イーストウッド監督が、人間の赤ちゃんがセットで準備できていなかったため、待ちきれずに人形を使ったという話を聞いたことがある。観てみると、バレバレで可笑しいw)

それよりもっと気になるのが、赤ちゃんが号泣しているシーン。いったいどうやって撮影してるんだろう?わざとお腹をすかせる?つねったりするのかな?(まさかね)それとも、本当のママがスタジオを去るところを見せちゃうとか?動物と同じで、もちろん赤ちゃんに実際に危害を加えているわけはないと思うけど、それじゃあ一体どうやってるんだろう?もし業界の方で真相を知っている人がいたらぜひ教えて欲しい。