謝らない女 – Day 83

最近つとめていることについて。

毎日、何らかの依頼がインボックスに入ってくる。翻訳やプルーフリーディングの依頼だったり、ボランティア業務だったりする。

バウンダリーを駆使して、できないことにNOと言うことはかなり上手くなったけど、未だに抜けないのが、つい謝ってしまうこと。

例:

「ユカリ、3ページの医療翻訳の依頼が来てて、今週末締め切りなんだけどできる?」

ごめん、もうすでに今週受け入れたプロジェクトで一杯だから新規は受け入れられないの」

この最初の謝る部分を無くそうとしている。

依頼を断ることは悪いと思うが、謝る必要は無いと思う。

「ぜひ引き受けたいところだけど、無理だわ」と言ってそれで充分なはず。

もちろん、自分が悪いことをしたときや、本当に悪いと思っている時は謝って全く構わないと思っている。ただ、女性は全体的に必要以上に謝りすぎだと思うのだ。

例2:

今日、仕事の後ガソリンスタンドで給油していたら、バックパッカー風の恰好をした男性が近寄ってきて言った:

「すみません、ナナイモ方面へ行きますか?Are you going toward Nanaimo?

若い男性は、どこのか聞き分けられなかったけど—アイルランドかな—素敵なアクセントで、いかにもナイスガイという感じ。

もちろん、彼がいかに「ナイスガイ」に見えようが私の知ったことではない。ナイーブだった昔なら、乗せて行っていたかも知れないが、シリアルキラーのテッド・バンディーだってめちゃくちゃチャーミングな男だったのだと知っている今ではFuck Politenessなのでたとえ実際に自分がナナイモ方面に行くとしても、知らない男性を車に乗せることはない。

話を元に戻そう。

「すみません、ナナイモ方面へ行きますか?」 彼が言ったのはその一言だけだったけど、ヒッチハイクをしているというのは明らかだ。

私の口からでた最初の言葉は:

「ごめんなさい!行かないんです!I’m sorry! I’m not!

彼が本当にナイスガイに見えたので、本当に気の毒に思ってしまった。本当に、最初に口からでたのが、I’m sorry!だったのだ。

これではいかん。

私が言うべきだったのは、一言だけ「行きません。」でよかったのに。

もっと練習が必要だ。