誰にもわからない – Day 91

先のことはわからない。不確実性に関しては先日も書いたけど、私達はみんな先がどうなるのか知りたい。そしてコントロールしたい。でもそれは不可能だ。

そして先を知ることが出来ない場合、私達は往々にして、最悪の状況を想定してしまう。これはある意味人間の防御機構だと思うのだが、ほとんどの場合、その計算は間違っていることが多い。

この数日、ストレスがたまっていることがあった。とあることが起こり、そのことでクライアントに怒られるのではないか、と胃がチクチク痛むような気がするほどだった。しかしこれは最終的に全く違う方向に展開し、クライアントは私に礼を言うほどだった。

こういうことは私にはよくある。最近になってようやく学んできていることだが、最悪のケースというのは本当にならないことが多い。 実際に起こることもあることはあるが、起こらないことの方が多い。

人生のどん底という場所に、私も何度か落ちたことがある。

でも、次に何が起こるか分からないのが人生だ。

以前にも紹介したQueer Eyeのジョナサン・ヴァン・ネスの話で大好きなのが、彼のポッドキャストの話だ。

彼がQueer Eyeで一躍有名人になる以前、彼は美容師で、Gay of Thronesというウェブシリーズのホストで、またポッドキャスターでもあった。

このポッドキャストは以前は今のEarwolfとは別のネットワークで配信されていたが、ある日番組が打ち切りになった。そしてその次の日に、彼はQueer Eye出演決定の知らせをもらうのである。ジョナサンはポッドキャストに情熱を持っていたのでEarwolfにてコツコツとポッドキャストを続けていたが、Queer Eyeの大ヒットのおかげで、彼のポッドキャストも大人気だ。以前のネットワークはさぞかし悔しがっているに違いない。

今日の教訓は、たとえどんなに打ち負かされた気持ちになっても絶対に自分を信じ続けること。明日、どんな事が起こるか、誰にも分からないのだから。