短い人生を、いかに幸せに生きる?

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様々なニュースで取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますが、FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグ氏の夫のデイビッド・ゴールドバーグ氏が47歳の若さでバケーション中に突然亡くなりました。

ゴールドバーグ氏がCEOを勤めていたSurveyMonkeyは使ったことがある、という程度ですし、サンドバーグ氏においても著書「Lean In」を途中まで読みかけたままの状態で数ヶ月たっており、とても彼女の「ファン」とまではいきませんが、彼女のTEDトークは大好きですし、尊敬するビジネスウーマンの一人であることには変わりありません。

昨日、彼女がFacebookに投稿したこちらの声明に、涙した人も多いはず。特に、「結婚式の日に、誰かが彼とは11年しか一緒に居られないと教えてくれたとしても、それでも私は彼と結婚していました。」という部分に、胸を打たれました。

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2014年レビューと2015年の言葉

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この数年、毎年年末にその年を振り返り、翌年の抱負をブログに書く、ということを英語ブログのほうでは続けているのですが、こちらの日本語ブログには書いていなかったので、これを機に始めたいと思います。

毎年、その年の抱負(Resolution)を決める人は多いと思いますが、10日も過ぎると忘れてしまったり、ゴールがはっきりしないために(ダイエットする、など)結果がわかりにくいものもあり、特に私の周りでは「もう、抱負は決めない」とする人も多いです。

私も、その年に達成したいことや、変えるべき生活スタイルなどを挙げ出すととても長いリストになってしまうのですが、単にリストを作っても、達成できないと何の意味もないということで、この数年は1−3つのキーワードを設定して、フォーカスするようにしています。これはブログには書かずに自分の手帳に書いていたのですが、2014年の言葉はStyleでした。スタイルとは、ファッションだけでなく、その人の生き様などにもつかう言葉ですが、自分のスタイルとはどういうものなのか、いろいろ自分なりに考えた1年でした。

2015年の言葉を紹介する前に、世界征服サミット(WDS)の主催者、クリス・ギレボーがやっている年間レビューを私も今年から始めることにしました。WDS同志の堀さんが詳しい説明をブログに書かれていますが、その年にうまくいったこと、いかなかったことを書き出して、翌年へ続ける、というものです。早速ですが、私も書き出してみました。

2014年、うまくいったことは?

うまくいったこと:いろんな場所へ旅していろんな人に出会うことができた

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3月には全日空のバンクーバーー羽田便就のプレスとして東京へ。3日間だけのトンボ帰りの旅でしたが、たくさんの人にランチ会に集まっていただいてとても嬉しかったです。

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4月には夫とワシントン州へロードトリップ、7月には世界征服サミットでオレゴンのポートランドへ行きました。この世界征服サミットで同志の塚越悦子さん、堀正武さん他多くの日本人の友人に再会できたのも今年のハイライトでした。

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撮影:@Mehori

8月にはGeekbeat TVのジョンとカリに会うために初のダラスへ。テクノロジーを使って世界中の人たちとつながっている二人にいろいろ学んできました。

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9月にはバンクーバーにて日系カナダ人団体の年次総会に出席してきました。カナダで生まれ育った日系カナダ人の方々の話を聞き、彼らの抑圧された歴史を学ぶことは、100%日本人、かつカナダへの移民として生活している私にも大きなインパクトを与えました。国籍にこだわらず、日本人を祖先に持つカナダ在住者みんなで協力していくことが大切だと学びました。

うまくいったこと:たくさんの良いご縁にめぐまれたこと

2013年に引き続き、今年もたくさんの良い出会い、または以前から知っている人でもさらにつながりが強くなった方もいて、本当にありがたいです。もともと友人には恵まれている方なのですが、これに甘んじず、謙虚に関係を育んで行きたいと思います。

うまくいったこと:ほとんど病気をしなかった

2014年は殆ど病気で寝込むということがなく、ありがたかったです。ただ寝込むほどではないものの、肌あれや、アレルギー?というような症状があり、健康管理は大事だなと実感。

うまくいったこと:精神面での成長

私は特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、毎朝お祈りをするようにして、感謝の気持ちを忘れないようにするという習慣を2013年半ばから始めたおかげでストレスがぐっと減りました。この習慣は2014年は毎朝365日欠かさず続けることができ、悪いことや心配事ばかり考えて夜眠れない、ということも以前はありましたが、今年は殆どそういったことを経験せずにすみ、本当にありがたいと思っています。

それでは第2の問いへ。

2014年、うまくいかなかったことは何か?

うまくいかなかったこと:全体的な仕事の見直し

2014年は自分のビジネスや書き物、パートタイムでの仕事など2,3の仕事を掛け持ちしてましたが、「自分な何をする人なのか」という軽いアイデンティティクライシスに陥り、なかなかフォーカスできませんでした。やりたいこととやらなければいけないことのバランスがとれず、経済的にも苦労しました。幸い2014年後半に軌道修正をして来年以降どのような活動をしていくのかということはわかってきましたが、同じトラップにはまらないよう気をつけたいと思います。

うまくいかなかったこと:人間関係の見直し

幸いにも人数は多くありませんが、今年は数名の友人との関係がぎくしゃくし、距離を置くことになりました。誰にでもあることだとは思いますが、やはりその最中はショックだったり悲しかったりするのです。しかし時間が経つと、実はこれでよかったのだ、と思えるのが不思議です。心の傷は癒えましたが、とても勉強になった出来事でした。

うまくいかなかったこと:行動に起こせなかったこと

やりたいことはたくさんあるのに、実際に行動に起こせなかったことが今年もたくさんありました。本を書く、というのもその一つです。大きなプロジェクトを任されていたにも関わらず、この時期になっても終わらせることができず、とても心残りになっていることもあります。来年は本当にやりたいことだけに集中できるようがんばりたいと思います。

2015年のワード・オブ・ザ・イヤー

2015年の言葉は、数週間前シャワー中に降ってきましたw (私はお風呂に入っている時によくアイデアが浮かんだりするのです。2014年はSTYLEでしたが、2015年はCREATE。

本も書きたいし、ブログももっと書きたい。新しく始めたいと思っているショウもあるので、「もう計画は充分。あとは行動あるのみ」という意味を込めて、ふさわしい言葉だと思います。

実は2015年には二つのおまけワードもあり、それはCOMPASSIONCOOKING。

この二つはメインのCREATEほど重大ではないですが、思いやりと料理はいくらあっても足りないものではないと思うので、この二つもたくさんクリエイトしていけたらと思います。

2014年も本当にお世話になりました。このブログを読んで下さっているみなさんに、すばらしい2015年が訪れますように。

 

あなただけのクエストとは?:Happiness of Pursuit

Happiness of Pursuitこのブログでも何度もご紹介しているクリス・ギレボーの待望の新刊が出ました。日本語版のタイトルは未定ですが、原書のタイトルはThe Happiness of Pursuit。ちょっと前に、Pursuit of Happinessという映画がありましたが、これは「幸せの探求」ではなく、「探求の幸せ」といった意味ですね。
クリス・ギレボーは、World Domination Summit/世界征服サミットの仕掛け人、また$100 Startup/一万円起業の著者として日本では知られていると思いますが、それ以前に、北米では「世界中のすべての国に旅する」という偉業を成し遂げたヤツ、としても有名です。

世界中の国193カ国すべて回るのに、10年近くかかったそうですが、このHappiness of Pursuitでは、そのようなクエスト=探求/冒険について書かれています。
それでは、クエストの定義とは一体なんでしょうか?
クリスによると、以下のようになっています。

  • クエストには具体的なゴールと明確な終了地点がある
  • クエストには何らかの犠牲がともなわれる
  • クエストは多くの場合使命感によって動かされる
  • クエストには多くの小さなステップがあり少しづつゴールに向かって進む

例えば「ダイエット」「禁煙」「借金返済」などはすべてとても有意義なゴールではあるのですが、人生をかけて挑むクエストではないのでは、とクリスは書いています。

この本にはそれぞれのクエストに挑んだ人達の実例も沢山紹介されています。
トルコ、またアメリカ(!)を徒歩で横断した人達、世界を単独で航海した16歳の少女、1年間に250(!)のマラソンに挑戦した人、世界一巨大なオーケストラの演奏を実現した人、、、と書くとスケールの大きな挑戦ばかりのようですが、必ずしもそうではありません。

オクラホマ在住のSashaは、子供の頃海外で過ごした経験があるものの、今ではすっかりアメリカでの快適な生活に慣れきってしまっていました。娘にも世界の文化を知って欲しいという願いもあり、彼女は毎週、世界各国の料理を作る、というクエストに挑みます。
記念すべき最初の国はアフガニスタン、次はアルバニア、と、毎週それぞれの国の料理に関してリサーチをし、料理を作り、その国の音楽をかけながら時には友人を招いて食事を楽しむ、という形のSashaのクエストは、その後反響を呼び、同じようなクエストを始める人達もでてきました。

このように、自分の住んでいる街から一歩も外へでなくても、クエストは可能なのだ、とクリスは説いています。別の例では、編み物好きが高じて「帽子を1万個編む」というクエストに挑戦しているRobynも紹介されています。彼女のサイトでは、編み物の図案を紹介したり、編んだ帽子を寄付したりするプロジェクトも行っているようです。このように、自分一人で始めたクエストに、賛同者が集まり、コミュニティができていくことも珍しくはないようです。

感動的だったのは、韓国で英語を教えている時に知り合ったアダムとミーガン。二人はその後結婚するのですが、哀しいことに、ミーガンは病気で命を失います。悲しみにうちひしがれていたアダムですが、ミーガンが残した「人生でやり遂げたいことリスト」を、ミーガンの代わりに一つ一つ達成することを、彼自身のクエストとして始めます。ミーガンが行けなかったトロント・ブルージェイズの試合を観に行き、今までより真剣にランニングにも力を入れ、ミーガンの目標だったハーフ・マラソンも完走します。ゆっくりとではありますが、縫い物や編み物も習っているというのです。

このように、クエストに挑戦する人には、「人生は短いものなのだ」という意識がある人が多いとクリスは書いています。

また、インタビューをした多くの人達に共通していたのが「これをやらなかったら、絶対に後悔する」というフレーズが何度も登場したということ。アメリカを歩いて横断したNateは「クレイジーなアイデアなんだけど、実行するまで2年間どうしても頭から離れなかったんだ」と語っています。

この本の中には、そんなクエストに挑戦した人達(中には、失敗した人もいます)から学んだレッスン、そして同じようなクエストに出たい人のためのアイデアが沢山詰まっています。また、Dispatchと称したミニエッセイでは、クリス自身の旅の思い出、そして失敗談なども載っていて、十分に読み応えのある一冊です。

この本を読んで、私も、私のクエストは一体何なのか、思わずじっくり考えてしまいました。自分の本を出したいという夢はありますが、これは果たしてクエストと呼べるのか?まだその答えは見つかっていませんが、時間をかけて考えてみたいと思っています。

あなたのクエストは一体なんでしょうか? ぜひこの本を読んで考えてみて下さい。

どうやって、素晴らしい人生を生きる? #WDS2014 (1)

 

wds 世界征服サミット(World Domination Summit、以下WDS)に参加するため訪れた2度目のポートランドでしたが、真夏日並の気温で、すっかりカナダ人化している私は33℃でも大変でした。 Lifehacking.jpの堀さんサンディエゴの悦子さんという二人のWDS 同志に再会できたのも嬉しかったですが、今年は日本から数名初参加者もいて、WDSチーム・ジャパンがどんどん増え続けているのも頼もしいです。

私は金曜日に到着したのですが、その日はレジストレーションのあと、Body of Workという本を出版したPamela Slimのミートアップがあったので早速参加してきました。彼女のこのBody of Workという本は、自分の人生の中の様々な側面を結びつけている糸になるものをみつけて、それを単なる仕事ではなく、自分にとって大切なやりがいのある勤めとしよう、という本です。日本語版も是非早く出してほしいところです。

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今年初参加の美香さんと。撮影:堀(@mehori)さん

彼女には去年のWDSで悦子さんを通して知り合ったのですが、その後この本を読んで非常に感銘を受けた私は、本を持って行ってサインしてもらいました。

WDS2014 Audience

翌日から早速WDS開始!早くから並んで最前列を取りました。まずは主催者のクリス・ギレボーがでてきて簡単な挨拶をしましたが、ここでWDSがどんなイベントなのか、うまく表現されていた1フレーズがあるのでご紹介します。

How do you live a remarkable life in a conventional world?

型にはまった世界のなかで、どうやって素晴らしい人生を生きる?

「今までずっとこうしてきたから」「こういった仕事につくように、期待されているから」など、人は大人になるにつれて周りの期待や世間の慣習に従って生きていくようになります。周りがみんなそうしていると、それが普通に思えてくるのも怖い。

クリスは彼の最初の本のタイトルどおり、「常識にとらわれない生き方」を提唱するリーダーでもあります。彼の目標は世界中のすべての国を訪問するというもので、ありがちな「良い会社に勤めて、子供を育てて」という常識にとらわれず、ずっとオンラインで仕事をし、本を執筆したり、サイトを運営したりして生計を立てています。 WDSはこのような常識にとらわれない生き方を求める人達の集まりです。

またこのイベントには3つの価値観に注目しています。

Community (コミュニティ)

Adventure(冒険)

Service(奉仕)

WDSのスピーカーは、この3つの価値観に基づいた経験を話してくれることが多いです。

スピーカー全員の話を書き出すとスペースが足りなくなるので、特に印象に残った人の話を書いていきます。興味がある人は後日WDSのサイトに動画がアップされる予定ですのでチェックしてみて下さい。

A.J. Jacobs

Credit: Armosa Studios
Credit: Armosa Studios

日本では彼の「聖書男」というタイトルの訳書がけっこう売れたらしいのですが、私はほとんど知らない人でした。でも話は面白いし(『僕は一応ユダヤ人だけど、僕がユダヤ人っていうのは「オリーブ・ガーデン(チェーンのイタリアンレストラン)がイタリアン、っていうのを同じレベル』)、この本のテーマである、特に信心深くもない彼が、聖書に書かれているすべての教えを忠実に守ったらどうなるか?を実行した結果、周りのものや人への感謝の気持ちが高まった、というのはなるほどな、と納得させられるものでした。私も基本的には無宗教ですが、日々大切に生きて、感謝の気持ちを忘れないようにしようと常に心がけているので、そうだよなあ、と妙に感心。(後日談になりますが、彼の「聖書男」の原書「The Year of Living Biblically」を買ってきて今読んでいるのですが、読んでいて吹き出してしまうほど面白く、楽しませてもらっています。)

また、興味深かったのが、「自分は良い人になる」と考えるよりも、すこしづつ良いことをやるようにすると、次第に良い人になっていくというお話で、「形から入る」ことは普段あまり賞賛されないことですが、彼は、それは必ずしも悪いことではないよ、と言っていました。

Global Family Reunion #WDS2014

彼の現在のプロジェクトは、数ヶ月前に12番目のいとこと称する人からメールをもらったことがきっかけで始まった、グローバル・ファミリー・リユニオン。最近は家系図サイトを使って世界中の人達とコラボしながら自分のルーツをたどることができますが 、彼はこれで、世界のほとんどの人達はどこかでつながっているのだ、と説明します。ダニエル・ラドクリフや、ブッシュ元大統領などともいとことしてつながっていることがわかった彼は、有名人を訪ね歩いてもいるそうで、来年の6月にNYで行われる家族会(世界中の誰もが招待されているそう)は、アルツハイマーのファンドレイザーのイベントとして企画しているそうです。私も行きたい!

Jadah Sellner

Jadah Sellner #WDS2014

JadahはSimpleGreenSmoothie.comというグリーンスムージー愛好者のためのコミュニティサイトを運営しています。冒頭は彼女自身が10年前に書いたという詩の朗読からはじまります。お金もなく、上手くいかない恋愛を繰り返していたという過去の正直な告白からはじまりますが、スムージーのレシピを載せたインスタグラムを始めたことで、爆発的に人気がでたそうです。彼女は、成功する前はトニー・ロビンスが「Dream Big」と言っていても、どれだけ大きな目標を設定すればいいのか、見当もつかなかったと言っていました。たしかに、あまり大きな目標だと、逆にかないっこない馬鹿げたもののように思えて来ますよね。でも彼女はあえて「Say your dreams out loud」、夢を声に出して人に伝えることが大事といいます。夢を人に伝えることで、いろんな人達がちいさな助けの手をさしのべてくれるんですね。

Take Imperfect Action

二つ目のポイントは「Take imperfect action」、不完全でもとにかく行動を起こすこと。大きな目標があっても、ついつい細かいことにとらわれてしまって行動を起こさないままになっていませんか?ビジネスを始めたいけど、ウェブサイトができていない、など完璧主義者の自分が邪魔をして前に進めなくなっていませんか。結局それは夢に向かって進まないための言い訳になってしまっているんですね。そして行動を起こさないと何も始まらない。かくいう私も、本を書きたいとずっと思っていたのですが、「企画書がないから」を言い訳に、いつまでもぐずぐずしていたことをJadahのスピーチのおかげで気づくことができました。これを機会に、とにかく書き出す!ことから始めたいと思います。去年のWDSで、プロブロガーの Darren Rowseさんも「1日に一つで良いから自分の夢に向かって何かをやりなさい」と言っていたことを思い出しました。1日数行でも良いから、書くことにしました。

そして最後のポイントはLet Go。手放すべきものは潔く手放す。これは本当に難しいですよね。彼女も、グリーンスムージーの前には託児所のビジネスなどもやっていたそうですが、潔くあきらめて、次に進んだからこそ、今の成功があるのだと言っていました。

こちらも余談ですが私も彼女のサイトをチェックして以来、毎日グリーンスムージーを飲むようになりました。上のAJさんの話ではないですが、健康的な生活を送る!と意気込むよりも、とりあえず1日一杯はグリーンスムージーを飲む、と決めたら自然と健康的な生活になっていくのが面白いところです。

Shannon Galpin

Credit: Armosa Studios
Credit: Armosa Studios

ブロンドでモデルのように美しいShannonは、2013年度ナショナル・ジオグラフィックのAdventurer of the yearで、初めてアフガニスタンでマウンテンバイクに乗った女性として知られています。女性への抑圧が高いアフガニスタンでは、女性が自転車に乗ることは禁じられているのだそうです。

彼女自身、レイプの被害者であるという辛い過去を持つ女性ですが、今ではその経験をもとに、女性の自由を取り戻すための活動家として様々なプロジェクトに取り組んでいます。アフガニスタンの刑務所には、沢山の女性が収容されていますが、その理由のほとんどが、家族が取り決めた結婚相手から逃げ出してきたり、反発するような言動をしたからだとか。日本や北米の私たちからすると、ちょっと考えられない状況です。ある日そのような刑務所を訪ねたShannonは、そこの女性達がみんなそれぞれ沢山のストーリーを持っていることに驚きます。沢山の女性が彼女のところにやってきて、伝えたいと感じていることが山ほどあったというのです。

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ShannonのトークのテーマはApathy、無関心さといかに戦うか、というものでした。女性に対する抑圧や暴力なんて、遠い国のアフガニスタンで起こっていることで、全く私たちとは関係ないことのように思えてきますよね。Shannonは日々その無関心さと戦っています。どうすれば人々の目をこの問題に向けさせることができるのか。そこで彼女が始めたのはストリートアートのプロジェクトです。

Banksy (バンクシー)は、世界でも最も名な匿名()のストリートアーティストとして知られていますが、私も彼の大ファンです。Shannonはバンクシーからヒントを得て、アフガニスタンでストリートアートを展示し始めます。社会問題がアートとして目の前に出てくると、誰もそれを無視することはできない、と彼女は考えたのです。

彼女の残した「Women’s Rights is not Women’s Issue」女性の権利は女性だけの問題ではない、という一言がとても印象に残りました。だって、誰にでもお母さんや娘、姉妹がいるんですものね。

(WDSレポート、パート2につづきます。)

世界征服を目指してふたたびポートランドへ

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今年もWorld Domination Summitの季節がやってきました。100万円起業の著者、クリス・ギレボーが毎年オレゴン州ポートランドで開催している世界征服サミットについては、このブログで何度もご紹介していますが、始めて参加した去年に引き続き、今年も二年連続二回目の出場、をしてきます。

今までいろいろとブログ、ネット関係のカンファレンスに参加してきましたが、名前は出しませんが「もうこのイベントは出なくても良いな」と思うイベントが増えていくことも事実です。毎年、同じメンバーで同じことを話すということが、だんだん無意味に思えてくるのですね。

その点、WDSは、だいたいの趣旨は『常識にとらわれない生き方』を選ぶ人達が集まるイベントですが、それ以外は、参加者の興味は非常に多彩で、「このイベントはこの手の人達が集まる」とひとくくりにいえないのがあえて魅力といえるでしょう。

私の住んでいるビクトリアも、カナダではかなり美しい街として知られていますが、ポートランドはまた違った意味で面白い街です。去年、ホテルからWDSの会場まで一人で楽しく散策したことが思い出されます。

メインイベント以外にも、ヨガやミートアップ、リバークルーズなど沢山のミニイベントが企画されています。そして今年もまた、同志のLifehacking.jp堀さん、そしてMy peaceful Familyの悦子さんと合流します。日本からも参加者が年々増えているようで、今年もチーム・ジャパンで集まれることを楽しみにしています。

ソーシャルメディアでのハッシュタグは#WDS2014で随時発信していきますのでお楽しみに。

「真の自分をみつけよ」と教えてくれた世界征服サミット: WDS2013レポート(2)

(これはWDSレポートのパート2です。パート1はこちら

私の中で特に印象にのこったスピーチをあげていきますね。

Jia Jiang

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私は彼のことは殆ど知らなかったのですが、オースティン在住のブロガーであるJiaは、中国で育った子供の頃からの夢であった起業家になるということに、自分の子供の産まれる4日前に、会社を辞めて挑戦します。 奥さんは、彼の夢を理解してくれて、半年時間をくれたそうです。

4ヶ月目に、大事なインベスターから資金援助を断られて、うちひしがれていた彼に奥さんが言った言葉は「4ヶ月じゃなくて6ヶ月あげるっていったじゃないの。」ということでした。なんて素晴らしい奥さん!!!(ここで会場大喝采)

どんな小さなリクエストでも、Rejection(拒否されること)は誰でも苦手だと思います。断られるのが怖くて、好きな人をデートに誘えなかったり、昇進を上司に言い出せなかったりというのはよく聞く話です。そこで彼は100 days of rejection therapyというプロジェクトを開始します。100日間、様々な突拍子もない要求をしていって、断られ続ければ、Rijectionが怖くなくなるだろうと彼は考えたのです。知らない人に$100貸して? パトカー運転させて、とか知らない人の裏庭でサッカーしてもいい?などなど、様々なことを聞いていったそうですが、彼自身も驚いたのは、YESという人が意外にも多かった事。クリスピークリームにて、オリンピック五輪のドーナツを作って、と頼んだときにはこんな結末に。。。(このビデオはYouTubeで5万回再生されています)

拒否されたってそれはあなたの人間性を否定しているわけじゃない。怖がらずに、なんでもチャレンジしてみよう、とJiaは教えてくれました。

Gretchen Rubin

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彼女はもともとはブロガーですが、「The Happiness Project 人生は「幸せ計画」でうまくいく!の著者として有名な人です。この人はプレゼン慣れしてるな〜という感じで、話がとても面白かったです。彼女は、人はどうしたら幸せになれるのか、という事を常に研究しているそうですが、やはりその鍵は、「自分が何をしたいのか、何が好きなのかを見極める」ということにつきるようです。人間誰しも、「自分はこうありたい、こうあるべきだ」という、「理想の自分」を持っていると思いますが、必ずしもそれが真の自分とは一致しないことがままあります。彼女の例では「私は世界中を旅する人になれたらカッコいいな、とは思うけど、本当はあんまり旅って好きじゃないのよね。」「音楽に詳しくなれて、楽器の一つ二つ弾けたら良いなあとも思うんだけど、そこまで音楽が好きというわけじゃないの。」この二つは私にもあてはまるので、あるある!と納得してしまいました。それでは、真の自分を発見するにはどうすれば良いのか?という訳で、いくつかの質問を投げかけられました。

誰に嫉妬しているか?」自分が手に入れられないものを持っている人に人間嫉妬しますが、これは、あなたが本当に欲しいものをよく表していると思います。(私自身はこれは今のところ誰も浮かばなかったのです。。。気になる。。)

自分に対してどんなウソをついているか?」これも興味深いですね。私は、多分「自分程度の人間は他にいくらでもいる」というあたりかなあ。

楽しむためだけにやることは何?」Gretchenは、この質問に答えられない大人が沢山いるということを嘆いていました。仕事でなく、純粋に楽しいからやること。もし、この質問に答えられない場合は、「自分が10歳だったときに好きだったことは何?」この質問の答えが、あなたの真の自分を表していることが多いそうです。私は、今でも、10歳の時でも、好きでやることは本を読む事なんですが、これを生かした仕事って何?プロフェッショナル読書家とか?!うちのオットは、「ものを書くことと本のレビューじゃない?」と言ってくれましたが、なんか微妙。。。

参加した人それぞれ、WDSから何かを学んでいったと思いますが、私個人に特に響いたメッセージは、「夢を持ってその実現の為に1日ひとつでもなにかやること」それから「自分がやりたいことに自信を持て」ということでした。

途中、去年の参加者から話を聞く、Attendee Storiesというコーナーがいくつかあったのですが、その中の一人の男性が「Self-Doubt Is Bullshit(自己不信なんてでたらめだ)」と言っていたのが心に残りました。自分に自信がなくて「私にこんなこと無理」とか「とてもじゃないけど私には実現できない」「私よりもっと優れた人達が沢山いる」などなど、みんなそういった「頭の中で自分を否定する言葉」というのを持っていると思うのですが、一度となく今回のサミットで触れられたのは、そういった否定的な言葉は必ずしも正しくない、ということです。そんな言葉を信じてはいけません。ブルシットなんですから!

2日間にわたるWDSはあっというまに終わりを迎え、最後はダウンタウンの中心にあるパイオニアスクエアでボリウッドダンスパーティ!

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そして夜は更け、WDSの非公式テーマソングとも言えるジャーニーのDon’t Stop Believingがかかるとみんなこんな感じです。みんな、一緒に歌ってジャンプしています。ちなみに1:00前頃に堀さんが映っていますw

カナダに戻って数日たった今でもWDSの興奮は冷めやらず。モチベーションあがりまくりです。こんな素晴らしいカンファレンスを作ってくれたクリス ギレボーに感謝します。ちなみに2014年のチケットは今年の秋頃発売になるそうです。来年是非お会いしましょう!

世界征服サミット

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あさってから、世界征服サミットに参加して来ます。

世界征服というとびっくりされるかもしれませんが、英語ではWorld Domination Summit(WDS)と呼ばれるカンファレンスで、毎年オレゴン州のポートランドで開催され、今年で3年目になります。カンファレンス主催者のクリス・ギレボーは、Conventional- 平凡な生き方、つまり、「みんなこうするから」自分もこうする「べき」と言った生き方に強く反対し、自分が夢中になれるものを見つけて自分なりの人生を歩んで行こう、と提唱するライター、起業家です。

彼との出会いは、2年ほど前、ふとしたことで「The Art of Non-Conformity(日本語では『常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」』というタイトルで出版されています。)」という彼の最初の本のことを知り、偶然数日後に彼がバンクーバーにブックツアーで来ると知ったことからはじまります。私が住んでいるビクトリアは小さな街なので、ツアーは来ないとのこと。島にあるビクトリアから、バンクーバーまではフェリーまたは水上飛行機などを使わなければならず、日帰りでとても行ける距離ではありません。そこまで気になる著者でなければ「ビクトリアまで来てくれればいいのに。。。残念!」とそれで終わってしまうと思うのですが、この本のテーマが、Unconventionalな生き方というところに共感した私は、バンクーバーまで一人で行くことにしました。

バンクーバーのダウンタウンにある書店に到着すると、知っている顔はひとつもありませんでしたが、そこでTwitterを通して知り合った2人の友人とは、今でも連絡を取り合う仲です。(ちなみに、今ではWDSのスピーカーで、女性のライフスタイルコーチとして引っ張りだこのDanielle LaPorteがこの日の司会でした。)それ以来、彼のパッションであるトラベルハッキング(マイレージなどを駆使してお金をあまり使わずに旅すること。クリスは世界全国全て旅するという夢を今年達成しました。)やロケーションインディペンデントな生き方(住んでいる場所に関係なく仕事できるライフスタイルー日本語でいうとノマドでしょうか)など、個人的にも共感するところが沢山あり、彼のブログをフォローし続けています。去年、二冊目の本、「The $100 Startup」が発売された際には、サンプル本も送っていただきました。

The $100 Startup by Chris Guillebeau

そんなクリスがやっているWDS、過去2年間は参加できずに悔しい思いをしていたのですが、ここビクトリア在住のライターで、私の友人、兼メンターでもあるMike Vardyから、常々「君は絶対にWDSに行くべきだ。会うべき人が沢山いる。」と言われていました。特に去年のWDSは大成功だったようで、キーノートを行ったChris BroganやC.C Chapmanも「今まで参加した中で最も素晴らしいカンファレンスだ」と絶賛していました。また、去年は$100 Startupの本が出た年だったので、参加者全員に、ビジネスなり、寄付するなり、自分のやりたいことに使う為の現金$100を配られた事は、ネットでも大変話題になりました。

2013年分のチケットは1月に発売されてすぐに完売。これまたタイミングを逃し、また今年も無理か〜と思っていたのですが、3月の東京にて事態は急変。ブロガーサミットでお会いした堀さんが、ご挨拶した際に「WDS行きますか?」とおっしゃるではないですか!「すごく行きたいんですけど、チケット買いそびれて」というと「知り合いでチケット売りたがっている人がいるので、是非」と!!すごい展開!カナダ帰国後に早速連絡を取り、見事チケットを購入することができたのです。オンラインでの友達でも、知っているだけで15人くらいはWDSに行くようで、3000人集まるという大規模なカンファレンスで、知り合い全員に会う機会があるかどうかは謎ですが、新しい友達を作るのもこういったカンファレンスの醍醐味。メインのスピーカーは、オーストラリア人で「ProBlogger」として超有名な Darren Rowse、「The Happiness Project (日本語版は「人生は「幸せ計画」でうまくいく!」)」を書いたGretchen Rubinやこれまた有名フォトグラファーのChase Jervisなど、そうそうたる面々。

オープニングパーティはオレゴン動物園を完全に貸し切ってパーティというのもすごい。すでにTwitterでも#WDS2013のハッシュタグで盛り上がっています。確かに、今まで参加したどのカンファレンスよりも、イベント開始前の熱気がただものじゃないです。

日本からは、堀さんと、サンディエゴ在住の塚越悦子さんが参加されるので合流することになっていますが、(どこかでビデオでもハングアウトでもやれたら楽しいかも)他にも日本人の方は世界各地からいらっしゃるようですので交流が楽しみです。もちろん写真、ツイートも沢山載せますので是非チェックしてみてくださいね。

それでは世界征服サミット、いざ、出陣!

国際結婚に関するポッドキャスト My Peaceful Family

塚越悦子さん

私は、人と人をつなぐのが仕事だと常々言っていますが、無理矢理人をつなぐことなど到底無理で、いつも、ご縁というありがたいものに恵まれていることに感謝しています。

サンディエゴにお住まいの塚越悦子さんとの出会いも、そんな嬉しいご縁のおかげです。話は今年の3月までさかのぼります。

3月末に東京で、日本で有名なアルファブロガーのみなさんとお話をする機会がありました。そこで知り合った堀さんがGoogle+にて運営されている「30 日チャレンジ」のコミュニティにて、塚越さんとつながることができました。海外に住んでいる日本人女性、というだけでは珍しくもなんともありませんが、お互いChris GuillebeauBrené Brown村上春樹のファンであること、そしてお互いWorld Domination Summit(世界征服サミット-WDS)参加者という事で、一気に親近感がアップ。類は友を呼ぶというのは本当だなあと感心しています。

塚越さんは、国際結婚に関する様々な相談に乗るコンサルタントをされていて、My Peaceful Familyというブログも書かれています。

私は日本に居る時にカナダ人と結婚し、その後バツイチになったあと、去年の末に今度はアメリカ人と再婚したのですが、あまり「国際結婚」という意識は少ないです。でも、やはり「違う国の人」と住んでいるんだ、と変に感心してしまうということは往々にしてあります。

今回、その塚越さんのブログにて、2回にわたってポッドキャストに参加させていただきました。一回目は私と塚越さんで、海外に住んでどのように仕事を探すのか?といったトピックでお話させていただきました。こちらです

2回目は、私の夫を含めて、(彼の日本語はまだまだなので)英語で塚越さんと3人で、国際結婚に関してどのような心構えが必要か、などについてお話させて頂きました

まだ出会ったばかりとは思えないほど話が弾み、とても楽しいインタビューでした。素敵なご縁に感謝しています。7月にポートランドでお会いするのがとても楽しみです。

成功するための許可

先週は、ライフコーチというか、インスピレーショナルスピーカーのDanielle LaPorteの話を聞きに行く機会があった。バンクーバー在住の彼女は、The Fire Starter Sessions
という本を出版して、最近巷で人気のヒトである。私は数年前に私がメンターとして慕うChris Guillebeauの本The Art of Non-Conformity
(日本語では「常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」」)のブックツアーでバンクーバーに彼が来た時に、Danielleが司会をしていて、その時に初めて彼女のことを知ったのだけど、実際に彼女にきちんと会うのは今回が初めて。

メインイベントの前にカクテルパーティがあり、本にサインをしてもらう機会があったが、何故か子供の話で盛り上がり、彼女は8歳の息子さんが学校から帰って来るのを木の陰から隠れて見ているような心配性ママになりつつあるとのこと。ははは。

彼女は最近グングンと有名になって来ているヒトで、私は普段はインスピレーショナルスピーカーの類いは半分くらいしか信用しないので、彼女は実際会ってみてどんな感じなのか気になっていたが、ユーモアのセンスがあり、話が面白く、ファンじゃなくても十分楽しめるスピーチだった。

暗記して読むようなスピーチではなく、観客に質問を募って答えを出して行くという構成だったが、特に印象に残ったのが、
成功することに関して女性は何かと許可を求めてしまうということ。
夫がいて子供がいて、それでも何か自分自身の道で成功したい、と願うこと、仕事と子育てに追われて、自分自身の時間が欲しいと願うことに何故か罪悪感を感じる女性がいかに多いことか。
これは私自身もしっかりしていないと時々陥る罠であり、良いリマインダーになった。

これにはダニエルは、彼女の場合、クリエイティブなヒトなので、何か書きたいことが出て来た時にはそれを書くしか無いし、旦那さんも子供も最近では慣れていて、「ママはまたしばらく書くことに集中しちゃうから」と言えば納得してくれるらしい。そういう環境を作って行かないとだめってことですね。

我が家も、相方も私もものを書くのが仕事なので、4歳の息子は、基本的に、私たちが一心不乱にキーボードに向かっている時は話しかけてはいけないというのがルールになっている。もちろん、まだ4歳なのでなかなか難しいが。幸い大抵の場合私か相方がいるのでどちらかが忙しい場合は片方が子供の面倒を見れるので助かっている。

成功することに誰の許可もいらない。自分が決めた道を進むのみ。