分単位で利用できるコンサルサービス、Clarity に登録してみた

世界中のエキスパートと分単位で会話できるClarity

北米ではコンサルタントとして仕事をしている人達は沢山居て、私もその中の一人なわけですが、以前からちょくちょく名前を聞くようになっていたスタートアップのClarity登録してみました

Clarityは2012年にDan Martellが創業し、現在では6000人のエキスパートが登録しているそうです。 著名なCEOや、VCのメールアドレスを入手したとして、質問してみても、彼らが1日に何百と受け取るであろうメールの中から、あなたに返事をしてくれる可能性はどのくらいだと思いますか? おそらく非常に低いでしょうね。

有名ブロガーでありビジネスコンサルタントでもあるChris BroganHootSuiteのCEO、Ryan Holmes「リーン・スタートアップ」の著者Eric Ries などがClarityアカウントを設置していて、通常なら1時間ウン百ドルするコンサルを分単位でお願いできるのが特徴ですBroganの場合、1時間$8.33で、平均的な会話は30分だと書かれています。これがEric Riesですと1分$16.67! 1時間$1000なんですね。すげー。Holmesですと1分$1.67(1時間$100)なので、なんだかお得な気がしてきますね。

有名人で忙しい大物ビジネスパーソンのアドバイスをぱぱっと聞ける、というのは確かに魅力的です。 話した分だけお金を払えば良いので電話をかける側には経済的、そして電話を受ける側にとっても、無駄な時間を費やすことがなく合理的だと言えます。デザインは至ってシンプル。Twitter、Facebook、LinkedInサインアップでき、「推薦」の欄は、LinkedInとリンクしていれば、そこからの推薦を引っ張って来ています。

現在のところ、6000人以上のエキスパートが登録しているそうで、それぞれのエキスパートのトピックで検索し、「是非アドバイスをしてほしい」という人を見つけたら、すぐにメッセージを送って電話のアポを取る事が出来ます。 もちろん、電話番号は予約するまで非公開です。 また、このClarityでは、利益をチャリティに寄付することも可能です。Charity:Waterを始めとする沢山のチャリティがありますので、自分の好きなチャリティを指定することが可能です。

世界中のエキスパートと会話できるClarityに登録してみた

現在のところ日本語版はないようですが、普通に日本語で入力することが出来ました。 カナダの文化、自然な英会話のコツ、北米生活、ブログ、スタートアップ、国際結婚/離婚等々、こんなこと聞いてみたい!という方は是非お電話下さい。(日本の方にはスカイプでも対応できます。)

Trust Agentsの著者が新ベンチャーをローンチ

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Chris BroganJulien Smithは北米のソーシャルメディアでは知らない人が居ないほどの有名人ですが、彼らはニューヨークタイムスベストセラーのTrust Agents
の著者としても知られています。(彼らの最新作はThe Impact Equation
で、これもいかにして自分独自のプラットフォームを築いて行くかという本です。)ChrisともJulienとも、何度かイベントなどで会った縁で仲良くさせてもらっていますが、Julienはカナダ人だって知ってましたか?モントリオール在住の人です。(今のところは。)

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誰に対してもフレンドリーで、気軽に声をかけることができるChrisとはまた違って、Julienは、とにかくめちゃくちゃ頭が良く、まさにThought Leaderと言って良いでしょう。私が、このオンラインの世界で最も尊敬する人の一人です。

そのJulienが、ロンドンで行われているLeWebというヨーロッパでは有名なテック系カンファレンスにて、彼の新しい会社、Breatherをローンチしました。

Julienのブログにて「Breatherってなに?」という質問の答えは詳しく説明されていますが、主に大都市を中心とした、プライベート空間レンタルネットワークと言って良いようです。

日本でもノマドワーカーという言葉は(そのライフスタイル、名前への賛否両論あるとは言え)定着していますが、北米でもそれは同じで、色々な都市を仕事で訪れる人はどんどん増えて行っています。

そんな時に、ちょっと仕事に集中できる静かな場所が欲しい、ミーティングに使えるスペースが欲しい、昼寝がしたい、スマートフォンを充電したい、電話するスペースが欲しいなどと思った時、外出先だとその選択肢は 1:滞在しているホテルの部屋、か2:スタバなどのコーヒーショップくらいしかありません。

Julienは、スタバではとてもじゃないがプライベートスペースとは呼べない、そして静かな場所など都市には無い、そしてこれからはオンデマンドのプライベートスペースの必要性はさらに増えてくる、との考えから、その問題を解決すべくこのBreatherというネットワークを設立することになったそうです。

まだアプリはApp Storeに出て来ていませんが、スマホ一つで自分の近くにあるプライベートスペースを検索して、電話のみで予約が可能、そして30分から利用可能との事。またこのようなスペースはハイスピードインターネットがあり、綺麗で機能的なスペースである、とJulienは語っています。

このBreather、ワインセラーで、本も沢山だしているこれまたネットでの有名人、Gary Vaynerchukなどからすでに1.5ミリオンドルのシードラウンドの出資を受けることに成功したとの事で、幸先良いスタートのようです。

JulienのLeWebでのプレゼンはこちら。

まずはNYあたりから始まると思うのですが、LAやバンクーバーでもBreatherが使えるようになったら是非試したいです。