貴重な旅の思い出をプロが残してくれるFlytographer

旅行に行ったときは、やはりみんなで写真を撮りたいですよね。でも、どうしても誰か一人がカメラマン役にならないといけなかったり、、知らない人に撮ってもらうようにお願いしても、なかなかこれぞという良い写真が撮れてない。。。という経験はありませんか?結局、スマホで自撮りぽい写真ばっかりになったりして。

そんな悩みを解消する、他に例を見ないユニークなスタートアップをご紹介します。

Nicole Smith, Founder, Flytographer
Flytographer 創業者、ニコール・スミス

私の友人のニコールは、長年マイクロソフトに勤めていました。あるとき、仕事でパリに行くことになり、仲の良い友人と、仕事後現地で落ち合い、ちょっとした友人同士のバケーションを楽しむことにしました。
子供抜き、夫抜きでパリで過ごすなんて、滅多にない機会なので、沢山の思い出を友人と残したいと思っていた彼女ですが、やはり自撮りの写真ばかりになってしまいますよね。そんなある日、友人の友人も参加してブランチに行った際に、その人にiPhoneを渡し、「適当に、話しているところの写真をスナップして」と頼んだそうなのです。後でその写真をみて、ニコールは愕然としました。自分たちで撮ったどの写真よりも、この友人の友人(プロのカメラマンではなかったそうですが)に撮ってもらった写真の方が、いきいきとその場の雰囲気を伝えていたというのです。

こうして、旅先でプロに写真を撮ってもらう、Flytographer(フライトグラファー)というサービスのアイデアが産まれました。Memories are the best souvenir. 思い出が一番のお土産、というキャッチフレーズですが、本当にそうですよね。他に例を見ない非常にユニークなサービスとして、旅行業界をはじめ、各所で話題になっています。

ただ単に、旅先でフォトグラファーを雇うだけではなく、あくまで現地に詳しいフォトグラファーを用意しているそうなので、まるで、現地の新しい友人ができたような気分を楽しめます。地元の人しか知らないような特別な場所での撮影などもお願いできますし、おすすめレストランなどを教えてもらうこともできます。

家族旅行、ハネムーンはもちろん、最近どんどん人気が出てきているのが、プロポーズ!海外でロマンチックなプロポーズを計画する人が多いようですが、その「YES」の瞬間を撮ってもらいたい、と申し込む人はすごく多いようです。これからプロポーズを計画している人はぜひ使ってみては?

フォトグラファーは誰でもFlytographerでオンラインで申し込み可能ですが、厳しい審査を通り抜けたフォトグラファーのみが登録できます。

旅行者の方は、希望する都市を選び、その都市で撮影可能な写真家のプロフィールと、その人が撮った写真のサンプルをみて、誰に撮影をお願いするか、決めることができます。

現在Flytographerが利用できる都市は世界中で120都市。日本では、東京に二人、登録しているフォトグラファーが居るそうです。一番人気があり、かつ写真家の数も多いのがニューヨーク(10人)、次いでパリ(4名)だそうです。なんだか納得。

日本人で利用した方もすでにいるそうで、こちらはお友達と一緒に旅行されたポルトガルのリスボンでFlytographerを利用されたAkoさん。

写真クレジット:Gonçalo Barriga for Flytographer

この、街中を歩いている写真なんて、特に良いですよね〜

写真クレジット:Gonçalo Barriga for Flytographer

近々サイトの日本語バージョンもローンチするそうなので、興味のある方はぜひ試してみて下さい。

日本語でのお問合せは私までお気軽にどうぞ。

カナダを自転車で横断した男、再び。

安部良さんと

カナダを自転車で横断した男」と題して英語ブログのほうで安部良さんをご紹介したのは2011年の9月のことです。東日本大震災の後、カナダから応援してくれた人達に感謝する為に、カナダを自転車で横断されました。

それから約2年後、安部さんがまたビクトリアに戻って来てくださいました。

今度は、アメリカ西海岸、サンディエゴから出発し、西海岸を北上してこられました。2011年の大震災の後、カナダの人達にありがとうを伝えたい、と自転車での冒険にでられた安部さんですが、今回は、海岸沿いを北上しながら、どのくらい津波後、がれきなどが漂着しているかも見てみたかったということですが、意外にも、まだ到着していないというところが殆どなのだそうです。

安部さんは2011年のカナダ横断後にニュージーランドと台湾でも自転車で各地を回りながら「日本を応援してくれてありがとう」と伝え続けて来て下さっていますが、やはり台湾ではものすごくサポートが大きかったとのことです。嬉しいですね。

そしてやはりアメリカ西海岸は、日系の人も多いなどということもあり、ニュージーランドよりもサポートが大きかったそうです。

カナダには、バンクーバーをいったん通り抜けてナナイモへ。その後、ナナイモからビクトリアまで南下してこられました。

それにしても安部さん、日焼けがすごい!日焼け止めを塗ると虫が寄ってくるので塗らないそうですが、ほんとに、こげちゃってる感じでした。気をつけて下さいね。。

久しぶりにお会いして、カナダの約2年ぶりの印象などをうかがったあと、今後の夢なども教えて頂きました。

台湾には親日家が多いのは良く知られていますが、本当にいいひとたちに沢山会われたようで、台湾の若い人達を助ける財団を作りたいとのことでした。

日本も震災後二年を過ぎて、まだ課題は山積みですが、日本は全員の足並みが揃うのを待つ傾向があって、いつまで経っても実行に移せないということが多くないですか?等というお話をしました。以前紹介した、東北で自分だけで寄付金集めをして復興の手伝いをしているキャロラインも、「待っていたらいつまでたっても復興は進まない」という意見で自分で活動している人です。自分で、一人で、やる、ということは、団体社会の日本では批判されることなのかも知れませんが、待っていてはいつまでも実行に移せません。

今しか出来ないこと、自分にしか表現できないことというのは絶対にあると思うのです。そして、口先だけじゃなくて、実際になにかやっている人のは本当に少ないと思います。

安部さんはこの数年の自転車の旅をまとめた本を出して、それから財団を始める準備に取りかかられるそうですが、もしこのプロジェクトに賛同いただける方は是非ご連絡下さい。私も応援しています!

Kindleストアで、海外から日本の電子書籍を購入!

日本のAmazonが、Kindleの発売を開始し、それに伴い電子書籍の販売も始めました。

これを聞いて海外在住の日本人はみな「ついに日本の本がダウンロードできるのか!」と大騒ぎになり、同じことを考えた方は沢山いるようで、Twitterでも「日本語の電子書籍、アメリカのKindleで買えるのかな」というようなつぶやきを沢山見かけました。

私もその一人なのですが、みなさん一人一人状況が違うと思いますので念のため記しておくと、私はKindle端末は持っていません。電子書籍はKindle for Mac, Kindle for iPhoneという二つの無料アプリを使って読んでいます。仕事柄、レビュー用に発売前のUnproofed Copyの書籍を送ってもらうことが多いのですが最近は電子書籍も多いです。私は机に向かっている時間が長いので、そのような本はMacbook ProのKindle for Macで読むことが多いです。外出している時の時間つぶしにはよくKindle for iPhoneで本を読みます。Kindle端末も欲しいところですが、今、相方の古いiPadを使っていて、そこにさらにKindle for iPad を入れようとしているので、これだけあったらあえて端末を買わなくても良いかなという気もしています。(余談ですが今回の日本のKindleストアにはKindle for Macのことは全く触れられていません。まずは携帯端末から、ということでしょうかね。)

さて、海外から日本の電子書籍を買う方法ですが、Blog from Americaこちらのページに、非常に詳しく書かれておりますので、是非読んでみてください。吉田さん、ありがとうございます。

海外在住者としてまず最初にすべきことは、日本のアマゾンのアカウントを作ることです。おそらく、大抵の方がアメリカのアマゾンのアカウントと、日本のアマゾンのアカウントをすでに持っていらっしゃると思うので、このステップはよけいなお世話かもしれませんが、持っていない人は是非アカウントを作ってください。Amazon.comではなくてAmazon.co.jpで。この二つのサイトは別モノと認識してください。日本のアマゾンのサイトでは、居住国を「日本」にして、配送先を日本の住所(私は実家の住所を使っています。)を指定してください。吉田さんのサイトによると、クレジットカード情報は北米のもので問題ないようです。私もカナダのクレジットカードです。

オープンして数時間はバグなどあったようですが、Kindleストア既にオープンしておりますので、ここで現在購入可能な電子書籍を閲覧することが出来ます。おそらくIPアドレスのせいで私が海外からアクセスしているとわかるからだと思いますが、居住国を日本に設定していても、「このタイトルは、あなたの国では利用できません。」と出ますが、無視して大丈夫です。

さてKindleストアにて、買いたい本を決めたら、「1-Clickで今すぐ買う」、または「今すぐ無料サンプルを送信」の部分をクリックします。試しに、貴志祐介さんの「新世界より(上)」を選びました。すると。。。このような画面が現れます。

上で述べたように私もKindleアプリは持っているのに、何故?と思いましたが、私が持っているKindleアプリは全てAmazon.comとシンクしているので、このシンクを外して、Amazon.co.jpとつなげなければ行けない訳です。現在私のKindleは日本のアマゾンアカウントに繋がっていないので、上記のようなエラーが出るのは納得できます。それでは、私のKindleアプリを日本のアマゾンとつなげれば良いだけじゃん、とお思いでしょうが、既にお気づきとは思いますが、そうするにはAmazon.comと私のアプリをDeregisterしなければ行けません。このDeregisterという単語が、単なるログイン、ログアウトとは違い、なんだかコミットメントの高そうな単語。私のKindleアプリを、現在のAmazon.comアカウントからいったん外して、日本のアマゾンとつなげれば、上記のエラーは出ずに、無事に書籍購入ができるはずなのですが、その後英語の本を読みたい時にアメリカのアマゾンと再度繋げられるのか?と聞かれると、微妙です。既に、Twitterではお友達の渡辺由佳里さんが以下のようなツイートをされています。

このポストを書き始めた当初は、「怖いので私はDeregisterしない」とまとめたかったのですが、書いている途中に吉田さんから、「昨夜、何度もiPadでDeregisterしては別のアカウントでRegisterを繰り返しましたが、別に何も問題無かったですよ。 それぞれのアカウントで購入した本は、Amazonのそれぞれのクラウドに保存されています。 毎回Registerしなおすたびに、端末コピーは消えて、クラウド既存のに購入したコンテンツがリストのみされるので、読みたい本をタップすると端末にコンテンツをクラウドからダウンロードしないといけないので、ネットに繋がっていなかったり、ネットの速度が遅いと、そのたびに時間が掛かるとは思いますが、それ以外は何も問題は無いと思いますが。」というありがたいコメントが入り、私も思い切って(笑)やってみました。アメリカのアマゾンからDeregisterして、日本のアマゾンのアカウントでログイン。すると。。。

「配信先」に私のiPhoneが表示されてます。イエーイ。これで無事に書籍をダウンロードできました!

私はこのことはしょっちゅういろんなところで書いていますが、母国語でない英語で本を読むのにはものすごく時間がかかります。日本語の文庫などですと1日で読めるものが、英語になると、私には1ヶ月かかることなどざらです。(「洋書ファンクラブ」の渡辺さんはものすごく沢山の洋書を読んでらしてすごいです。)だからといって英語で本を読むのを止める訳ではありませんが、すらすら読める日本語の電子書籍がAmazon.co.jpを使って購入できるようになったというのは海外在住者には画期的なことです。

もちろん、いちいち日本とアメリカのアマゾンを切り替えたり、KindleをRegister/Deregisterするのが面倒という人も沢山いらっしゃるでしょう。一つのアマゾンのアカウントで、どの国の書籍でも購入できるようになるのが一番なんでしょうが、アマゾンさん、One thing at a timeですよね。ニール・アームストロングの月面着陸ではありませんが、「これは小さな一歩だけど。。。」といったところでしょうか。きっと、数年後には、2012年のことを振り返って、「ねえ、昔は日本の本買うのに毎回Kindleログアウトしてたよねえ。懐かしい!」なーんて言っているのでは。そうなることを祈っています。