えんぴつ – Day 14

この100日プロジェクトを開始して以来、今日初めて、思わずブログ落としそうになりました。ポッドキャストの収録もしたし、締め切りギリギリで原稿も一本仕上げ、家族に夕食を食べさせて、ようやく落ち着いてパソコンの前に戻ってきたところ。

どこで聴いたのか思い出せないのですが、ニューヨークにある鉛筆専門店のことをどこかのポッドキャストで知りました。ニューヨークにはあらゆるものがあるという印象なので、特に驚きはしませんでしたが。

レコード、カセットテープ、ポラロイド、手紙(手紙出すの好きなのでカナダからの手紙が欲しい方は住所を送って下さい)など、時の流れに逆行しているような気がする。こういった古いものを好む人達は、懐かしさからなのかもしれないけど、テクノロジーへのささやかな反抗なのかもしれない。最近、スマホのスクリーンばかり見ているのでこの際思い切ってガラケーに戻そうかと言っている人を数人知っています。

このニューヨークの鉛筆屋さんはかなり専門的な感じですが(真鍮の鉛筆立て$250とか!)私が使っているのは子供が学校で使っている普通の鉛筆や、日本からお土産に買ってきたキャラクターつきのものなどばかりです。

私は読書するときに書き込みをするタイプです。こういうことをいうと人でなしのように見られることもあるのですが、ページの角を折ったり下線を引いたりするのはしょっちゅうです。私にとってそれは本を汚しているのではなく、愛情表現なんです。(もちろん書き込みをするのは自分の本に限ります。)

以前はベッドの横に常にメモ帳とペンを置いておいて、何かアイデアがあったりしたら書き込んでいたんですが、ペンだと寝ている状態でメモ帳を顔の上に上げてペンを逆さまにすると、書けないんですよね.

その点、鉛筆はえらい。鉛筆は毎回書けます。鉛筆は働き者です。

今のお気に入り鉛筆は日本で買ってきたポッキーの形のもの。一般の鉛筆より遅いので、本の中に入れて、閉じることができるんです。便利。

今は家中の各部屋に鉛筆を最低一本は置いてあります。